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岡田社長とルテロ社長
2025年10月22日（現地時間）放送の「CMLLインフォルマ」にて、CMLLとスターダムの業務提携が正式に発表された。
司会のフリオ・セサール氏、CMLL社長のサルバドール・ルテロ氏とともに、スターダムの岡田太郎社長、そして長年CMLL女子部と日本の女子プロレスをつないできたエージェント・泉井弘之介氏が登壇した。
まずルテロ社長が二人を紹介した。
「泉井氏は、我々のアマソナス（女子選手）を日本へ送り出す交流の立役者です。そして岡田氏の訪問は、スターダムとの提携が本格的に始まることの証です」
（ルテロ社長）
続いて岡田社長がCMLL、アレナメヒコへの敬意を表した上でコメントした。
「ここアレナメヒコに来られて、とても嬉しく思います。スターダムは年間130試合を開催し、約35名の女子選手が所属しています。今回の提携によって、メキシコと日本の女子選手たちが互いに刺激を受け、技術を高め合えることを期待しています」
現在、CMLLにはスターダム所属の葉月、コグマが遠征中である。
すでに5戦を消化し、5連勝という輝かしい記録を打ち立てており、その存在感はメキシコ国内において絶大なものとなっている。
「このような交流は、選手たちの国際的な経験を広げ、より質の高い試合を生み出すきっかけになります」
（ルテロ社長）
左からフリオ・セサール氏、ホセ・ルイス・フェリシアーノ氏、フアン・マヌエル・マル氏、岡田社長、エドゥガル “エル•グエロ”ノリエガ氏。
また、泉井氏はこれまで長年にわたり、CMLLと日本の女子プロレス団体、選手たちとの橋渡しを行なってきた。
今回の提携について、改めてこう語った。
「日本には素晴らしい女子プロレスラーがたくさんいて、メキシコ・CMLLへ女子選手を送り出し、また、CMLLから日本へルチャドーラを受け入れてきました。この提携により、スターダムの選手たちがメキシコのリングでさらに優れた技術を披露できるよう支援していきます。この交流が始まった頃から関わってきたことを誇りに思います」
これに対して、CMLL側のルテロ社長、フリオ氏も提携に関してコメントした。
「この提携は単なる交流ではありません。スターダムとCMLLの選手たちが互いの技術やスタイルを学び合うことで、“ルチャの言語”そのものが豊かになるのです。新しい試合の組み合わせ、新しい挑戦が生まれ、両団体がより高いレベルを目指して努力する姿が見られるでしょう」
（ルテロ社長）
「スターダムの選手たちは、女子月間や国際女性デーの大会だけでなく、CMLLの通常大会にも継続的に登場する予定です。これは、メキシコと日本の女子プロレスの融合が日常的に進んでいくことを意味します」
（フリオ氏）
「彼女たちはメキシコのリングで評価を得ており、グランプリでは経験豊富な選手たちと競い合うことになります。スターダムとしても、この大会に大きな意義を感じています」
（岡田社長）
今回、葉月とコグマの活躍は、スターダムという団体をメキシコ全土に知らしめる大きな契機となった。
今後、両団体の交流にはさらなる発展が期待されている。
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