(C)Mike Lano WWEを作ったといっても過言ではないハルク・ホーガンが遂に帰ってきた

ハルク・ホーガン氏、71歳で死去 史上最高のプロレスラーが静かにリングを降りる

Top画像:(C)Mike Lano (Wrealano@aol.com)

 プロレス界の象徴的存在であり、“ハルカマニア(Hulkamania)”という社会現象を巻き起こしたスーパースター、ハルク・ホーガン(本名:テリー・ジーン・ボレア)氏が、2025年7月24日(木)、71歳で逝去した。米国フロリダ州クリアウォーターの自宅にて心停止を起こし、搬送先の病院で死亡が確認された。最近受けた頸部手術からの回復中だったと報じられており、突然の訃報に世界中のファンや関係者から衝撃と悲しみの声が広がっている。

 ホーガン氏は1979年にWWE(当時はWWF)でテレビデビューを果たすと、その圧倒的なカリスマ性とリング上でのパフォーマンスで一躍時代の寵児となった。1980年代から1990年代にかけて「ハルカマニア」旋風を巻き起こし、プロレスというジャンルをアメリカの大衆文化の中心へと押し上げた立役者である。ホーガン氏の存在が無ければ、プロレスは、現在も、マイナーなジャンルであった可能性は高い。

 特に1988年、アンドレ・ザ・ジャイアントとの一戦は米テレビ史上最大級の視聴率を記録し、プロレスが単なる格闘エンターテインメントの枠を超え、国民的娯楽であることを決定づけた。その後もnWo(ニュー・ワールド・オーダー)結成など、WWEやWCWにおいて数々の話題を提供し、2005年と2020年の2度にわたりWWE殿堂入りを果たしている。

 リング外でもその存在感は圧倒的であり、『ロッキーIII』をはじめとする映画出演やリアリティ番組『Hogan Knows Best』などでタレントとしても活躍。近年では共和党大会への出席など政治的な場でも注目を集めていた。

 WWEは公式声明にて「彼はWWEの歴史を築いた最も象徴的な存在のひとりであり、我々の心に永遠に刻まれるであろう」と哀悼の意を表している。リック・フレアー、シャーロット・フレアー、トッド・グリシャムといった著名レスラーや著名人たちも、SNSなどを通じて追悼メッセージを発信し、その偉大さを称えている。

 ハルク・ホーガン氏は、単なるレスラーという枠を超え、時代そのものを体現した伝説的存在であった。彼の死は、プロレスというジャンルにとって大きな節目であり、今後もその功績と影響力は語り継がれていくだろう。安らかな眠りを、心より祈りたい。


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