アレックス・ペレイラがライトヘビー級王座を防衛!UFC 307

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UFCライトヘビー級チャンピオンシップ

 UFCライトヘビー級チャンピオンのアレックス・ペレイラが、2024年の3度目のタイトル防衛戦で、ダークホースであるランク8位のカリル・ラウントリー・ジュニアと対戦した。ペレイラは序盤、カーフキックを効果的に使い、ラウントリーは距離を詰めるチャンスを伺った。第2ラウンドでは、ラウントリーがダウン寸前の場面を作り、ハイキックを成功させ、第3ラウンドでもボディキックを放ち、ペレイラに対して優位に立った。しかし、ペレイラもダメージを与え続け、ラウンドの終盤には強烈な蹴りで盛り返した。第4ラウンドに入ると、ペレイラはラウントリーの顔面を打撃で攻め立て、ボディショットで心臓を打ち抜き、最終的にノックアウト勝ちを収めた。試合後、ペレイラは次のように語った。

「これは今までで一番厳しい試合のひとつだった。彼はタイの最高のジムでトレーニングしていて、その質の高さをここで見せた。作戦は彼を疲れさせることだった。彼の試合を研究していて、彼のスタミナは第2ラウンドで落ちることがわかっていたが、私のスタミナはその時点で上がってくる。だから、思った通りに進んだんだ。この階級は素晴らしいけど、ヘビー級に上がることもできる」

UFC女子バンタム級チャンピオンシップ

 UFC女子バンタム級チャンピオンのラケル・ペニントンと元チャンピオンのジュリアナ・ペーニャは、10年越しの因縁の戦いを5ラウンドに渡って繰り広げた。両者は各ラウンドでパンチとグラップリングを駆使して一進一退の攻防を続けた。最終的に判定に持ち込まれ、ペーニャが勝利し、新チャンピオンに返り咲いた。再びチャンピオンとなったペーニャは試合後にこう語った。

「勝てて本当に嬉しい。ラケルは非常にタフな相手で、この長年の因縁に決着をつけられてよかった。どのラウンドかはわからないけど、ダウンして少し集中を欠いてしまった。でも、私が本当に望んでいるのは、アマンダ・ヌネスが逃げるのをやめてオクタゴンに戻ってくること。そして、決着をつけよう。私たちは1勝1敗だ。それこそが、女子バンタム級史上最高のMMAファイトになるだろう」

■ UFC 307:ペレイラ vs. ラウントリーJr.
日時:現地時間2024年10月5日(土)、日本時間2024年10月6日(日)
会場:アメリカ・ユタ州ソルトレイクシティ /デルタ・センター

<ライトヘビー級王座タイトルマッチ>
○アレックス・ペレイラ(ブラジル/王者)
 4R 4分32秒 TKO
●カリル・ラウントリー・ジュニア(米国/挑戦者)

<バンタム級王座タイトルマッチ>
○ジュリアナ・ペーニャ(米国)
 判定
●ラケル・ペニントン(米国)

<バンタム級>
○マリオ・バウティスタ(米国)
 判定
●ホセ・アルド(ブラジル)

<ミドル級>
○ロマン・ドリゼ(ジョージア)
 1R 5分00秒 TKO
●ケビン・ホランド(米国)

<女子バンタム級>
○ケイラ・ハリソン(米国)
 判定
●ケトレン・ヴィエラ(ブラジル)


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