清宮海斗は、9月1日に大阪で開催された「N-1 Victory」で拳王を破り、2年ぶり2度目の優勝を果たした。試合は、拳王が清宮を追い詰める場面もあったが、最終的に清宮がアームドラッグで逆転勝利を収めた。この勝利で清宮はGHCヘビー級王者としても初のN-1制覇という偉業を達成し、ノアの頂点を宣言した。
11月に引退を控えた齋藤彰俊は、大阪大会でGHCタッグ王座に挑戦するも、丸藤正道と杉浦貴に敗北した。齋藤は盟友のモハメドヨネとタッグを組み、全力を尽くしたが、最後は杉浦のフロントネックロックでレフェリーストップとなった。試合後、齋藤はヨネに感謝の言葉を述べ、引退まで全力で突き進むことを誓った。
拳王は「N-1 Victory」決勝で清宮海斗に逆転負けを喫し、優勝を逃した。試合は拳王が序盤からペースを握り、清宮の技を切り返す場面もあったが、最後は清宮のアームドラッグで敗北。拳王は試合後、「プロレスラーとしてこのままではいけない」と自らを鼓舞し、次への決意を表明した。
清宮海斗はN-1 Victoryの決勝で拳王を破り、GHCヘビー級王座の防衛とともに優勝を果たした。試合後、清宮は師匠である小川良成に感謝の言葉を述べたが、小川は「ザック・セイバーJr.の真似」と厳しい評価を下した。それでも清宮はノアのトップを宣言し、今後の活躍を誓った。
大岩陵平は、9月14日の後楽園ホール大会でノアでの最終戦を迎える。対戦相手は因縁のある清宮海斗であり、この試合が大岩のノアでの締めくくりとなる。また、同大会ではGHCナショナル王座戦や8人タッグマッチなど、他にも注目のカードが発表された。
photo by ありきん
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