TNA提携NXT複数年The Hardys-ハードコアコンビ=SキャラハンPCO

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 すでに既成事実化されていた感もあるが、NXTとTNAの複数年契約が正式に公表された。例えばジョーダン・グレイスなどがまたNXTに出てくるということ。「女子プロモーション世界No.1」を実況内でも広言しているNXTには、「トップは全員揃えている」との体裁がより確実なものに。TNAにとっては、恐らくジョー・ヘンドリーなどがより広範囲のお茶の間に認知を広げていくことになると思われる。

 1月16日(現地時間・放送日)に『TNA iMPACT!』が放送された。

 今放送のメインでは、現TNA世界タッグ王者のザ・ハーディーズ(マット & ジェフ・ハーディー)がサミ・キャラハン、PCOのハードコアコンビと対戦した。キャラハン、PCOはこの試合に勝利すれば、タッグ王座への挑戦権獲得となるので、勝利を得たいところだが、PCOが試合中に負傷して戦線離脱という展開となり、最後は必殺のマット&ジェフのツイスト・オブ・フェイトの競演から、ジェフのスワントーン・ボムでキャラハンからフォール勝ち。PPV大会『ジェネシス2025』でのザ・ラスカルズとの王座防衛戦に向けて弾みをつけたようだ。

 その「ジェネシス2025」のメインで団体最高峰王座TNA世界王座を賭けて戦う王者ニック・ネメスと挑戦者ジョー・ヘンドリーが試合直前のにらみ合いを行った。ヘンドリーは自分が王座を奪って新時代をスタートさせる事を宣言。これに対し、ニックは、TNA世界王者になるという事は団体を背負う事であり、ヘンドリーにそれが分かっているのかとアピール。更に、また乱入が噂されるWWEのレジェンド、JBL(ジョン・ブラッドショー・レイフィールド)とニックは繋がっていると疑うヘンドリーに対し、2024年のバウンド・フォー・グローリーのVTRを映し、確かにJBLは、ヘンドリーを殴ったが、その後にい、ニックの弟であるライアンも殴り倒している。従ってニックは、自分と繋がってないと主張したのだった。すると、そこにライアンが現れ、ヘンドリーはちょっかいを出してきた。ヘンドリーは必殺のスタンディングオベーションでライアンを捉えたものの、そににニックがスーパーキックでヘンドリーを一蹴。この両者の王座戦は盛り上がりそうだ。

 更に同じく「ジェネシス2025」でグレイスと対戦するテッサ・ブランチャードが実況席に現れて、契約書に署名。そこにグレイスが飛び込んできてブランチャードに襲い掛かり、リングに引き上げてグレイス・ドライバーを決めた。この両者の抗争も決着をつけることになりそうだ。

 また、ジョシュ・アレクサンダーとノーザン・アーモリーがプロモーションを行った。アレキサンダーは2025年1月9日放送回で現在、抗争中のマイク・サンタナは自分たちが暴行して再起不能にしたので、試合が出来ない、残念だとわざとらしく落胆した。しかし、そこにサンタナが客席から現れ、自分は試合が出来るとし、「ジェネシス2025」での一騎打ち、I Quitマッチで決着をつける事が決定した。

■ TNA iMPACT!
日時:2025年1月16日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ衆国 TVテーピング

<タッグマッチ>
○ザ・ハーディーズ(マット & ジェフ・ハーディー)
 ピンフォール
●サミ・キャラハン、PCO

<シングルマッチ>
○ジェイク・サムシング
 ピンフォール
●ラレド・キッド

<タッグマッチ>
○エリック・ヤング、スティーブ・マクリン
 ピンフォール
●ファーストクラス(AJ フランシス & KC ナヴァロ)

<シングルマッチ>
○レオン・スレーター
 ピンフォール
●トレント・セブン