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■ ABEMA presents DESTINATION 2024
日時:7月13日
会場:武道館 観衆4196人(主催者発表)
清宮海斗(王者) vs. YOICHI(挑戦者)GHCヘビー級選手権試合
若き王者・清宮海斗がYOICHI(稲村愛輝)を相手に2度目の防衛戦を行い、七色のシャイニングでYOICHIを撃破して王座を守り抜いた。清宮は試合後、「NOAHの未来、明るくないですか?」と語り、今後のプロレスリング・ノアの展望に自信を示した。
AJスタイルズ vs. 丸藤正道
7月13日の日本武道館大会で、WWEのスーパースター、AJスタイルズが参戦し、ノアのトップスター丸藤正道との一騎打ちが行われた。試合は序盤から互角の攻防が続き、AJスタイルズは丸藤の左脚にローキックを浴びせてダメージを蓄積させた。中盤、丸藤はトップロープからのフェノメナールフォアアームを回避し、ロープをドロップキックで攻撃してAJを場外に転落させ、ペースを奪った。
しかし、AJスタイルズは反撃し、スーパーマンスプラッシュを決めて試合の流れを変えた。最後はAJがスタイルズクラッシュを丸藤に決め、見事な勝利を収めた。AJは試合後、「丸藤選手が自分の最大限の力を引き出してくれた」と感謝の意を示し、日本のファンに対するリスペクトを語った。
ジェイク・リーのウォー・ドッグス加入
同大会でジェイク・リーはウォー・ドッグスへの加入を発表した。ジェイクはYOH-HEY、タダスケと組んでジャック・モリス、アンソニー・グリーン、LJ・クリアリーと対戦し、クリアリーをFBSでフォールして勝利を収めた。試合後、ウォー・ドッグスの外道が登場し、ジェイクにウォー・ドッグスのTシャツを手渡した。ジェイクはこのTシャツに袖を通し、新たなステージへの意気込みを示した。
齋藤彰俊の引退表明
本誌・寺内1/2兵衛の取材を受けた際の齋藤彰俊
齋藤彰俊はこの日の大会で、保持していたゼロワンの世界ヘビー級王座をかけて潮崎豪と対戦した。試合は潮崎がエメラルドフロウジョンからの豪腕ラリアートで勝利し、新王者となった。試合後、齋藤は引退を表明し、「2009年6月13日に広島の地で心に誓ったことを果たした。潮崎、チームノアを、プロレスリング・ノアを、プロレスを頼む!」とコメントした。
佐々木憂流迦のGHCナショナル王座奪取
佐々木憂流迦は、プロレスデビューからわずか6か月でGHCナショナル王座を獲得した。試合は序盤からHAYATAとの激しい攻防が繰り広げられ、最後はスリーパーでHAYATAを絞め落としてレフェリーストップ勝ちを収めた。佐々木は試合後、「むちゃくちゃ感慨深い」と喜びを語り、今後のシングルリーグ戦「N-1 VICTORY 2024」にも意気込みを見せた。
拳王 vs. 永田裕志のユーチューバー対決
ノアの顔である拳王と、新日本プロレスのベテランレスラー永田裕志が対戦した。試合前から互いのYouTubeチャンネルを通じて舌戦を繰り広げてきた二人は、リング上でも熱戦を繰り広げた。試合は拳王が変型フェルコンアローで永田をフォールして勝利を収めた。試合後、両者は握手とグータッチを交わし、永田は「眠っていたものが蘇った」と拳王に感謝の意を示した。
このように、7月13日のプロレスリングノア武道館大会は、数々の熱戦とドラマに満ちた一夜となった。各選手のパフォーマンスが光り、プロレスファンにとって忘れられない大会となった。
※詳細拡大版電子書籍版は2024年7月25日号に収録。