セバスチャン・プシビシュ新王者!ポーランド開催KSW102

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 1月25日(現地時間)にポーランド共和国ラドムで『KSW 102』が開催された。
 KSW(Konfrontacja Sztuk Walki=コンフロンタチャ・シュトゥク・ヴァルキ)は、ポーランドの総合格闘技団体。団体名はポーランド語で「総合格闘技が激突する」という意味。2009年に地上波Polsatで生中継されたKSW 12は、視聴者数650万人を記録しサッカー EURO 2012に抜かれるまではポーランドのスポーツ中継で史上2位の記録だったほど欧州最大のMMA団体となっている。2017年には本拠地ポーランドで6万人を集めた大会を成功させ、欧州最大のMMA団体として存在感を示している。

 今大会は、2025年最初の大会、地元ポーランドで開催となった。

 メインは暫定バンタム級王座戦で、元王者セバスチャン・プシビシュとONEや修斗ブラジルで活躍したブルーノ・アセベドで争われた。下馬評はほぼ拮抗しており、どちらが勝ってもおかしくない形だ。そして試合は激闘の末、判定でプシビシュが勝利、王座に返り咲いた。

■ KSW 102
日時:2025年1月25日(現地時間)
会場:ポーランド共和国ラドム

<バンタム級タイトルマッチ>
○セバスチャン・プシビシュ(ポーランド)
 判定 3-0
●ブルーノ・アセベド(ブラジル)

<フェザー級>
○パトリク・カチマルチク(ポーランド)
 判定 3-0
●アフメド・ヴィラ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

<ミドル級>
○ラドスワフ・パチュスキ(ポーランド)
 判定 3-0
●クレベル・シウバ(ブラジル)

<フェザー級>
○アダム・ソルダエフ(ポーランド)
 2R 1分40秒 KO(右フックとグラウンドパンチ)
●ダヌ・タルチラ(モルドバ)

<ウェルター級>
○ムスリム・トゥルシャエフ(ロシア)
 判定 3-0
●ダニエル・スキビンスキ(ポーランド)

<フライ級>
○ヴィクトリア・チジェフスカ(ポーランド)
 2R 4分33秒 TKO(スピニングバックフィストとグラウンドストライク)
●アドリアナ・クレフト(ポーランド)

<キャッチウェイト(192ポンド)>
○アンディ・ヴルタチッチ(クロアチア)
 3R 2分19秒 サブミッション(三角絞め)
●チェザリウシュ・ケシク(ポーランド)