世界の華名!WWE契約発表会見DIVA革命@渋谷 華名プロ大会後フロリダ移住へ

 「スカウトされたんだ」~華名の公式会見は、オファーによるWWE契約が強調された。そりゃそうだ。売り込みが実った経緯のWWEとのタレント契約ではない。なんでも華名の広報によれば、どっかの素人サイトが「トライアウトを書いていたが違う」と流していたが、なんかKENTAの時もそんな短絡的なことしか報道出来ない媒体があったらしい。海外情報No.1の本誌『週刊ファイト!マット界舞台裏』が間違った素人報道に与しないのは無論のこと、スクープ度でもダントツなのは定期購読者に関係者の割合が高いことでも証明を待たない。
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 華名はすでにフロリダにも行っている。契約は8月すぐだ。様々な制約から隠密行動のようで、今回の会見で問い詰めてもしゃべらなかった世界の華名である。しかし、大変めでたいことには違いない。9月8日、雨の渋谷で行われたWWE会見で「華名選手と契約締結を発表」という本日解禁の情報発表である。公式発表がようやく今になったかという感慨の方が大きい。

NXTとは何か?
 WWE戦略本部からは草案から一年、ついに第三ブランドNXTの市場制圧計画と、DIVA革命はビジネス事業計画としてひとつの第1章ピークを迎えた。また、日本の女子プロレスが世界市場に紹介されていく壮大な物語の除幕式でもある。ここからが第2章だ。
 WCWを吸収合併して以来、一頭支配の弊害が指摘されないとご意見番外部アドバイザーが機能してないことになる。取りこぼしているセグメントはなんなのか? 第2位の団体と紹介されてきたTNAは、壊滅に追いやられ今や虫の息の状態だ。新日本プロレスとの提携を切り札にしてきたROHにせよ、「インディー好きマニア層」が喜びそうなメンツを世界から集結させて高品質なTV番組NXTを全国ネットで流されたら、太刀打ちできないことを知っている。
 NXTはもはや一軍育成団体ではない。RAWやスマックダウンのテイストに飽きていて、新日本ワールドで『G1クライマックス』を見たというインテリ層も照準にしている。そしてブルックリン戦争というROHとの覇権争いが大きな話題になったばかりだが、3日連続興行の初日『NXT TAKEOVER』が素晴らしい出来で、肝心の4時間枠『サマースラム』がイマイチの出来という真のパラドックス分析は、本誌9月3日号に収録されている。
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wkbutaiura111MixCoverマット界舞台裏9月3日号新日勢ブルックリン戦争G1真相永源遥SEAdLINNNG旗揚げUFC日本