[ファイトクラブ]スックワンキントーン 拮抗勝負続出!秋田巴琉 青木大好き スダ456

トップ画像:第4試合、スダ456がカズキ・シッソーに勝利
[ファイトクラブ]先行公開 [週刊ファイト8月15-22日号]収録

▼スックワンキントーン 拮抗勝負続出!秋田巴琉 青木大好き スダ456
 photo & text by タダシ☆タナカ
・トーナメント津崎善郎ミドル級戴冠バス・レンジャージム流血燃焼引退?
・近藤拓1-2微差負け、15歳秋田巴琉が角谷祐介Sフェザー級王座挑戦
・SPORT24から69戦33歳のブーン出場28-29折戸アトム42歳7戦目
・ボンバイエ入場曲変えた青木大好き連勝!減量苦しんだか金城栄太郎
・歓喜No456 NoLifeスダ456ジゴロ39歳輝く3-0 カズキ・シッソー24歳
・経歴不明イティポン・シット・ポージョーウォー21歳3-0 大崎草志43歳
・白熱ノーナクシン東京のゲンキ15歳2RKOデートサイアム・シット18歳
・赤尾力3-0タクリ ロスビン 新宿FACEセミプロマッチから熱闘開始!


■ SUK WAN KINGTHON(スックワンキントーン)decisive battle Ⅱ
日時:8月4日(日)
会場:東京・新宿FACE

トーナメント津崎善郎ミドル級戴冠バス・レンジャージム流血燃焼引退?
 真夏の新宿FACEが熱狂した。『SUK WAN KINGTHON decisive battle Ⅱ』のミドル級王座戦。すでに一度対戦して老獪なバス・レンジャージムに苦杯を舐めた津崎善郎が、2Rヒジで流血に追い込み、それでも5Rまで続く大激闘に追い込んでベルトを巻いた。
 その流血のドクター・チェックが入る度に、観客から「大丈夫」のコールが巻き起こるなど、お客がストップを許さなかった。これで津端はKNOCK OUT REDと合わせて二冠に。バスは、これを引退試合と決めていたという。
 本物のムエタイ攻防に酔いしれた完全燃焼のメインイベントとなった。


 ワイクーから始まった第8試合、1Rは記者メモではバスがポイントを取ったか。インターバル、津崎のセコンドからヒジの指示が出て、2R最初の流血に追い込む。


 3R、再び津崎のヒジでバスはドクターチェックに。


 4R、試合は激しさを増し、バスの流血でのドクターチェックが入る度に、お客さんの興奮はMAXに。観客の湧きようが尋常ではない。


 あとのマイクで津崎がいみじくも「バスのミドルは効いた」と指摘したように、終盤バスは試合を諦めない。ただ、血で目が見えないこともあり、バックハンドブローは空振りに。そして最終の5Rへと試合は縺れ込んだ。


 バスは最後まで戦士だった。津崎は「ミドル級トーナメントで闘った4人分の魂を背負った」と述べた。名勝負であった。

近藤拓1-2微差負け、15歳秋田巴琉が角谷祐介Sフェザー級王座挑戦
<第7試合セミファイナル スックワンキントーン・スーパーフェザー級次期挑戦者決定戦 3分3R>
●近藤拓(SPORTS 24)-59.0kg 27歳 172cm
 判定1-2(28-29 29-28×2)
○秋田巴琉(キングムエ)-58.85kg 15歳 176cm

 記者採点では「近藤拓かなぁ」だったくらいの均衡したスーパーフェザー級次期挑戦者決定戦のセミは、15歳の秋田巴琉がスプリット判定で勝利となった。

 マイクでは6月30日、名古屋国際会議場イベントホールで行われたIMSA(国際ムエタイスポーツ協会)女子日本フライ級王座決定戦にて、ユウリ・ルーククロンタンを下してベルトを巻いた妹・秋田芭菜に続き、「自分も続きたいと思います」と堂々とした受け答え。

 昨年9月18日に、RIKIXの岩城悠介を下してスーパーフェザー級王座を戴冠した角谷祐介がリングに上がり、「近藤選手が勝つと思っていたんですが、秋田選手が強かったんで仇討ちします。7月23日に次女が誕生したので、長女に続き、勝ってリングに上げたいと思います」と述べた。

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