■ RESISTANCE-19
主催:JAPAN KICKBOXING INNOVATION
日時:2025年4月5日(土)
会場:東京・新宿FACE(東京都新宿区歌舞伎町1-20-1 ヒューマックスパビリオン新宿歌舞伎町7F)
MVP 松田 虎之助(STRIFE)
ベストバウト 翔龍(エボリューションムエタイジム)×鈴木 颯(TEAM FOREST/シュートボクシング協会)
ベストKO 宮田 瀬那(HOSOKAWAジム)
<第7試合 INNOVATIONライト級(61.23kg)タイトルマッチ 3分5回戦>
○紀州のマルちゃん(王者/キシュウノマルチャン/武勇会/INNOVATIONライト級王者)
判定3-0(49-48、49-48、49-47) マルちゃんの王座初防衛
●井上 竜太(挑戦者/イノウエ リュウタ/習志野ジム/INNOVATIONライト級1位)
第1ラウンド、挑戦者、井上が積極果敢に右インローキックを繰り出すも、背丈で上回るロングリーチの王者、マルちゃんが左ミドルキックで牽制。ラウンド終盤にマルちゃんは、パンチ連打でアドバンテージを奪う。
第2ラウンド、マルちゃんが首相撲から膝蹴りと攻撃に厚みを持たせ、その距離を井上が離脱するとバックハンドブローといった多彩さを見せる中、井上は、ローキックからパンチコンビネーションを頭部、腹部と打ち分けてダメージを与える。
第3ラウンド、井上は、ディフェンスを固くしながら右インローキックを中心とした攻めを一貫させる。マルちゃんは、更にパンチコンビネーションの連打に肘打ちを織り交ぜる。ラウンド終了後アナウンスされた途中採点は、ジャッジ2者が王者を支持。
第4ラウンド、井上の再三再四のローキックにマルちゃんのバランスが崩れる様子があり、挑戦者の一気呵成モードが目立つ。
第5ラウンド、ローキックに懸ける井上を左ストレートの長距離砲で撃ち抜き、パンチ連打、首相撲からの膝蹴りを激化させるマルちゃん。逆転を狙い執念を感じるローキックを振るい続ける井上。試合は白熱の一途をたどる中、試合終了。判定は、1ポイント差2名、2ポイント差1名のユナニマスデシジョン(判定3-0)でマルちゃんが王座発防衛に成功。
紀州のマルちゃんのコメント:竜太選手、メッチャ強くなっていて僕もしんどかったです。この先もっと強くなるんでよろしくお願いします!
<第6試合 INNOVATIONフライ級(50.8kg)タイトルマッチ 3分5回戦>
○松田 虎之介(王者/マツダ トラノスケ/STRIFE/INNOVATIONフライ級王者)
4ラウンド 2分33秒 →セコンドからのタオル投入
●吉角 綾真(挑戦者/ヨシズミ リョウマ/マイウェイジム/INNOVATIONフライ級6位)
第1ラウンド、王者、松田が左ミドルキックを的確に当てペースを握る。
第2ラウンド、松田が左インローキックを織り交ぜ、吉角がバランス崩す場面も。
第3ラウンド、松田が首相撲からの膝蹴りでダウン奪取。
第4ラウンド、松田が更に左ミドルキックを効かせた上で、組み膝蹴りの猛攻で2度目のダウンを奪うと、青コーナーからタオルが投げ込まれ、レフェリーが試合をストップ。新鋭王者がTKO勝利でタイトル初防衛を果たした。
<第5試合 団体対抗戦 ウェルター級(66.67kg) 3分3回戦>
○ Hiromi(ヒロミ/拳心館/NKBウェルター級5位/日本キックボクシング連盟)
TKO 2ラウンド 1分25秒 右肘打ち
● yuuki(ユウキ/拳伸ジム/INNOVATIONウェルター級8位)
INNOVATION場×NKBによるランカー同士の団体対抗戦。強烈な左右フックで前進するyuukiがペースを掴む中、長身のHiromiが首相撲から肘打ちを連打すると藤田がダウン、そのまま豪快なTKO勝ちを収めた。
<第4試合 INNOVATIONフライ級(50.8kg)新人王決勝戦 2分3回戦(延長1R) 肘打ちなし>
○ 和田 修虎(ワダ シュウト/橋本道場)
判定3-0(30-27、30-27、30-27)
● 石井 識規(イシイ サトキ/STRIFE)
<第3試合 59kg契約 3分3回戦>
○ 佐野 澪(サノ レイ/マイウェイジム)
判定3-0(30-29、30-29、30-28)
● 篤志(アツシ/バトルフィールド team JSA)
<第2試合 団体対抗戦 スーパーバンタム級(55.34kg) 3分3回戦 肘打ちなし>
△ 翔龍(ショウリュウ/エボリューションムエタイジム)
判定1-1(29-30、30-29、29-29)
△ 鈴木 颯(スズキ ソウ/TEAM FOREST/シュートボクシング協会)
<第1試合 55kg契約 3分3回戦 肘打ちなし>
○ 宮田 瀬那(ミヤタ セナ/HOSOKAWAジム)
TKO 3ラウンド 1分4秒 レフェリーストップ
● シオチャイ FJ KICK ASS(シオチャイ エフジェイ キックアス/FJ KICK ASS)
<SMASHERSオープニングアマチュアマッチ2 ジュニア49kg級タイトルマッチ 90秒3回戦>
○ 秀馬(王者/シュウマ/エムトーンジム)
判定3-0(30-27、30-27、29-27)
● 磯辺 暖大(挑戦者/イソベ ハルト/HOSOKAWAジム)
2025年初の団体主催興行として、新宿FACEで開催された「RESISTANCE-19」大会内にて、2024年 JAPAN KICKBOXING INNOVATION年間表彰がリング上で行われた。
受賞者は以下の通りである。
【MVP】
切詰 大貴(武勇会)
安本 晴翔(橋本道場)
花岡 竜(橋本道場)
【技能賞】
紀州のマルちゃん(武勇会)
【敢闘賞】
松田 虎之介(STRIFE)
松田 虎之介 コメント:
「MVPに選んで頂けて嬉しいです!もっと上を目指して強くなります!応援よろしくお願いします!」
【殊勲賞】
涼矢(エボリューションムエタイジム)
【特別賞】
前田 太尊(マイウェイジム)
【年間最高試合】
元山 祐希(武勇会) vs 前田 太尊(マイウェイジム)
【新鋭賞】
裕次郎(拳伸ジム)
翔力(拳伸ジム)
弘・センチャイジム(センチャイムエタイジム)
夢叶(エムトーンジム)
RiNRiN(ライジング己道会)
【新人王】
和田 修虎(橋本道場)
【メディア賞】
ゴング格闘技賞:切詰 大貴(武勇会)
ファイト&ライフ賞:涼矢(エボリューションムエタイジム)
イーファイト賞:切詰 大貴(武勇会)
バウトレビュー賞:前田 太尊(マイウェイジム)
【ベストバウト】
翔龍(エボリューションムエタイジム) vs 鈴木 颯(TEAM FOREST/シュートボクシング協会)
【ベストKO】
宮田 瀬那(HOSOKAWAジム)
2024年を象徴するファイターたちの活躍に敬意を表するとともに、さらなる飛躍が期待される。