ミャンマーカレン州パァンの村で、2月23日と24日の2日連続でラウェイ大会が開催された。ミャンマーでは2021年のクーデターによる政変転換で再び軍政となってしまい、軍政となった国軍は、民政側と以前より続いていた少数民族地域(カレン州)軍との内戦が絶えない状態となっており、ラウェイ大会も激減して衰退状態。有力選手はONEやクン・クメールなどに出場して、日本でラウェイ大会を開催していたFOG(ファースト・オン・ステージ)も国際式ボクシングに方向転換している。
そんな中開催された2日連続大会、初日は“ファイティング・マシーン”の異名を持ち連戦、国際戦経験も豊富なタ・ペイニョとONEミャンマー大会で優勝経験あるスイ・ティ・アウンが時間切れ引分。2日めは現ラウェイ無差別級王者と見做されるスイ・ティ・ウィン・ラインが、日本大会にも参戦7経験あるアウンカインと時間切れ引分という3Rでは結着がつくのは難しかった。(トップ写真)
■ ラウェイ・チャレンジファイト
日程:2025年2月23日、24日
場所:ミャンマー・カレン州パァン
公式ライブ配信:Soccer House Myanmar
2日め(24日)
<メイン ラウェイ 3分3R>
△スイ・ティ・ウィン・ライン (ミャンマー )သွေးသစ်ဝင်းလှိုင်-Thway Thit Win Hlaing
・ラウェイ王者
・ゴールデンベルト2018年71㎏ & 2016年67㎏王者
・ONE2敗
時間切れ引分
△アウンカイン(ဘိလပ်မြေစက်ရုံ-Sat Yone/Cement Factory)အောင်ခိုင်‐Aung Khaing
・ILFJ日本大会1敗
他数試合
初日(23日)
<メイン ラウェイ 3分3R>
△スイ・ティ・アウン(Family) သွေးသစ်အောင်-Thway Thit Aung
・ゴールデンベルト2015年67㎏&2017年71㎏王者
・ONE 3戦2勝1敗 2015ミャンマーMMA ONE CHAMPIONSHIP ライト級トーナメント優勝
時間切れ引分
△タ・ペイニョ(ဘိလပ်မြေစက်ရုံ-Sat Yone/Cement Factory)-သပြေညို-Tha Pyay Nyo ※ONE4勝4KO
・2015年ゴールデンベルト63.5kg王者
・2016年ONE MMAミャンマーフェザー級王者
・THAI FIGHTカッチューア1勝1KO1敗、BKFC1敗、日本人選手に2勝vs.金子大輝
・ONE4戦4勝
他数試合
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