■ 九州超元気祭〜九州プロレス設立16周年記念大会〜」supported by 第一交通産業グループ @福岡国際センター大会
日時:2024/08/04(日)
会場:福岡・福岡国際センター
[観衆:3425名]
**オープニング**
九州プロレス設立16周年記念大会として、3度目となる福岡国際センター大会が入場無料で開催!筑前理事長が大会アンバサダーを呼び込むと、花道に博多大吉が登場、二人でリングに上がり「九州超元気祭」開会宣言!
<第1試合 タッグマッチ>
◯ジェット・ウィー ジャック・ランダース
7分48秒 ジェットプレス→片エビ固め
TAJIRI ●ジョージ・コーカス
九州発世界・プロレスラー夢工場計画プロジェクトにより世界中から続々来日する未知の強豪達。外国人初の九州プロレス所属選手、台湾のジェットは本日がラストマッチとなるイギリスのランダースとのコンビで、TAJIRI&世界初・唯一のシリア難民レスラー、コーカスと激突。リング上は日本、台湾、イギリス、シリアの万国プロレス博覧会!
気合い十分のジェット、ランダースの長身から繰り出す身軽な動きをTAJIRIの指揮の元、パワフルなラフファイトで封じるコーカス。TAJIRIはもみ合いの中、レフェリーごしにグリーンミストを狙うと、コーカスに誤爆。チャンスと見たランダースはコーナーからのスプラッシュ。そこへジェットがフライングボディプレスを決め、コーカスから大金星を奪う!
<第2試合 シングルマッチ>
●佐々木日田丸
9分06秒 KO
◯梅田公太
前・九州タッグ王座として、最多防衛記録を築いた日田丸&梅田の格闘タッグ「九蹴男」。再び頂点を目指し、あえて一騎打ちでゼロからの再出発!
試合は、互いに3カウントも狙わない、格闘技戦、スターレーンルールのようなしばき合い、蹴り合いに。打、投、極にとことんこだわった九蹴男ならではの闘いとなり、ラストはハイキックの応酬。さらに相打ちから、死力を尽くし再び撃ち合うとダブルノックダウン、、、と思われたが、先に立ち上がったのは梅田!九蹴男対決は、梅田公太に軍配が上がった!
<第3試合 タッグマッチ>
ばってん×ぶらぶら ◯がばいじいちゃん
10分06秒 がばいトーンボム→体固め
レイザーラモンRG ●HG
ハッスルのリングで活躍したレイザーラモンHG&RG。ハッスル時代の師・TAJIRIへ九州プロレス参戦を直訴し、約15年ぶりのタッグでのプロレス復帰!
TAJIRIが用意した相手は、ばってん×ぶらぶら。さらにパートナーは、九州のファイティングオペラ・がばいじいちゃん。
ばってん組は、ばってんコスに身を包んだ50人の「ばってんキッズ」と共に入場。RGは北酒場に乗り、細川たかしスタイルでリングインし、「ばってんあるある」を歌い出すも、あるあるを言う前に、ばってんがHGのテーマをかけさせ、あるあるを言わせない。
試合では、HGの腰を駆使した「ハードゲイ殺法」、ばってんの「16周年記念エルボー」じいちゃんの「ロープ杖渡り」、RGの「矢切の渡し」の共演など、白熱した闘いに。ラストは、高速化したじいちゃんがレイザーラモンを蹴散らし、がばいトーンボムからの念仏フォールでRGを仕留めた。
試合後、HGが「ばってんあるある」は何だったのか聞くと、RGは「次に闘う時に言います。」とネクストを誓った。
<第4試合 6人タッグマッチ>
●めんたい☆キッド 玄海 筑前りょう太
12分51秒 ジャックハマー→エビ固め
◯ゼウス ビリーケン・キッド HUB
2025年5月11日での引退を発表しためんたいの国際センターラストマッチは、旗揚げから苦楽を共にした筑前理事長と、最高で最強のライバル・玄海との最初で最後の「九州ドリームチーム」を結成。同じキッドの名を持つビリーケン・キッド率いる大阪プロレスとの全面対抗戦!
1年ぶりの実戦となる筑前は、スーツ姿で登場し、ステージでコスチュームに変身。まさにめんたいの引退ロードに一肌脱ぐアクションを。
めんたいは、思い入れの深いビリー、HUBと引退を惜しむような激しい攻防。特にHUBは、まるで引退を撤回させるように、渾身の張り手をめんたいに見舞う。ゼウスは筑前と、社長vs理事長の頂上決戦、玄海とのバチバチのしばき合いを見せる。
ラストは、ビリー&HUBの編隊飛行で筑前&玄海を分断した隙に、ゼウスが、めんたい引退ロードの空気を切り裂くようなジャックハマーを決め、めんたいに引導を渡した。
試合後、めんたい、ビリー、HUBはノーサイドと思われたが、玄海は拒否の構え。ゼウスは、筑前と玄海に一騎打ちを要求するようなアクションを。九州vs大阪にネクストはあるのか??
<セミファイナル 九州プロレスタッグ選手権試合>
◯土肥こうじ 羆嵐[王者]
13分53秒 ヒトゴロシラリアット→体固め
●阿蘇山 桜島なおき[挑戦者]
▶第14代王者組2度目の防衛
2024年4月、九州初参戦の土肥は羆嵐とのタッグで九蹴男のタッグ王座最多防衛記録にストップ。その後も、初代王者の玄海&HUBを倒し九州を蹂躙!危機感を感じた筑前理事長自らの指名で、絶好調の九州活火山コンビに王座奪還を託した。
王者の土肥羆も、九州活火山コンビもタッグ屋。しかし、王者組の勢いは止まらず、桜島が捕まる展開に。活火山コンビも、桜島の投げっぱなしジャーマン、スライディングN、阿蘇山の万トーンでなんとか形勢逆転し、桜島はフィニッシュのジャーマンを狙うも、振り払われレフェリーに激突。さらにドロップキック、阿蘇山のフライングボディプレスと畳みかけるがレフェリー不在でカウント入らず。土肥羆は活火山の誤爆を誘うと、アルゼンチンの競演。チャンスと見た土肥は、阿蘇山にヒトゴロシラリアットを決め見事3カウント。第14代王者組が二度目の防衛に成功した。
<メインイベント 九州プロレス選手権試合>
●関本大介[王者]
19分21秒 砲弾スピアー→体固め
◯野崎広大[挑戦者]
▶新王者(第16代)誕生
今年2月、北九州大会で関本に敗れ、王座陥落した野崎。その後、韓国のPWS王座を奪取するなど再浮上!満を辞して、九州王座奪還に立ち上がった。マッスルモンスター関本も、桜島、TAJIRI、めんたいを相手に防衛するなど絶好調。国際センターという最高のリングで、半年ぶりの激突!
ゴングが鳴ると、なりふり構わずぶつかり合う両雄。試合は一歩も譲らない
超肉弾戦へ。互いの巨体を逆エビで締め上げ、重量級のプレス。ラリアットやエルボー、ブレーンバスターで会場を揺らす。
試合は互いにフラフラとなるハードな消耗戦へ。終盤、関本は延髄斬りからのジャーマンを狙うと、野崎は阻止、払い腰、さらにリングに叩きつけると砲弾スピアーを狙う。読んでいた関本は何とか受け止めるも、二度目の砲弾スピアーが見事に決まり、最強王者から3カウント、王座奪還に成功した。
第15代王者が4度目の防衛に失敗。野崎が第16代九州プロレス選手権王者となった。
試合後、タッグ王座を防衛したばかりの土肥羆がリングに上がり、野崎を挑発。次のチャレンジャーに現タッグ王者の二人が名乗りを上げ、どちらかを選ぶように要求した。