[ファイトクラブ]TNAラスカルズNXTジャーボン・エバンスAxiomネイサン・フレイザー

[ファイトクラブ]先行公開 [週刊ファイト8月1日号]収録

▼TNAラスカルズNXTジャーボン・エバンスAxiomネイサン・フレイザー
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■ WWE NXT
日時:7月23日(現地時間 日本WWEネットワーク木曜以降)
会場:米フロリダ州オーランド Capital Wrestling Center

 なんといっても大トリのトリオ戦、先週に続いてのラスカルズ連勝が素晴らしい。[ファイトクラブ]記事ながら、これを冒頭に紹介しないと読者に怒られてしまう。
 なにが画期的って、TNAとの交流路線により、NXTから解雇されて元の名前に戻ったザッカリー・ウェンツと、TNAでのパートーナーであるトレイ・ミゲルが、NXTに残っているウェス・リーと再合体を果たし、NXTでのMSKではなくTNAでの名義であるラスカルズとして登場していること。しかも、先週が英国の職人組ガラスなら、今週はアクシオムとネイサン・フレイザーのコンビに、WWEの超秘密兵器であるジャーボン・エバンスがトリオ結成なんだから、始まる前からこりゃ凄いことになる・・・という案配なのだ。

 実際、ラスカルズの合体技や連携がハイスピードで展開されるだけでなく、もとから期待通りに立体的な動きをする現NXTタッグ王者のネイサン・フレイザー&アクシオムだけでなく、ジャーボン・エバンスがいかに、次世代の逸材かも確認できる「トリオ戦とは何か?」を見せつけるマッチメイク展開に。今回はザッカリー・ウェンツがフォールを取るのでありました。
 上場企業TKOとして、黒人選手の比率にも配慮が必要とのマネージメントのプレッシャーがあり、後半に紹介する女子部門でも、あるいはメインルースター昇格秒読みのトリック・ウィリアムスの活躍からも顕著なんであるが、実力面でも申し分ないんだから穿った見方は禁物であろう。まして、WWE以外に他団体なんか存在しない主義だったのが、トリプルH政権でこうしてTNAとの交流している点でも、特筆される今回のメインなのであった。

 紹介の順番を番組冒頭からに戻すなら、やはりAEWから転出のイーサン・ペイジに王座を盗られたトリック・ウィリアムスから。「ペイジから取り戻す」マイクだけでなく、アシャンテ・ジー・アドニス、セドリック・アレキサンダーが立ちはだかる。あとでセドリックと試合することに。

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