[週刊ファイト5月1日期間 [ファイトクラブ]公開中
▼ベガスDDT竹下幸之助MAO 鈴木みのるヨシヒコ 青木真也Tサッチャー
photo by George napolitano 編集部編
・DDT goes LAS VEGAS!竹下幸之助レイジングファイヤーMAOがメイン
・Universal王座戦!ヨシヒコ鈴木みのるカルチャーショックなく絶賛の嵐
・元NXT関節技教室のティモシー・サッチャーx青木真也は理解されたか
・We’re not worthyニックWayne’s World+勝俣瞬馬&須見和馬ギャグ
・翌19日DDT GCW TJPW合同興行の主な試合結果
■ DDT goes LAS VEGAS!
日時:4月18日(現地時間)開始15:00
会場:米ネバダ州パームス・カジノ・リゾート内パール・シアター
DDT goes LAS VEGAS!竹下幸之助レイジングファイヤーMAOがメイン
<第8試合 スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負>
○KONOSUKE TAKESHITA
17分24秒 レイジングファイヤー⇒片エビ固め
●MAO
GCWのリングをそのまま使ったDDTのベガス進出大会。やはりメインはAEWの竹下幸之助vs. MAOが組まれたが、責任重大だったのはMAOの方である。しかし、バンバンと場外にも飛んで、2025年のDDTがどういうレベルにあるか、いわばショーケースとなり評価は高かったのだ。
間違いなくMAOの名前は米国にも轟いたのである。
締めのマイクまでMAOがやったのは驚きなのだった。
Universal王座戦!ヨシヒコ鈴木みのるカルチャーショックなく絶賛の嵐
<第7試合 DDT UNIVERSAL選手権試合 60分1本勝負>
[王者]○鈴木みのる
15分10秒 ゴッチ式パイルドライバー⇒体固め
[挑戦者]●ヨシヒコ
※第18代王者が初防衛に成功
な、な、なんとのUniversal王座戦だったが・・・。「俺様はほうきともプロレスやれる」と豪語したリック・フレアーから50年。日本からの最終兵器ヨシヒコ相手に、鈴木みのる試合運びが会場の驚きを感嘆に変えていく。
ビジネスの桁が余りにも違うWWE帝国の猛威に対抗して、日本に残された輸出可能なスポーツ文化は一体なにが残されていたのか。
まさか最後の砦がヨシヒコだったとは、究極のアンチテーゼをDDTはラスベガスにて打ち込んだのであった。
落ちたヨシヒコに場外カウントが数えられた時、プロレスの底なし沼に突き落とされたのは見ている自分自身なのだと、『対自核』(Look at Yourself)のパラドックスに辿り着く。インテリの知能を試されたのは、貴方の方なんだと。
やがて試合は流血の神話劇へと昇華していく。鏡に映る自身の姿を求めて・・・。