三階級王座戦は全て判定決着無し!フランス開催Ares FC 28

(C)ARES FC

 1月18日(現地時間)にフランス共和国ニースで『Ares FC 28: Sola vs. Caio』が開催された。
 この大会は欧州に住むアフリカ系移民が中心となってアフリカで旗揚げされたMMA団体であるが、アフリカで大会の開催が困難なのか、すぐにフランスに拠点を移し、大会を開催している。UFCファイトパスで配信の他、フランスなどのテレビでも放送されている。
 今大会のメインは、三階級の王座戦が組まれた。メインはライト級王座戦で王者アクセル・ソラがルーカス・カイオの挑戦を受けた。ソラはBRAVE CFを経て現在はAres FCの王者として君臨、MMA9勝1分と無敗。対するカイオはブラジルSamuray Fight王者で今回がAres FC初参戦となるも、試合はカイオのキックにカウンターで合わせダウンを奪ったソラがグランドで横四方固めからパウンド連打でTKO勝利。ソラが王座防衛を果たした。

 フェザー級王座決定戦はジョシュ・オコナーとアジズ・フラリで争われた。オコナーはMMA9戦全勝無敗でベラトールやPFL参戦経験もあり、ムエタイ戦士のフラリからグランドでバックを奪ってチョークを極めて一本勝ち。オコナーが新王者に輝いた。

 現ヘビー王者アブ・バクル・バティリーが欠場中なので、暫定ヘビー級王座決定戦も行われグザヴィエ・レスーとパヴェル・ビエルナトで争われた。試合は、ヘビー級らしい殴り合いから、最後はグランドでレスーがギロチンを極めて一本勝ち。レスーが新王者に輝いた。

■ Ares FC 28: Sola vs. Caio
日時:2025年1月18日(現地時間)
会場:フランス共和国ニース

<ライト級王座タイトルマッチ>
○アクセル・ソラ(フランス/王者)
 2R 3分43秒 TKO
●ルーカス・カイオ(ブラジル/挑戦者)

<フェザー級王座決定戦>
○ジョシュ・オコナー(ウェールズ)
 2R 3分36秒 リアネイキッドチョーク
●アジズ・フラリ(フランス)

<暫定ヘビー級王座タイトルマッチ>
○グザヴィエ・レスー(カメルーン)
 2R 3分30秒 マウントギロチンチョーク)
●パヴェル・ビエルナト(ポーランド)

<女子フェザー級>
○シャマラ・ブラガ(ブラジル)
 判定 3-0
●リン・レスー(フランス)

<ヘビー級>
○ソフィアン・ブキシュ(フランス)
 2R 2分09秒 キムラ
●ケンゾ・ソアレス(カーボベルデ)

<ライト級>
○ヤジド・シュシャーネ(フランス)
 判定 2-1
●ダニーロ・サントス(ブラジル)