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メインイベント
UFCフライ級元王者で現在ランキング2位のブランドン・モレノと、元タイトル挑戦者でランキング9位のスティーブ・エルセグによるトップ10対決が実現。非常に競り合った5ラウンドの末、モレノがエルセグとのハイレベルな激闘を制し、自身2連勝となるメインイベント勝利を挙げた。試合は判定にもつれ込み、スコアカードが集計された結果、モレノが母国メキシコで初のUFC勝利を手にした。モレノは試合後、次のように語った。
「ここにたどり着くまで本当に多くのことがあった。たくさんの努力と献身を重ねてきた。ここに来るために、チケットを手に入れるのがどれだけ大変か分かってる。だからこれは全部、みんなのためのものなんだ!僕はUFCの流れを変えられる
コーメインイベント
当初予定されていたケルヴィン・ガステラムの復帰戦は、ジョー・パイファーの体調不良により延期に。その代わりとしてマヌエル・トーレスとドリュー・ドーバーがコーメインに昇格し、地元メキシコの観衆の前でトーレスが大爆発。第1ラウンドで強烈な右ストレートをクリーンヒットさせ、続けざまにハンマーフィストで追撃してノックアウト勝ちを収めた。試合後、トーレスはこう語った。
「本当に来てくれてありがとう。僕はみんなのために戦ってる。みんながいなければ、こんなことはできなかった。これは僕のチーム、コーチ、家族、そしてみんなに捧げるよ。愛してる。信じられないよ。お母さん、お父さん、僕が世界一だよ!本当に誇りに思う!」
■ UFCファイトナイト・メキシコシティ モレノ 対 エルセグ
日時:現地時間2025年3月29日(土)
会場:メキシコ合衆国・メキシコシティ アレナ・シウダ・デ・メヒコ
<フライ級>
○ブランドン・モレノ(メキシコ)
判定
●スティーブ・エルセグ(オーストラリア)
<ライト級>
○マヌエル・トーレス(メキシコ)
1R 1分45秒 TKO
●ドリュー・ドバー(米国)
<フライ級>
○エドガー・チャイレス(メキシコ)
1R 2分30秒 リアネイキッドチョーク
●CJ・ヴェルガラ(米国)
<バンタム級>
○ラウル・ロサス Jr.(米国)
判定
●ヴィンス・モラレス(米国)
<バンタム級>
○ダビド・マルティネス(メキシコ)
1R 4分38秒 TKO
●サイモン・オリヴェイラ(ブラジル)
<フライ級>
○ケビン・ボルハス(ペルー)
判定
●ロナルド・ロドリゲス(メキシコ)