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ケープタウンのグランドウェスト内グランドアリーナにて開催された「PFL Africa」初のシーズン開幕戦は、歴史に残る夜となった。メインイベントでは、コステロ・ヴァン・スティーニスが驚異的な逆転劇でPFLミドル級世界王座を獲得。コーメインイベントでは、ダコタ・ディチェヴァが無敗記録を継続。さらにバンタム級とヘビー級トーナメントでは準決勝進出者が出揃った。
<メインイベント>
“ザ・スパニヤード” コステロ・ヴァン・スティーニス(17勝3敗)は、前王者ジョニー・“プレッシャー”・エブレン(16勝1敗)を、試合残り数秒の時点でリアネイキッドチョークで失神させるという、MMA史上でも屈指の逆転勝利を達成し、新たなPFLミドル級世界王者に輝いた。エブレンは5ラウンドを通して優勢に試合を進め、判定勝利が濃厚と思われていたが、ヴァン・スティーニスは最後の最後で背後を奪い、一本勝ちをもぎ取った。
<コーメインイベント>
2024年PFL女子フライ級王者、“デンジャラス” ダコタ・ディチェヴァ(15勝無敗/英国)は、アメリカのスミコ・“レディ・サムライ”・イナバ(8勝2敗)を打撃で圧倒し、判定勝利を収めた。ムエタイをベースとした打撃は終始炸裂し、パンチ、キック、ヒザ、ヒジ、クリンチで優位を保った。イナバは最後まで果敢に攻めたが、ディチェヴァの強さが際立つ内容だった。

<フェザー級>
元Bellatorフェザー級王者、“マーセナリー” AJ・マッキー(23勝2敗/米国)は、ロシアのアフメド・マゴメドフ(11勝2敗)に判定勝ち。3ラウンドを通して打撃・グラップリングの両面で優位を保ち、復帰戦で見事なパフォーマンスを見せた。

<ライト級>
ロシアのグラップラー、アルトゥール・ザイヌコフ(16勝4敗)は、日本の新鋭・泉タケシ(6勝4敗)をテイクダウンで完全に封じ、判定で完勝。ダゲスタンの名門「イーグルスMMA」に所属し、ハビブ、イスラムらと共に鍛える実力を存分に見せた。
<ヘビー級>
Bellatorライトヘビー級王者、コーリー・“オーバータイム”・アンダーソン(19勝6敗・1NC/米国)は、2024年PFLヘビー級王者デニス・“ロシアン・ボガティル”・ゴルツォフ(36勝9敗)と激突。第2ラウンド、ボディショットでゴルツォフの動きを止め、グラウンドで連打を浴びせてTKO勝利。2013年以来のヘビー級復帰戦を白星で飾った。
■ PFL Africa 1: Cape Town 2025
日時:2025年7月19日(現地時間)
会場:南アフリカ共和国ケープタウン
<ミドル級タイトルマッチ>
○コステロ・ヴァン・スティーニス(オランダ)
5R 4分51秒 リアネイキッドチョーク
●ジョニー・エブレン(米国)
<女子フライ級>
○ダコタ・ディチェバ(英国)
判定(ユナニマス)
●スミコ・イナバ(米国)
<フェザー級>
○AJ・マッキー・ジュニア(米国)
判定(ユナニマス)
●アフメド・マゴメドフ(ロシア)
<ライト級>
○マッカシャリプ・ザイヌコフ(ロシア)
判定(ユナニマス)
●泉武志(日本)
<ヘビー級>
○コーリー・アンダーソン(米国)
2R 3分28秒 TKO
●デニス・ゴルツォフ(ロシア)