改装工事の為、大阪府立第一での開催は、一旦今回で最後の興行となった。五大タイトルマッチなど、豪華なカードとなりチケットは完売した!
メインは、IWGPのシングルに9年ぶり9度目の挑戦となった後藤洋央紀。会場は試合と共に大後藤コールに包まれる。お互い、必殺技を序盤から惜しげもなく出していった。しかし、最後は後藤のGTR改が炸裂。ザックは返すことが出来ずに王座転落となった。
セミファイナルは、辻陽太のグローバル王座防衛戦。挑戦者ゲイブ・キッドと激しい打ち合いの末、両者ノックダウンとなったが、両者の健闘を称え館内から新日本コールが沸き起こった!
しかし、試合後H.o.Tが乱入。大トリには失踪していたEVILが登場し、会場の空気をぶち壊した! 更に、ゲイブのBULLET CLUB追放を宣言。今後の成り行きが気になることろだ。
ほかにも、内藤哲也&高橋ヒロムの師弟コンビがIWGPタッグを奪取! ジュニアを主戦としている選手がこのベルトを獲ったのは、ヒロムが初となる。
オーカーンとシングルで一騎打ちを行った海野翔太は、屈辱の敗北で自らバリカンで髪の毛を刈り、会場を騒然とさせた。
まだまだ、上村優也の登場、大岩陵平のNEVER挑戦表明、棚橋弘至と真壁刀義の縁(えにし)対決など、多くのサプライズや感動が詰まった4時間弱であった。
■ 新日本プロレス THE NEW BEGINNING in OSAKA
日時:2025年2月11日(火・祝)
大阪:エディオンアリーナ大阪・第一競技場(大阪府立体育会館)
観衆:5502人(超満員札止め)
<第0試合 20分1本勝負>
○フランシスコ・アキラ
ジェフ・コブ
8分20秒、前方回転エビ固め
●エル・デスペラード
村島克哉
<第1試合 30分1本勝負>
棚橋弘至ファイナルロード~縁(えにし)
○棚橋弘至
9分24秒 後方回転エビ固め
●真壁刀義
<第2試合 30分1本勝負>
スペシャルシングルマッチ
○ドリラ・モロニー
10分40秒 ドリラキラー⇒体固め
●鷹木信悟
<第3試合 30分1本勝負>
スペシャルシングルマッチ
○グレート-O-カーン
9分38秒 エリミネーター⇒体固め
●海野翔太
<第4試合 30分1本勝負>
スペシャルシングルマッチ
○SANADA
8分35秒 デッドフォール⇒体固め
●タイチ
<第5試合 30分1本勝負>
IWGPジュニアタッグ選手権試合
[王者組]ロビー・イーグルス
○藤田晃生
11分43秒 Abandon Hope⇒エビ固め
[挑戦者組]YOH
●ロッキー・ロメロ
※第77代王者組が初防衛に成功
<第6試合 60分1本勝負>
NEVER無差別級選手権試合
[王者]○KONOSUKE TAKESHITA
11分33秒 レイジングファイヤー⇒片エビ固め
[挑戦者]●ボルチン・オレッグ
※第47代王者が3度目の防衛に成功
<第7試合 60分1本勝負>
IWGPタッグ選手権試合
[挑戦者組]○内藤哲也
高橋ヒロム
9分48秒片デスティーノ⇒エビ固め
[王者組]マシュー・ジャクソン
●ニコラス・ジャクソン
※ヤングバックスが初防衛に失敗。内藤&ヒロムが第107代王者組となる
<第8試合 60分1本勝負>
IWGP GLOBALヘビー級選手権試合
<王者>△辻陽太
21分24秒 両者ノックアウト
[挑戦者△]ゲイブ・キッド
※第4代王者が2度目の防衛に成功
<第9試合 60分1本勝負>
IWGP世界ヘビー級選手権試合
<挑戦者>○後藤洋央紀
20分7秒 GTR改片⇒エビ固め
[王者]●ザック・セイバーJr
※ザックが5度目の防衛に失敗。後藤が第12代王者となる
◆この大会の完全詳細版[ファイトクラブ]公開
※月額999円ファイトクラブで読む(クレジットカード、銀行振込対応)
▼新日本コール大阪熱狂Gキッド辻陽太死闘IWGP後藤洋央紀 EVIL