平良達郎がメインでTKO勝ち!UFCファイトナイト・ラスベガス93

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メインイベント
日本のフライ級第13位の平良達郎が初のメインイベントでランク5位のアレックス・ペレスと対戦した。平良の打撃は正確で、経験豊かな挑戦者に対してクリンチ中の膝蹴りを巧みに使い、立ちマウントからの驚異的なテイクダウンを決めた。これによりペレスの体重を支える膝に怪我を負わせ、平良が第2ラウンドでTKO勝利を収めた。この勝利で彼の無敗記録は維持され、トップ5ランキングに躍進した。タイトル戦への一歩を近づける中で、平良は次のように語った。
「想像していた結末ではありませんでしたが、チームと一緒に考えていた戦い方はできたと思います。アレックス・ペレスのケガがひどくなく、早い回復がかなうことを願っています。ムハマンド・モカエフとマネル・ケイプの対決は注目していますが、年内、今年中に(現王者の)アレクサンドル・パントーハと戦えたらうれしいです」

セミメインイベント
カムザット・チマエフが負傷により次週のサウジアラビアでの初カードのメインイベントでロブ・ウィテカーとの対戦から外れたため、イクラム・アリスケロフが代役として登場した。この変更により、高い技術を持つバンタム級のダグラス・シルバとマイルズ・ジョーンズがセミメインイベントに昇格した。両者はショーを展開し、3ラウンドにわたってパワーパンチを交換し、ジョンズがゲームプランでより成功を収めた。ジョーンズは判定で勝利を収め、彼は次のように述べた。
「練習室のマイルズ・ジョーンズをやっと見つけた気がします。時間はかかりましたが、今ここにいます。第二のフェーズが待っているので、全バンタム級の選手は注意が必要です。特にセミメインイベントである以上、常にショーを行いたいと思っていますが、本当のマイルズ・ジョーンズはライオンの心を持っています」

■ UFCファイトナイト・ラスベガス93:ペレス vs. 平良
日時:現地時間2024年6月15日(土)、日本時間16日(日)
会場:アメリカ・ネバダ州ラスベガス /UFC APEX

【メインイベント】
<フライ級>
○平良達郎(日本)
 2R 2分59秒 TKO
●アレックス・ペレス(米国)

【セミメインイベント】
<バンタム級>
○マイルズ・ジョーンズ(米国)
 判定
●ダグラス・シウバ・ジ・アンドラージ(ブラジル)

【メインカード】
<フェザー級>
○ルーカス・アウメイダ(ブラジル)
 判定
●ティミー・クアンバ(米国)

<バンタム級>
○ブレイディ・ヒースタンド(米国)
 3R 1分52秒 リアネイキドチョーク
●ギャレット・アームフィールド(米国)

<フライ級>
○アスー・アルマバイエフ(カザフスタン)
 判定
●ホゼ・ジョンソン(米国)