ロシアACAイスラム・オマロフ王座防衛決勝進出+ブラジル人フロエス

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 9月8日(現地時間)にロシア連邦クラスノダールで『ACA 179: Omarov vs Taygibov』が開催された。
 ACAは、ACBとアフマット・ファイト・ショーが合併したものだ。ACB(アブソリュート・チャンピオンシップ・ベルクート)はロシアの総合格闘技団体。アフマット・ファイト・ショー(ワールド・ファイティング・チャンピオンシップ・アフマット=WFCA)はロシア・東欧で開催するキックとMMAの混合イベントで過去には多くのレジェンド達が参戦していた。この両団体がACA(アブソリュート・チャンピオンシップ・アフマット)として新たにスタートしたのだった。
 今大会のメインはフェザー級王座タイトルマット&トーナメント準決勝として王者イスラム・オマロフがクルバン・タイギボフの挑戦を受けた。2023年から続いている全階級のトーナメントは王者も一選手として参戦する事になっており、王座戦とトーナメントが同時に行われる仕組みになっている。下馬評では王者が圧倒している。試合は下馬評の通り、王者オマロフが圧倒。グランドで翻弄し、最後はギロチンチョークを極めて一本勝ち。王者オマロフが王座防衛を果たし、トーナメント決勝進出となった。
 セミファイナルでは、ロシアのアレクセイ・ポルプドニコフが修斗ブラジルからACA入りし主戦場にしているブラジルのフェリペ・フロエスが対戦した。ロシア対ブラジルのライバル対決だが、下馬評はポルプドニコフとなっているが、試合は僅差でフロエスが判定勝ち。敵地に乗り込んだブラジル人のフロエスが勝利となった。

■ ACA 179: Omarov vs Taygibov
日時:2024年9月8日(現地時間)
会場:ロシア連邦クラスノダール

<フェザー級トーナメント準決勝&王座タイトルマッチ>
○イスラム・オマロフ(ロシア/王者)
 2R 1分40秒 ギロチンチョーク
●クルバン・タイギボフ(ロシア/挑戦者)

<フェザー級>
○フェリペ・フロエス(ブラジル)
 判定
●アレクセイ・ポルプドニコフ(ロシア)

<バンタム級>
○ティムール・ヴァリエフ(ロシア)
 判定
●マハルベク・カルギノフ(ロシア)

<ヘビー級>
○プーヤ・ラフマニ(イラン)
 1R 2分33秒 肩固め
●サリムゲレイ・ラスロフ(ロシア)

<ウェルター級>
○アンドレイ・コシュキン(ロシア)
 判定
●ゲオルギ・キチギン(カザフスタン)