BRAVE CF100に向け出場選手メッセージ続々公開!


ムハンマド・モカエフ、BRAVE CF王座獲得で「原点回帰の旅」を完結へ

 ムハンマド“ザ・パニッシャー”モカエフには、まだ果たしていない使命がある。そして、BRAVE 100の舞台で彼は5年前に始まった旅路に終止符を打とうとしている。

 2025年11月7日(金)、ダゲスタン生まれの英国人モカエフは、バーレーン・イーサタウンのハリファ・スポーツ・シティで、初代BRAVE CFフライ級世界王座を懸け、アイルランドのジェラルド“ジ・アニマル”バーンズと対峙する。

 25歳のモカエフにとって、それは単なるタイトルマッチではない。それは、彼を育てた組織──BRAVE Combat Federation──との物語の集大成でもある。

「BRAVE CFは、世界に自分を見せる舞台を与えてくれた。子どもの頃からの大きな夢を持っていた自分に、その扉を開いてくれたことに感謝している。」とモカエフは語る。

 アマチュア時代に数々の栄光を手にしていた彼は、2020年にBRAVE CFへ参戦。当時から“未来のフライ級スター”として高い期待を背負っていた。

 BRAVE CFでの5戦で4勝(うち2試合はサブミッション勝利)を挙げ、圧倒的な存在感を示した。その活躍は瞬く間に世界へ広がり、モカエフはグローバルな舞台で戦うチャンスを掴む。

 北米のメジャープロモーションに移籍後も無敗を維持し、過大評価ではないことを証明してみせた。

 だが、予期せぬ事情によりその契約は終了。そして彼が帰るべき場所は、やはりBRAVE CFだった。

「BRAVE CFこそ自分の“ホーム”だ。
プロキャリアを始めた場所であり、ここで歴史を作りたい。」とモカエフは語気を強めた。

BRAVE CFのフライ級は、長年才能豊かな選手が集まるも、未だ正式な“王者”が誕生していなかった階級。
その空白を埋めるのが、モカエフの使命である。

「これは自分にとって“原点回帰”の瞬間だ。
BRAVE CFでの初試合から、今日までのすべてがこのチャンスへとつながっている。
運命が再び自分をここに導いたと感じている」

 対角に立つのは、危険なストライカーにしてタフなファイター、ジェラルド・バーンズ。モカエフはその強さを認めつつ、勝利への覚悟を語った。

「簡単な試合にはならない。バーンズは素晴らしい選手だ。
でもこの試合は、自分自身のために、そして信じてくれた人たちのために戦う。
どんな困難があっても、自分を支えてくれた人たちの想いを力に変えて勝つ」


モハマド・ファクレディン、BRAVE CF史上最多タイトルを懸け「永遠の栄光」へ挑む

 モハマド“ザ・レイテスト”ファクレディンは、長きにわたりBRAVE Combat Federationの心臓として鼓動を刻み続けてきた。アラブ総合格闘技の象徴にして、二階級制覇王者、そして団体の黎明期から支え続けてきたパイオニアだ。

 しかし、レバノンが誇る英雄ファクレディンは、BRAVE 100で史上誰も成し遂げていない偉業の目前に立っている。

 2025年11月7日(金)、バーレーン・イーサタウンのハリファ・スポーツ・シティで開催されるBRAVE 100のメインイベントにおいて、現BRAVE CFミドル級世界王者ファクレディンは、ランキング2位の挑戦者アレックス“ダ・キラ・キング”ロホレと激突。暫定スーパーウェルター級王座を懸けて戦う。

 勝利すれば、異なる3階級で王座を獲得することになり、BRAVE CF史上最も輝かしい選手として名を刻むことになる。

「この立場に立てることが、今でも信じられない」とファクレディンは語る。
「BRAVE CFは最初から自分を信じてくれた。今日までのすべての成功は、彼らが自分という人間を見せる場を与えてくれたおかげだ。
ファイターとしてだけでなく、偉大さを追い求める男として。」

 41歳のベテランは、すでにBRAVE CFの歴史の中でほぼすべての頂点を極めてきた。

 パンデミック期には、ミドル級とライトヘビー級の2階級で世界王者に輝き、団体初の同時二冠王となった。さらにその前、2019年には初代オープンウェイト王座決定戦にも出場している。

 そして2024年6月、BRAVE CF 96ではライトヘビー級王者エルコ“ザ・バウンティ・ハンター”ユンを1ラウンドKOで粉砕し、空位だったミドル級王座を奪還。その圧倒的なパフォーマンスは、ファクレディンがいまだアラブMMAの象徴であることを証明した。

 だが、ファクレディンの野望はまだ終わっていない。

「自分がやろうとしていることの大きさは理解している。
3つ目の世界タイトルを取るというのは、単にベルトを増やすためではない。
限界を超えて挑戦し、どんな夢でも“追い続ける勇気”があれば叶うということを示すためだ。」

 試合の前日、ファクレディンは「BRAVE CF殿堂」入りという、団体最高の栄誉も受ける予定だ。彼の功績は競技の枠を超え、アラブ世界の無数のファイターに“夢を追う勇気”を与えてきた。

「これまでの努力、流した血と汗のすべてがこの瞬間につながっている。
長年の犠牲はあったが、何一つ後悔はない。
ここまで来た自分を誇りに思うし、すべての苦労がこのためだったと今ははっきり言える。」

 ファクレディンにとって、BRAVE 100は単なるタイトル戦ではない。それは“永遠に記憶される存在”としての証明であり、MMA界における真の遺産を築く戦いである。

「誰にも、アレックス・ロホレにも、この瞬間を奪わせはしない。
これが自分の運命だ。
ここまで来るのに全力を尽くしてきた。この瞬間を逃すつもりはない。」


アレックス・ロホレ、BRAVE100でモハマド・ファクレディンの祝典を“自らの戴冠式”へと変える決意

 モハマド“ザ・レイテスト”ファクレディンがBRAVE Combat Federationの歴史に新たな名を刻もうとしている今、その陰で静かに闘志を燃やしている男がいる。アレックス“ダ・キラ・キング”ロホレ――その名は、まもなく光の中で自身の栄光を掴もうとしている挑戦者だ。

 フランスの実力派総合格闘家ロホレは、現BRAVE CFミドル級世界王者ファクレディン(レバノン)と、暫定スーパーウェルター級王座を懸けて激突する。舞台は2025年11月7日(金)、バーレーン・イーサタウンのハリファ・スポーツ・シティ。

 今回の注目は、ファクレディンが史上初となる“3階級制覇”を狙う点に集まっているが、ロホレにとってこの夜は単なる“挑戦”ではない。それは、彼の長年の夢を叶える「運命の夜」である。

「ファクレディンの実績はリスペクトしている。だが、今こそ自分の時だ」とロホレは力強く語る。
「自分はBRAVE CFに“見物人”として来たわけじゃない。この団体を征服するために来たんだ。」

 昨年BRAVE CFに参戦したロホレは、その意志を初戦から明確に示した。デビュー戦ではマルチン“ボンバ”バンデルを初回KO。続く試合でもジウコ“ザ・ブルガリアン・リッパー”ストイメノフを1Rで沈め、強烈なインパクトを残した。さらに2024年5月のBRAVE CF94では、マンスール“ボルズ”アブドゥルザコフを3Rで仕留め、堂々たるタイトル挑戦権を手にした。

 BRAVE CFのモハメド・シャヒド代表と共に出演したポッドキャストで、格闘技ジャーナリストのサム・ブレットはこう語っている。

「彼と契約した瞬間から、アレックスが聞いたのはただ一言――『いつ世界タイトル戦ができる?』だった。彼がBRAVEに来た目的は、最初から“世界王座”だけだったんだ。」

 そして今、その執念はBRAVE 100という最高の舞台で結実しようとしている。この記念大会は団体にとっても、そして対戦相手ファクレディンにとっても歴史的な節目である。

 試合前夜、ファクレディンは初代「BRAVE CF殿堂入り選手」として表彰される予定だが、ロホレにとってその“祝典の夜”は、相手にとっての悲劇の夜となる。

 35歳の強打者ロホレは、歓声を静寂に変え、勝者として金のベルトを腰に巻く覚悟をすでに固めている。

「11月7日、俺がそのベルトを勝ち取る。
そしてこの階級のトップファイターであることを証明してみせる。」

 その言葉には、ただの挑戦者ではなく――“戴冠を運命づけられた男”の確信が宿っていた。


ジェラルド・バーンズ、待望のムハンマド・モカエフ戦へ――BRAVE 100で宿命の激突

 ジェラルド“ジ・アニマル”バーンズの心には、この2年間、ひとつの名前だけが刻まれていた。ムハンマド“ザ・パニッシャー”モカエフ――世界が認める無敗の天才だ。

 そしてついに、バーンズの願いが現実となる。2025年11月7日(金)、バーレーン・イーサタウンのハリファ・スポーツ・シティで行われるBRAVE 100のセミメインイベントにて、彼は初代BRAVE CFフライ級世界王座を懸け、モカエフと同じケージに立つ。

 バーンズが2023年にBRAVE CFへ参戦して以来、彼の目的は単なるタイトル奪取ではなかった。真の狙いは――モカエフとの対決であった。

「BRAVE CFと契約した瞬間から、ずっとこの試合を望んでいた」とバーンズは語る。

「モカエフの圧倒的な強さを見てきたが、今度は自分の手で彼を掴み、どこまで通用するか確かめる番だ。」

 モカエフの無敗記録を前に、その挑戦を望むことは無謀とも言える。ダゲスタン生まれ、イングランド育ちのモカエフは、15戦15勝という完璧な戦績を誇る。極限のプレッシャーとグラップリングを武器に、これまで7つのサブミッション勝利と2つのKOを収め、すべての対戦相手を圧倒してきた。

 アマチュア時代には2019年と2020年にIMMAF世界王者に輝き、その後プロに転向してからはBRAVE CFで5戦中4勝を挙げ、フライ級戦線を席巻した。団体離脱後も無敗を維持し、2024年12月には復帰戦でジョービンセント・ソー(フィリピン)を1Rダースチョークで沈め、再び世界に衝撃を与えた。

 だが、バーンズは怯まない。“ジ・アニマル”の異名通り、29歳のアイルランド人は激しさと信念でランキングを駆け上がってきた。BRAVE CFデビュー以来、初回フィニッシュを連発し、その後も支配的な試合運びで連勝を重ねた。最新の試合では、2025年7月のBRAVE CF 97でアリンソン“エル・チョンピラス”オチョアに3-0の判定勝利を収め、堂々と挑戦者の地位を確立した。

 さらに2024年10月のBRAVE CF 89では、サンチアゴ“ガロ・ドイド”パイヴァ戦の最中に相手のバックを制しながら、マイク越しにモカエフへの挑戦を表明するという前代未聞のアピールを行い、その強心臓ぶりを印象づけた。

「この瞬間のために努力してきた」とバーンズは言う。
「ランキングを上げ、誰が相手でも戦ってきた。モカエフは素晴らしい選手だ、間違いなく強い。」
「だが、俺は彼に人生で最も厳しい試練を与えるつもりだ。
タイトルを取りに来た。試合をするために来たんじゃない。」

 世間の予想は無敗のモカエフに傾いている。だが、バーンズは自信満々だ。

「みんな、モカエフは負けないと思ってる。だが、彼も人間だ。血を流すし、ミスもする。

 そして、負けることだってある。俺はその現実を証明する男になる。」

 11月7日――BRAVE 100で、世界は“ジ・アニマル”の雄叫びを聞くことになるかもしれない。


「過小評価されてきた男」ハムザ・クーヘジ、BRAVE 100で黄金の運命をつかむ

 約10年にわたり、ハムザ・クーヘジはBRAVE Combat Federationのケージの中でバーレーンの旗を掲げ、国の誇りと象徴として戦い続けてきた。そして今、「バーレーンMMAの顔」と称されるこの男が、いよいよ歴史の扉を開こうとしている。

 2025年11月7日(金)、バーレーン・イーサタウンのハリファ・スポーツ・シティで開催されるBRAVE 100のメインイベントにて、32歳のクーヘジは、セルビアのボリスラヴ・ニコリッチが持つBRAVE CFバンタム級世界王座に挑む。それは単なるタイトルマッチではなく、彼にとっては長年の努力と成長、そして地元の観衆の前で金のベルトを掲げるという揺るぎない夢の結晶である。

「俺は戦い続ける。毎晩この瞬間を夢見ているんだ」とクーヘジは語る。
「俺の名前“ハムザ”は偉大な戦士に由来していて、“ライオン”を意味する。俺は世界で最高の61キロのファイターだ。どこへ行こうが、どんな相手でも戦う準備ができている。」

 2016年のBRAVE CF初回大会でデビューして以来、クーヘジはこの団体の進化の礎を築いてきた。これまでに11試合を戦い、そのうち9勝を挙げた彼は、BRAVE CFの精神とアイデンティティそのものを体現している。しかし、その功績にもかかわらず、彼はこれまで過小評価されてきた存在だった。

 この点について、BRAVE CF代表のモハメド・シャヒドは強く反論する。
「彼は私がこれまで扱ってきた中で、最も過小評価されているファイターだ」とシャヒドはポッドキャストで語った。
「ハムザはアマチュアのバックグラウンドがない。柔術でもキックボクシングでも、ムエタイでもない。何の基礎も持たずに一から学び、ここまで上り詰めたんだ。」

 ハムザ・クーヘジのキャリアは、決して常識的な道ではなかった。体系的な武道経験を持たず、純粋な闘志、知性、そして不屈の意志だけを頼りに技術を磨き、強者たちの中で存在感を確立してきた。その揺るぎない努力は、仲間やファンから深い敬意を集めている。

 今回が彼にとって2度目の世界王座挑戦であり、2022年にあと一歩で逃した悲願のリベンジの舞台でもある。そして今回は、地元バーレーンの大観衆が背中を押す中、運命が再び彼の手に戻ってこようとしている。

「彼が果たしてきた役割、そしてこの地域に与えた影響の大きさを誰も分かっていない」とシャヒドは強調する。
「今こそ世界中が、ハムザ・クーヘジという男を知る時だ。彼こそがこの地域のMMAを変えた存在なのだから。」

 BRAVE 100は団体にとっても特別な節目の大会であり、そのメインイベントがまるで運命的に感じられるのは偶然ではない。クーヘジはこれまで、先駆者であり、国家の誇りであり、謙虚な戦士であった。そして2025年11月7日、その肩書きに「世界王者」という称号を加えるべく、全てを懸けてリングに立つ。

 もしその夢が現実となれば、それは彼個人の勝利にとどまらない。それはバーレーンという国、そして困難を恐れず挑み続ける全てのアスリートたちへの勝利でもある。


アイルランドの雄、ジェラルド“ジ・アニマル”バーンズMMAの歴史にその名を刻む覚悟

 アイルランドの雄、ジェラルド“ジ・アニマル”バーンズは、11月7日(金)に開催されるBRAVE 100のセミメインイベントで、MMAの歴史にその名を刻む覚悟を燃やしている。この日、29歳のバーンズは、ムハンマド“ザ・パニッシャー”モカエフと激突する。初代BRAVE CFフライ級世界王座を懸けた注目の5ラウンドマッチであり、会場はバーレーン・イーサタウンのハリファ・スポーツ・シティ。

 しかしこの戦いは、バーンズにとって単なる試合ではない。彼の中ではもっと個人的で、深い意味を持つ。ダブリン出身の彼は、バーレーンとダゲスタンを舞台に続いてきた長いMMAの因縁を断ち切り、ついにアイルランドに勝利をもたらすという使命を背負っているのだ。

 2018年のハビブ・ヌルマゴメドフ対コナー・マクレガーの一戦、そして最近のポール・ヒューズ対ウスマン・ヌルマゴメドフの戦いなど、アイルランド勢は長きにわたってダゲスタン勢の牙城を崩せずにきた。バーンズは、その雪辱を果たすべくBRAVE 100に臨む。

「アイルランド人はまだ誰も、世界タイトル戦でダゲスタンの選手を倒したことがない。それがずっと俺の心を蝕んできた。でも、この試合で終わらせる。アイルランドに勝利を持ち帰る、それは決まっていることだ」と彼は語気を強める。

 ここ2年間、バーンズの頭の中には一つの名前が刻まれていた――モカエフ。
 イングランドで育ったこのダゲスタン生まれの無敗ファイターは、フライ級の最強候補として長く君臨してきた。だがバーンズは、この瞬間にたどり着くために全てを計画してきたのだ。2024年のBRAVE CF 89で、サンチアゴ“ガロ・ドイド”パイヴァを圧倒した際には、試合中に相手のバックを取った状態でモカエフへの挑戦を公言し、その執念を世に示した。

「ずっとモカエフと戦いたかった。彼は“倒せない男”だと皆が言うけど、俺はそれを覆す。これはただの試合じゃない。俺が格闘技人生の全てを懸けて準備してきた一戦なんだ」とバーンズは強い決意を見せる。

 BRAVE CF代表モハメド・シャヒドも、この一戦の持つ意味を理解している。

「このレベルで、アイルランド人が世界タイトル戦でダゲスタンの選手を倒したことは一度もない。もしジェラルド・バーンズがバーレーンに来て、仲間や家族の前で勝利をつかめば、彼はアイルランドMMAの新しい象徴になるだろう」とポッドキャストで語った。

 バーンズにとって、この試合は歴史を変えるチャンスであり、アイルランド格闘技に新たな時代をもたらす戦いとなる。


フランスの精鋭たちに続け:アレックス・ロホレ、BRAVE 100で世界王者の座を狙う

 総合格闘技界に、いまフランス勢の新たな波が押し寄せている。その流れに乗り、歴史に名を刻もうとしているのが、アレックス“ダ・キラ・キング”ロホレだ。

 11月7日(金)、バーレーン・イーサタウンのハリファ・スポーツ・シティで開催される「BRAVE 100」にて、35歳のロホレはこれまで手が届かなかった悲願のベルト、世界タイトルを懸けて戦う。相手は現BRAVE CFミドル級世界王者モハマド“ザ・レイテスト”ファクレディン。両者はスーパーウェルター級の暫定王座を懸けて激突する。

 プロ37戦のベテランであるロホレは、世界中を渡り歩き、数多くの強豪と拳を交えてきた。フランスでもっとも実戦経験豊富な総合格闘家のひとりとして知られるが、それでも世界タイトルという大きな栄冠だけは、これまで手中に収めることができなかった。

「すべてのファイターがいつか世界王者になることを夢見ている。それこそが、どんな厳しいキャンプも、困難も乗り越える原動力になるんだ」とロホレは語る。「そして今、その夢が11月7日に現実になるかもしれない。キャリアのすべてをこの瞬間のために費やしてきた。これはすべてのファイターにとっての夢だ。」

 ロホレの挑戦は、単なる個人の栄誉にとどまらない。フランス総合格闘技界が世界に与える影響力をさらに押し広げる意味を持っている。フランスはこれまでに、フランシス・ガヌーがヘビー級の頂点を極め、クリスチャン・ムプンブがライトヘビー級王者となり、シリル・ガヌーが暫定ヘビー級王者として台頭するなど、輝かしい戦士を輩出してきた。

 また、女子フライ級ではマノン・フィオロがアマチュア時代から注目を集め、プロ転向後は世界トップ戦線に名を連ねる存在となった。

 BRAVE CFにおいても、2020年にアミン“フィアスネス”アユーブがクレイトン“プレダドール”シウバを4ラウンドでKOし、フランスに初のBRAVE CF世界王座をもたらした。そして5年後、その誇りを再び胸に刻むべく、“ダ・キラ・キング”ロホレがスーパーウェルター級で同じ瞬間を再現しようとしている。

「BRAVE CFと契約した日から、俺の使命は明確だった――BRAVE CFの世界タイトルを取ることだ」とロホレは断言する。「トップ選手たちと戦い、世界中を渡り、あらゆる障害を乗り越えてここまで来た。このチャンスを逃すつもりはない。」

 対するファクレディンもまた、歴史を追い求める男だ。彼はBRAVE CF史上初となる3階級制覇を狙っており、これは団体の歴史だけでなく、MMA全体を見てもほとんど例のない偉業である。

 だがロホレは、バーレーンでそのシナリオを書き換える覚悟でいる。彼にとってこの試合は、単なるタイトル奪取ではなく、長年の努力の証明であり、自らの生涯の戦いの集大成でもある。

「このベルトを取ることは、俺のキャリアで最も報われる瞬間になるだろう」と彼は語る。「これは単なる金のためじゃない。自分自身に、そしてここまでの道を見守ってくれた人たちに証明するための戦いだ。夢は現実になりつつある――そして、いまその手が届くところにある。」