イーサン・カーターⅢ王座防衛TNAインパクト・レスリング+アンダーテイカー大暴れWWEロウ大会

(C)TNA

 2015年8月19日のTNAインパクト・レスリングは、TNA世界ヘビー級王座挑戦者決定キング・オブ・ザ・マウンテンを制したPJブラックが、王者イーサン・カーターⅢに挑戦した。
 番組冒頭で、TNA創始者にして、現在はGFW代表であるジェフ・ジャレットが妻カレンを連れて登場。イーサンとPJブラックの王座戦を発表するも、イーサンがこれを拒否。ここはTNAだから、GFWの選手であるPJブラックとは戦わないと対戦を避けようとしたのだった。これに対し、カレンが激怒。こんな逃げ回る王者はないと罵り、またバックステージでブリー・レイ、ドリュー・ギャロウェイが闇討ちされたが、これも卑怯者のイーサンのせいではとまで言ったのだ。遂にイーサンも逃げれなくなり、王座戦を行う事になった。試合はブラックが猛攻をつづけるが、トップロープに上った瞬間、イーサンがロープを揺すってブラックを落とし、ブラックはコーナーに股間を強打。これをチャンスとイーサンはすぐさまワン・パーセンターを決めてフォール勝ち。イーサンが辛くも王座防衛を果たしたのだった。

 そして試合後、番組を取り仕切るGMであったブリー・レイが何者かに襲われ番組に出れなくなったので、代わりに自分に番組を仕切らせてくれとジェフ・ジャレットがディクシー・カーター社長に直談判。ディクシーは来週までに考えるとしているとしたが、どうなるのだろうか?新たな動きがありそうなTNAマットから今後も目が離せないだろう。

■ TNA Impact Wrestling 
日時:2015年8月19日(放送日)
場所:アメリカ・フロリダ州オーランド

<TNA世界ヘビー級王座タイトルマッチ>
○イーサン・カーターⅢ(王者)
 ピンフォール
●PJブラック(挑戦者)

<シングルマッチ>
○マット・ハーディ
 ピンフォール
●タイラス

<シングルマッチ>
○ドリュー・ギャロウェイ
 ピンフォール
●イーライ・ドレイク

<ハンディキャップマッチ>
○ゲイル・キム
 ピンフォール
●ドールハウス

<オープンミックチャレジ>
○ミスター・アンダーソン
 ピンフォール
●ブラム

 2015年8月17日に放送された『RAW』は、2015年8月23日に開催されるWWEのPPV大会『サマースラム2015』直前という事もあり、盛り上げる事件が豊富に行われた。特にWWE世界ヘビー級&US王座統一戦を差し置いてメインとなったブロック・レスナー対ジ・アンダーテイカーの一戦への期待は膨らむ一方だった。

 今回のロウ大会はレスナーの地元ミネソタ州だった為、レスナーが登場すると大歓声で迎えられ、代理人ポール・ヘイマンは、レスナーがテイカーを倒すと宣言。しかし、そこで会場が暗転し、テイカーが現れたのだった。テイカーは、レスナーにローブロー、更にチョークスラム、そしてツームストンパイルドライバーと殺人フルコースでレスナーをマットに沈めたのだった。前哨戦は完全にテイカーの圧勝。レスナーはどうするのだろうか?

 さらに、怪我で欠場(というアングル。実際は映画撮影)していたドルフ・ジグラーも遂にロウ大会に復帰。抗争中のルセフを襲い、『サマースラム2015』での対決をアピールしたのだった。

■ WWE RAW 
日時:2015年8月17日(放送日)
場所:アメリカ・ミネソタ州ミネアポリス

<シングルマッチ>
○サーシャ・バンクス
 ピンフォール
●ニッキー・ベラ

<8人タッグマッチ>
○プライム・タイム・プレイヤーズ、ルチャ・ドラゴンズ
 ピンフォール
●ニュー・デイ、ロス・マタドーレス

<シングルマッチ>
○ライバック
 ピンフォール
●ミズ

<シングルマッチ>
○ルセフ
 アコレード
●マーク・ヘンリー

○ベッキー・リンチ
 ディス・アーム・バー
●タミーナ

<シングルマッチ>
○ロマン・レインズ
 ピンフォール
●ルーク・ハーパー×

<タッグマッチ>
○ランディ・オートン、セザーロ
 ピンフォール
●ケビン・オーエンズ、シェイマス

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