7・12BRAVE CF 97ブルガリア大会!カード続々決定

【BRAVE CF 97:ブルガリア・ブルガス大会開催へ ジャック・グラントが再び登場】

 世界各地で躍進を続けるBRAVE Combat Federationが、「Year of the BRAVE(ブレイブの年)」キャンペーンの一環として、待望のブルガリア再上陸を果たす。大会名はBRAVE CF 97。舞台は黒海沿岸都市ブルガス。これにより、BRAVE CFはヨーロッパ最多開催を誇るMMAプロモーションとしての地位をさらに確固たるものとする。

 前回のBRAVE CF 80では、イングランドのジャック・グラントが最後の数秒でアームバーを極め、アフマド・ラッバンに衝撃の一本勝ち。最後の1秒まで決して油断できない「クラッチ・フィニッシャー」として、その名を刻んだ。

 今回、グリムズビー出身のグラントは再び世界の舞台へ。スーパーウェルター級で、無敗の強打者エリエゼル・クバンザと対峙する。グラントは、ブラジリアン柔術およびルタ・リーブリのダブル黒帯を持ち、長年に渡る実戦経験とマットワークで研ぎ澄まされたスキルを武器に、打撃からサブミッションへの移行を瞬時にこなす。

 驚異的な勝利の95%をフィニッシュで決めているグラントは、そのどのポジションからでも相手を仕留める危険性を孕んでいる。破竹の勢いで勝ち続けるクバンザを止められる存在がいるとすれば、それは冷静さと混沌を同時に操るこの男かもしれない。

 この試合はコーメインイベントとして予定されており、グラントが再び“秒読み決着”の劇的勝利を狙い、タイトル戦線への足がかりを掴みにいく。


【BRAVE CF 97:メインイベントはライトヘビー級対決 モハメド・サイード・マアレム vs カロヤン・コレフ】

 「Year of the BRAVE」キャンペーンの一環としてブルガリア・ブルガスで開催されるBRAVE CF 97。今大会のメインイベントでは、アルジェリアのベテラン戦士モハメド・サイード・マアレムと、地元ブルガリアの新星カロヤン・コレフがライトヘビー級で激突する。

 マアレムはこれがブルガリアでのメインイベント登場2度目。前回も敵地のブーイングをものともせず、地元選手と死闘を演じたタフネスを誇る。「L’Ambiance(雰囲気)」の異名を持ち、Icon Jiu Jitsu Genève所属のマアレムは、戦績14勝6敗1ノーコンテスト。前に出続けるハイプレッシャースタイルと耐久力が武器で、真っ向勝負を恐れない姿勢で知られる。

 対するはブルガリアMMA界の希望、カロヤン・コレフ。Fitness Flais Strelbishte所属、戦績は12勝1敗で、ブルガリア国内では無敗。強力なテイクダウンとグラウンドコントロールを軸に、パンチでも勝負できる万能型。欧州ライトヘビー級戦線で頭角を現す存在として、地元ファンの声援を背負い、この大一番に臨む。

 コレフにとってこの試合は単なる一戦ではない。ブルガリアのMMAが「世界級のチャンピオンを生み出せる」ことを証明する舞台であり、自国の誇りを背負っての防衛戦でもある。

 一方マアレムにとっては、“アウェイでスター候補を沈める”再現のチャンス。混戦のBRAVE CFライトヘビー級で、再びタイトル戦線に名乗りを上げるには、ここでの勝利が不可欠だ。

 BRAVE CF 97がヨーロッパ最多開催のMMAイベントとしてさらなる地位を築く中、このメインイベントは今大会最大の焦点となる。

 果たして再び“暴れ者”マアレムが歓声を沈黙に変えるのか、それともコレフが地元ブルガリアの希望を守り抜き、エリートの仲間入りを果たすのか――。注目の一戦は間もなく。


【BRAVE CF 97:アフリカの破壊神“キングコング”エリエゼル・クバンザが凱旋】

 BRAVE Combat Federationが再びブルガリア・ブルガスで開催するBRAVE CF 97では、注目選手たちが続々と登場。その中でも群を抜いて存在感を放つのが、ノックアウトマシーンとして名を馳せるエリエゼル・クバンザの参戦だ。

 アフリカIMMAF王者を2度獲得し、キックボクシングでもアマチュア33勝の実績を誇るコンゴ出身のクバンザは、プロ転向後もその破壊力を存分に発揮。現在の戦績は7勝無敗(6KO)、圧倒的なパワーと殺気を漂わせる打撃で相手を蹂躙してきた。

 インドネシア・バリ島のSOMAファイトクラブを拠点に、プレッシャーと爆発力を融合させたMMAスタイルを確立。金網に上がれば、まさに“一発で全てを終わらせる男”として空気が張り詰める。その異名は「キングコング」。その名にふさわしく、一瞬で試合を破壊する男だ。

 今回は、グラウンドで数々の逆転劇を演出してきた英国の柔術黒帯ジャック・グラントとスーパーウェルター級のコーメインイベントで激突。グラントは一瞬の隙から関節技を極める危険な相手だが、クバンザにとっては自らが次世代の“ノックアウトキング”であることを証明する絶好の舞台でもある。

 この試合は、単なる無敗記録の継続ではない。スーパーウェルター級の勢力図を根底から覆す一撃が、ブルガリアの地で炸裂するかもしれない。

 観客の大歓声が鳴り響き、照明がクバンザを照らすその瞬間――
 「キングコング」が暴れ出したら、まばたきすら許されない。
 アフリカ発の破壊球が、世界の舞台でいよいよ爆発する。


【BRAVE CF 97:ヨーロッパ最注目のフライ級ファイター、ジェラード・“アニマル”・バーンズが再登場】

 BRAVE Combat Federationのフライ級戦線を牽引する一人、ジェラード・“アニマル”・バーンズが、ブルガリア・ブルガスで開催されるBRAVE CF 97にて再び金網に登場。対戦相手は、ベネズエラの危険な打撃家アリンソン・“エル・チョンピラス”・オチョア。フライ級の未来を占う、注目の一戦だ。

 バーンズはアイルランドのFight Academy Irelandに所属し、現在5連勝中。BRAVE CFでは、デビューから2戦連続フィニッシュ勝利を挙げた唯一のフライ級ファイターとして、その爆発力と決定力を証明している。アイルランドの誇りとともに、世界トップクラスの実力を携えて挑むバーンズは、ランキング上位進出を視野に入れている。

 “アニマル”の異名にふさわしく、試合開始からプレッシャーをかけ続け、レスリングとグラップリングを武器に相手を圧倒。打撃の精度も試合ごとに向上しており、現在ヨーロッパで最も将来が嘱望されるフライ級の逸材として評価されている。ここで圧巻の勝利を挙げれば、一気にタイトル挑戦権に手が届く位置まで浮上する可能性もある。

 対するオチョアは、Uniq Fight Club所属の2階級制覇経験を持つストライカー。5勝のうち3つをフィニッシュしており、アグレッシブかつリスクを恐れないスタイルで知られる。大舞台にも慣れており、チャンスを一瞬で勝利に変える爆発力を持つ。

 このカードは、オールラウンダー vs ノッカーというスタイルの激突。バーンズが連勝をさらに伸ばしてタイトル戦線に名乗りを上げるのか、それともオチョアがその勢いを止め、自らの存在を世界に示すのか。

 BRAVE CFフライ級125ポンド戦線における次の台風の目を決める大一番。どちらがこの激戦区に爪痕を残すのか、注目は高まる一方だ。