大阪プロレスSAMURAI2024!クワイエット・ストームと入江茂弘が意思表示し力を合わせてローグ軍討伐をアピール

■ 大阪プロレス SAMURAI2024
日時:2024年11月24日(日)
解呪:大阪・アゼリア大正ホール
観衆【300名(超満員札止め)】

<第1試合 シングルマッチ 1/20>
●アルティメット・スパイダーJr.
 10分07秒 クローズラインfromN.Y.→片エビ固め
○クワイエット・ストーム
〈寸評〉
ローグ軍追放されて一匹狼となったストームと復帰したばかりのスパイダーによる両者とも仕切り直しの一戦から開幕。
ストームは猛烈なパワーで、スパイダーは持ち前のトリッキーさと立体的な動きで激しくやりあい好勝負に。
しかし吹っ切れたストームの猛パワーは勢いを増し、最後は自慢の剛腕でスパイダーを仕留めた。
試合後スパイダーの健闘を称え握手をしようとしたストームにローグネイション勢が総出で乱入しストームを集団リンチし公開処刑。
TORUが改めてストームへの決別を宣言するも場内は大ブーイングに包まれた。

<第2試合 タッグマッチ 1/30>
○大坂丈一郎 ザ・ボディガー
 10分01秒 敦盛→片エビ固め
●えべっさん 救世忍者乱丸
〈寸評〉
入場時にフルコーラスのボディガーリサイタルから盛り上がり、試合前のやりとりから場内は大爆笑に包まれる。
個性派揃いとあって丁々発止のやりとりから乱丸の忍法が炸裂しまくる。
しかしボディガーが力づくで突破し二人まとめて大暴れで無双状態に入り、ロープを揺さぶり場内にアピールしている隙を突いてリングインした丈一郎が必殺技を決め勝利をかすめ取った。
試合後マイクを握った丈一郎がエクスカリバーでの大阪名物世界一戦に向けて怪気炎を上げた。

<第3試合 タッグマッチ 1/30>
○松房龍哉 タコヤキーダー
 15分22秒 龍飛鳳舞→エビ固め
SUZAKU ●佐野蒼嵐
〈寸評〉
先月松房からフォール奪取というこれ以上ない衝撃のデビューを飾ったSUZAKUとのライトヘビー戦王座戦が正式決定した王者松房は入場からSUZAKUに対して意識しまくる。
SUZAKUも松房に標的を定め容赦ない攻めを見せる。佐野も負傷も癒え気合十分で躍動するがキャリアで勝るタコヤキーダーが状況を冷静に見極めたアシストで松房の窮地を救う。
タコヤキーダーのトぺでSUZAKUを場外で食い止めている間に松房が久々の得意技を決め激しい前哨戦は一勝一敗の五分に戻した。
試合後マイクを握った王者松房は改めてSUZAKUとのタイトルマッチに勝利し王者として防衛ロードを続けることを宣言した。

<第4試合 タッグマッチ 1/30>
○スペル・デルフィン ビリーケン・キッド
 10分47秒 デルフィンクラッチ
ツバサ ●くいしんぼう仮面
〈寸評〉
大阪プロレス初期メンバーによる懐かしくも珍しい組み合わせ。ビリーがホリパラモード突入で暴走する。
デルフィンとのチームワークもチグハグで誤爆しまくりいじけて帰ろうとする珍プレーも。
好機と見た一方のツバサとくいしんぼうも負けじとチグハグの連携で場内はカオスな展開に。
最後は創始者デルフィンの王道決まり手で大団円のフィナーレ

<第5試合 6人タッグマッチ 1/30>
ゼウス タイガースマスク ●入江茂弘
 20分15秒 ホワイトナックルライド→片エビ固め
TORU ○浅川紫悠 大瀬良泰貴
〈寸評〉
大阪プロレス正規軍とローグネイションによる全面対決且つゼウスとTORUの大阪プロレス選手権前哨戦。
タイトル戦まで待ったなしの両者からスタートし序盤こそ正攻法でのせめぎあいだったが会場全体を使ったド派手な場外乱闘から荒れた展開に。
その後は全員が激しく入り乱れる熾烈な総力戦となる中でもゼウスとTORUは意識しまくり水平チョップとエルボーを激しく交錯させる。
攻守がめまぐるしく入れ替わる大混戦の中、最後は大瀬良の椅子攻撃から浅川の必殺技が決まり熱戦に終止符。

<試合後>
ダメージから横たわる入江を足蹴にしながら浅川がエクスカリバーでのタッグ王座戦だけ決まってないことを持ち出し入江を挑発。
ストームが颯爽と入江を救出に入りローグ軍を蹴散らしローグ軍への恨みを吐き出すと浅川は逆手にとって入江とストームでタッグベルトに挑戦して来いと挑発。
ストームと入江もガッチリ握手とハグで意思表示し力を合わせてローグ軍討伐をアピール。その足掛かりとしてタッグ王座挑戦を高らかにアピールした。