ブレンダン・ラウネーンがメインで勝利!PFL 6: 2024 Regular Season

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 6月28日(現地時間)にサウスダコダ州スーフォールスで『PFL 6: 2024 Regular Season』が開催された。
 世界唯一の総合格闘技(MMA)リーグであるプロフェッショナル・ファイターズ・リーグ(Professional Fighters League、PFL)は、レギュラーシーズン、「勝ち抜き」プレーオフ、シーズンを締めくくるチャンピオンシップで闘う個人のファイターが参加する真のスポーツとしてMMAを提供する最初の組織である。MGM Televisionとの新しい提携は、世界中の3億人のMMAファがンとの交流の最大化を目指すPFLマルチプラットフォーム配信に、台本なしのプログラムとショート形式のコンテンツを提供する。当初の台本なしシリーズは、ファイターの日常生活をファンに提供し、チャンピオンがPFLリーグ・プレーオフで出場権を獲得するパラレル・トーナメントを特徴とする。
 メインイベントでは、2022年PFLフェザー級チャンピオンのブレンダン・ラウネーンが、2度目のPFLタイトルを目指してジャスティン・ゴンザレスと対戦した。ラウネーンは第2ラウンドで激しい膝蹴りを決め、TKOで勝利を収めた。この勝利により、ラウネーンは2024年PFLプレーオフでフェザー級のトップシードとなった。
 セミメインイベントでは、サウスダコタ出身の元ベラトール暫定ウェルター級チャンピオン、ローガン・ストーリーがモルドバのルカ・ポクリットと対戦した。ウェルター級の両選手は3ラウンドにわたってサブミッション試みを交換し、技術的なレスリングを披露した。最終的に、ストーリーは満場一致の判定で勝利を収めた。
 無敗のロシアの注目選手マゴメド「プリンス」ウマラトフがベラトールのベテラン「アイリッシュ」ブレナン・ウォードとウェルター級レギュラーシーズンの試合で対戦した。ウマラトフは第1ラウンドでアナコンダチョークでウォードを下し、2024年PFLグローバルシーズンプレーオフの出場権を獲得した。試合後、ウォードは輝かしいキャリアの後にMMAからの引退を発表した。
 元PFLファイナリスト同士の戦いでは、2023年PFLフェザー級準優勝者のガブリエル・ブラガが2022年準優勝者のババ・ジェンキンスと対戦した。両者はPFLプレーオフへの復帰を目指していたが、最終的にブラガが第2ラウンドでテクニカルノックアウトで試合を終え、PFLプレーオフへの出場を確保した。

■ PFL 6: 2024 Regular Season
日時:2024年6月21日(現地時間)
会場:アメリカ合衆国サウスダコダ州スーフォールス

<フェザー級>
○ブレンダン・ラウネーン(英国)
 2R 3分34秒 TKO
●ジャスティン・ゴンザレス(米国)

<ウェルター級>
○ローガン・ストーリー(米国)
 判定
●ルカ・ポクリット(モルドバ)

<ウェルター級>
○マゴメドフ・ウマラトフ(ロシア)
 1R 3分43秒 by アナコンダチョーク
●ブレナン・ワード(米国)

<フェザー級>
○ガブリエル・ブラガ(ブラジル)
 2R 1分48秒 TKO
●ババ・ジェンキンス(米国)

<ウェルター級>
○ロレンツ・ラーキン(米国)
1R 4分46秒 TKO
●アラン・ドミンゲス(メキシコ)

<ウェルター級>
○シャミル・ムサエフ(ロシア)
 2R 1分51秒 KO
●ムラド・ラマザノフ(ロシア)