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9月26日(現地時間・放送日)に『TNA iMPACT!』が放送された。
今放送のメインでは、ニック・ネメスが保持する団体最高峰王座であるTNA世界王座への挑戦権を賭けて、ジョー・ヘンドリーとフランキー・カザリアンが争った。大ブレイク中のヘンドリーは、かつてのTNA絶対エースだったジョシュ・アレキサンダーに勝利して、王座挑戦をぶち上げたが、そこに待ったをかけたのが、TNAで長年活躍してきたベテランのカザリアンだった。この状況を受け、王者ネメスは、挑戦者決定戦を行う事を提案し、コミッショナーのサンティーノ・マレラが、その提案を認め、試合を決定したのだった。試合前に、まずネメスがベルトを掲げて入場し実況席で試合を見守る。そして、マイクアピールが得意な二人はアピールしながら、試合開始。試合は試合巧者同士で、激しい展開となり、大技、サブミッションを駆使してぶつかり合った。だが、試合中にカザリアンが隠し持っていた凶器ブラスナックルでヘンドリーを殴り、フォール勝ちしてしまったのだった。一度は勝利のコールで挑戦権を獲得したカザリアンだったが、実況席のネメスが凶器を見つけて激しく抗議。コミッショナーのマレラが現れ、反則なのでフォールは無効、試合続行を宣言した。試合再開後、ヘンドリーの怒りが爆発。必殺のスタンディングオベーションを決め、フォール勝ちしたのだった。これによりヘンドリーが遂に王座挑戦権を獲得した。ヘンドリーが挑戦者に決まると、ネメスもベルトを掲げてアピール。ベビーフェイス同士の王座戦が決まったようだ。
そのヘンドリーに人気が集中した事に不満を持ちヒール転向するも、ヘンドリーとの直接対決で敗れたジョシュ・アレクサンダーだが、今度はエリック・ヤングとの因縁が勃発した。アレクサンダーはリングでヤングを褒めるものの、その後、攻撃した。乱闘にスティーブ・マクリンが駆けつけヤングを救出するも、更にシナー&セイントも乱入し、アレキサンダーに加勢。二対三となり、多勢に無勢で、最後はアレキサンダーが、リング中央で必殺のC4スパイクをヤングに決めて勝ち誇る。この抗争は更に激化しそうだ。
■ TNA iMPACT!
日時:2024年9月26日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ衆国 TVテーピング
<TNA世界王座挑戦者決定戦>
○ジョー・ヘンドリー
ピンフォール
●フランキー・カザリアン
<シングルマッチ>
○ヘザー・レックレス
ピンフォール
●シア・ブルックサイド
<6人タッグマッチ>
○ザカリー・ウェンツ、ABC (クリス・ベイ & エース・オースティン)
ピンフォール
●レオン・スレイター、KUSHIDA、マイク・ベイリー
<シングルマッチ>
○レイ・イン・リー
ピンフォール
●ヒャン
<シングルマッチ>
○ジョナサン・グレシャム
タップアウト
●ラレド・キッド
<タッグマッチ>
○ジョーダン・グレース、ソル・ルカ
反則勝ち
●ウェンディ・チュー、ローズマリー
.@joehendry has done it! He’ll face @NicTNemeth for the TNA World Championship at #TNABoundForGlory, LIVE on TNA+!
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— TNA Wrestling (@ThisIsTNA) September 27, 2024