ホアキン・バックリーTKO勝ち!UFCファイトナイト・タンパ

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メインイベント

 ウェルター級ランキング6位のコルビー・コヴィントンが、ランキング9位のホアキン・バックリーと2024年最後のメインイベントで対戦。明確な「スタイル対スタイル」の戦いが展開された。3ラウンドを通じてバックリーは前に出続け、ジャブとフックでコヴィントンの顔を破壊。コヴィントンは試合が進むにつれてペースダウンし、テイクダウンを決めるチャンスを逃した。そして、第3ラウンド終了直前、バックリーが右目に負わせたカットが原因でドクターストップとなり、バックリーが勝利を収めた。この勝利でランキングを引き上げたバックリーは試合後に次のように語った。

「みんなが本当に見たかった試合じゃなかったのは分かってるよ、みんなノックアウトを期待してたんだろう。でも第1ラウンドで急がなかったのは俺のミスだ。神に感謝してる。こうして夢を追いかけられてるのは、神のおかげだ。家族を養い、祖母を支え、子供たちに俺が経験できなかった人生を与えられる。最高の状況だよ。次の対戦相手はファンに選ばせるつもりだ…でも、たぶんカマル・ウスマンだ。行こうぜ!」

コメインイベント

 予想通り、フェザー級のフィニッシャー、カブ・スワンソンとビリー・クアランティーロが第1ラウンドから激しい打ち合いを展開。スワンソンのリラックスした構えと下げた手から繰り出される打撃スタイルにクアランティーロは苦戦したものの、前進を続け、ラウンド終盤にはテイクダウンを奪取。第2ラウンドもスワンソンの見事な動きが光ったが、クアランティーロの執念が次第に打撃を当て始める。両者の優れたコンディションと耐久力により、観客は第3ラウンドまで見応えのある戦いを堪能。そして41歳のスワンソンが豪快な一撃で試合を決めるウォークオフKOを披露し、勝利を収めた。試合後、スワンソンは次のようにコメントした。

「素晴らしい試合には相手が必要だ。地元のファンの前で全力を尽くしてくれたビリーQに感謝したい。ありがとう。ボクシングコーチがここにいるんだ。彼はいつも『右手を信じろ』って言ってくれるんだけど、今日はその右手が仕事をやり遂げてくれた。妻にはこれが最後の試合になるかもって言ったんだ。だから、どうなるか分からないけどね。俺も歳をとったな、みんな。40歳の父親がここに来てみんなを楽しませる機会をくれたことに感謝してるよ」

■ UFCファイトナイト・タンパ コビントン 対 バックリー
日時:現地時間2024年12月21日(土)
会場:アメリカ合衆国フロリダ州タンパ アマリー・アリーナ

<ウェルター級>
○ホアキン・バックリー(米国)
 3R 4分42秒 TKO
●コルビー・コヴィントン(米国)

<フェザー級>
○カブ・スワンソン(米国)
 3R 1分36秒 KO
●ビリー・クァランティーロ(米国)

<フライ級>
○マネル・ケイプ(アンゴラ)
 3R 1分57秒 TKO
●ブルーノ・シウバ(ブラジル)

<ライトヘビー級>
○ダスティン・ジャコビー(米国)
 3R 3分44秒 KO
●ヴィトール・ペトリノ(ブラジル)

<バンタム級>
○ダニエル・マルコス(ペルー)
 判定 2-1
●エイドリアン・ヤネス(米国)

<ライトヘビー級>
○ナバホ・スターリング(ニュージーランド)
 判定 3-0
●トゥコ・トコス(英国)

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