王座戦に向け公開調印式開催!TNA iMPACT!

(C)TNA

 10月24日(現地時間・放送日)に『TNA iMPACT!』が放送された。
 今放送では、TNA年間最大興行「バウンド・フォー・グローリー」のメインでTNA世界王座を賭けて戦う王者ニック・ネメスと挑戦者ジョー・ヘンドリーが公開調印式を行った。ベビーフェイス同士の対戦なので、静かにヘンドリーは自分が王座を奪う事を信じていると語り、ネメスも自分が防衛すると語った。ここで終わると思われたが、そこに特別レフェリーとなるフランキー・カザリアンが現れた。カザリアンは空気を読まず自分は有名レフェリー、アール・ヘブナーにレフェリングを学んだだの、王座戦の直後に自分が王座に挑戦するなど、ネメス、ヘンドリー、番組ディレクターのサンティノ・マレラに絡み調印式をぶち壊したのだった。これに対し、ネメス、ヘンドリーは協力してカザリアンを攻撃、そしてマレラにカザリアン退治するように促すと、マレラは必殺のコブラでカザリアンをノックアウト。そして全員でカザリアンをテーブル葬して、会場を盛り上げたのだった。

 またノックアウト王座戦の調印式も王者ジョーダン・グレイスと挑戦者マーシャ・スラモビッチで同時に行われ、二人はネメス、ヘンドリーに加勢してカザリアン退治に協力した。

 メインでは、レジェンドで人気者ザ・ハーディーズ(マット & ジェフ・ハーディー)がABC(クリス・ベイ & エース・オースチン)と組んで、ヒール軍団ザ・システム (ムース & ブライアン・マイヤーズ & エディ・エドワーズ & JDC) と対戦。まさに全面戦争という形だが、マイヤーズ&エドワーズの保持するTNA世界タッグ王座を賭けて3WAY戦で争う事になっているので、ザ・ハーディーズとABCはちゃんと手を組めるかも注目されている。試合は、試合は8人が入り乱れて、大混戦、目まぐるしく攻守が入れ替わる展開になるも、最後はエースがJDCからフォールを奪ってベビーフェイス軍が勝利となった。しかし、試合後に納得のいかないザ・システムは凶器を手にベビーフェイス軍に襲い掛かり集団暴行。

 ヒール転向して暴れまわっているジョシュ・アレキサンダーと元ROH世界王者ジョナサン・グレシャムがシングルマッチで激突した。試合はグレシャムが場外のアレキサンダーに何度もダイブし、必殺のオクトパスホールドで追い詰めるも、アレキサンダーのセコンド(アレキサンダー率いるヒール軍団ノーザンアーモリー)が介入して邪魔をして、最後はレフェリーの隙をついてアレキサンダーがヘッドギアを凶器としてグレシャムを殴り、続けざまに必殺のC4スパイクを決めてフォール勝ち。アレキサンダーが反則も駆使して勝利した。試合後もグレシャムをリンチするノーザンアーモリーだが、そこにアレキサンダーの抗争相手、スティーブ・マクリンが救出に入る。しかし多勢に無勢で逆に捕まりロープに縛られてしまう。なんとかサミ・キャラハンらが救出に入ったものの、この抗争はまだまだ激化しそうだ。

■ TNA iMPACT!
日時:2024年10月24日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ衆国 TVテーピング

<8人タッグマッチ>
○ザ・ハーディーズ(マット & ジェフ・ハーディー)、ABC(クリス・ベイ & エース・オースチン)
 ピンフォール
●ザ・システム (ムース & ブライアン・マイヤーズ & エディ・エドワーズ & JDC)

<シングルマッチ>
○ウェンディ・チュー
 ピンフォール
●ジョディ・スレット

<シングルマッチ>
○ジョシュ・アレキサンダー
 ピンフォール
●ジョナサン・グレシャム

<ハイステークススクランブルマッチ>
優勝:AJ フランシス
参戦選手:
フランキー・カザリアン、サミ・キャラハン、ラレド・キッド、ジェイク・サムシング、ジェイソン・ホッチ

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