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<メインイベント>
エリン・ブランチフィールド(ランキング4位)とメイシー・バーバー(同5位)によるメインイベントは、2人がオクタゴンへ向かう直前に中止となった。バーバーがメディカルチェックにより試合不適格と判断されたため、試合はキャンセルされた。ブランチフィールドは以下のようにコメントした。
「控室に来て、バーバーが体調不良で試合ができないと知らされた。こんな展開は予想していなかった。コーチたちは『彼女との再戦は考えなくていい。彼女はあなたのレベルじゃない』って言ってた。私はトップ5の他の選手と、もう一度5ラウンドの試合をしたい。今夜はケージに上がれなかったけど、それでも成長の糧にはできるはず」
<コーメインイベント>
UFCライト級ランキング7位のマテウス・ガムロは、自身のランキングを賭ける必要はなかったが、勢いに乗るルドヴィト・クラインとの試合を通じて、トップコンテンダーとしての存在感を改めて示した。クラインの高いテイクダウンディフェンスは、ガムロの圧力により破綻。打撃で下がらせ、何度もテイクダウンを奪い、判定で完勝を収めた。試合後、ガムロはこう語った。
「俺にとって最も大事なのは勝利だった。フィニッシュはできなかったが、完全に支配した。俺は常にレスリングを体現している。“シュート”だ!俺のテイクダウンは誰にも止められない。俺は世界で最高の一人で、それを証明したい。誰とでも戦いたい。次はヨーロッパで、パディ・ピンブレット、そしてベノワ・サン・ドニとパリで5ラウンド。俺は“煙”が欲しいんだ!」
■ UFCファイトナイト・ラスベガス107
日時:現地時間2025年5月31日(土)
会場:アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガス UFC APEX
<ライト級>
○マテウシュ・ガムロ(ポーランド)
判定(ユナニマス)
●ルドヴィト・クライン(スロバキア)
<ウェルター級>
○ラミズ・ブラヒマイ(米国)
1R 3分16秒 ギロチンチョーク
●ビリー・レイ・ゴフ(米国)
<ライトヘビー級>
○ダスティン・ジャコビー(米国)
1R 1分50秒 TKO
●ブルーノ・ロペス(ブラジル)
<フェザー級>
○ケトレン・ヴィエイラ(ブラジル)
判定(ユナニマス)
●メイシー・チアソン(米国)
<ミドル級>
○ザック・リース(米国)
判定(ユナニマス)
●ドゥシュコ・トドロヴィッチ(セルビア)