(C)GLORY
9月21日(現地時間)にクロアチア共和国ザグレブで「Glory 95」が開催された。
グローリーは、ヨーロッパのキックボクシング団体。2011年のFEGの経営悪化によるK-1の活動休止に伴い、世界的に大規模なキックボクシング団体がなくなったため、入れ替わるように新たにキックボクシングの世界的メジャー団体として活動している。
メインイベントは絶対王者に君臨するリコ・ヴァーホーベンの保持するヘビー級王座への挑戦権を賭けてレヴィ・リグターズとバハラム・ラジャブザデが対戦した。試合は一進一退の攻防で、激しい打撃戦となるも、ラウンドが進むにつれラジャブザデが前に出てリグターズをぐらつかせる。3Rにはスタンドの攻防でラジャブザデが偶然のバッティングでリグターズが負傷して一時試合がストップするも、なんとか試合続行。すると今度はリグターズが膝蹴りを決め、ラジャブザデが流血。ドクターが試合続行不可能を言い渡し、リグターズがTKO勝ちとなった。これでリグターズがヴァーホーベンの王座へ挑戦する事が決定した。
■ Glory 95
日時:2024年9月21日(現地時間)
会場:クロアチア共和国ザグレブ
<ヘビー級王座挑戦者決定戦>
○レヴィ・リグターズ(オランダ)
3R 2分23秒 TKO
●バハラム・ラジャブザデ(アゼルバイジャン)
<ヘビー級>
○ケビン・タリク・オサロ(ナイジェリア)
判定
●ニコ・ペレイラ・ホルタ(カーボベルデ)
<ヘビー級>
○ムラデン・ブレストヴァツ(クロアチア)
1R 1分13秒 TKO
●カリム・ディアン(フランス)
<ヘビー級>
○ノルディン・マヒエディン(フランス)
判定
●ニコラ・フィリポヴィッチ(セルビア)
<ウェルター級>
○ヴェダット・ホドゥク(トルコ)
判定(スプリット)
●アリアン・サディコヴィッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)
<スーパーライト級>
○アンドレイ・ケドベス(クロアチア)
3R 1分42秒 TKO
●ゲリック・ビレット(フランス)
<ライトヘビー級>
○ミロシュ・ツヴィエティチャニン(セルビア)
1R 2分29秒 TKO
●ジミー・オマニ(オランダ)