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<メインイベント>
急成長中のフェザー級同士が激突。ランキング8位のジョシュ・エメットと10位のリローネ・マーフィーがオクタゴンに上がり、競り合いのまま5ラウンドを戦い抜いた。エメットのグラップリングとマーフィーの打撃が拮抗し、ハイレベルな攻防が続いたが、最終ラウンドでのダウンと全体の手数がマーフィーに軍配を上げた。試合後、マーフィーはこう語った。
「自分の戦いを貫くしかなかった。誰だって彼がワンパンチで倒す力を持ってるのは知ってる。だからトップレベルで戦う必要があった。ミスは許されなかった。これで16戦無敗!当然タイトルマッチは狙ってるけど、トップ5かトップ3の誰でもいい。この勢いのまま突き進んで、チャンピオンの座にたどり着くよ」
「ROAD TO UFC」シーズン2のバンタム級優勝者イ・チャンホが、韓国代表としてUFCデビューを果たし、デイナ・ホワイトのコンテンダーシリーズ出身のコータヴィアス・ロミアスと対戦。完璧な内容で「パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト」ボーナスを獲得した。序盤からパンチで圧力をかけながらテイクダウンに繋げ、グラウンドでは終始主導権を握り、2ラウンドでTKO勝利を収めた。イ・チャンホは次のように語った。
「グラップリングとスクランブルに備えて準備してきた。コーチとチームメイトが本当に自分をここまで導いてくれた。キャンプ中は地獄のような練習だった。でも自分の今日のパフォーマンスには満足していない。自分は“コリアン・メラブ・ドバリシビリ”になりたい。『マシーン』になる」
■ UFCファイトナイト・ラスベガス105 エメット 対 マーフィー
日時:現地時間2025年4月5日(土)
会場:米ネバダ州ラスベガス UFC Apex
<フェザー級>
○リローネ・マーフィー(イングランド)
判定(ユナニマス)
●ジョシュ・エメット(米国)
<フェザー級>
○パット・サバティーニ(米国)
判定(ユナニマス)
●ジョアンデルソン・ブリート(ブラジル)
<バンタム級>
○イ・チャンホ(韓国)
2R 3分48秒 TKO
●コータヴィアス・ロミアス(米国)
<ミドル級>
○ブラッド・タヴァレス(米国)
判定(ユナニマス)
●ジェラルド・マーシャート(米国)
<フライ級>
○オデ・オズボーン(米国)
2R 1分54秒 TKO
●ルイス・グルーレ(米国)
<ミドル級>
○トーレズ・フィニー(米国)
判定(スプリット)
●ロバート・ヴァレンティン(スイス)