(C)UFC
メインイベント
ヘビー級12位のノックアウトアーティスト、デリック・ルイスは故郷の大歓声を背にしてリングに登場し、台頭する挑戦者である15位のホドリゴ・ナシメントと対戦した。ルイスはナシメントに対して全力を尽くしたが、攻防はクリンチで終わることが多かった。第3ラウンドで、ルイスはナシメントをダウンさせ、レフェリーストップを引き出し、UFCでの最多KO記録を15に伸ばした。ルイスは言った。
「気分はいいよ。ここはどこだっけ…セントルイス?みんなに感謝している。ブラジルのタクシー運転手に負けるわけにはいかなかった。ちょっと座るよ。もう年だからな。見たか?40歳近くでああいうことをする人はそう多くないんだ。」
セミメインイベント
セントルイス出身でウェルター級11位のホアキン・バックリーは、故郷のファンの熱狂的な歓迎を受けながらオクタゴンに向かい、コメインイベントでヌルスルトン・ルジボエフと対戦した。身長2メートルのルジボエフが膝蹴りを見せたが、バックリーはそれをかいくぐってテイクダウンを決めた。第3ラウンドで、バックリーは大きなノックダウンを奪い、マウントを取ってからグラウンドアンドパウンドを浴びせ、残りの興奮するラウンドを支配した。バックリーは言った。
「セントルイス、皆立って!僕たちは現れて見せつけた!UFCを戻して、それは僕だけじゃなく、みんなも一緒だった!これは僕たちの勝利だ!俺のおばあちゃんはALSを患っている。ALSは彼女から多くのものを奪った…でも彼女はまだ笑顔を保ち、俺を支えてくれている。おばあちゃん、この勝利はあなたのためだ!」
■ UFCファイトナイト・セントルイス:ルイス vs. ナシメント
日時:現地時間2024年5月11日(土)、日本時間12日(日)
会場:アメリカ・ミズーリ州セントルイス /エンタープライズ・センター
【メインイベント】
<ヘビー級>
○デリック・ルイス(米国)
TKO
●ホドリゴ・ナシメント(ブラジル)
【セミメインイベント】
<ウェルター級>
○ホアキン・バックリー(米国)
判定
●ヌルスルトン・ルジボエフ(ウズベキスタン)
【メインカード】
<ライトヘビー級>
○カーロス・アルバーグ(ニュージーランド)
1R 0分12秒 TKO
●アロンゾ・メニフィールド(米国)
<ライト級>
○ディエゴ・フェレイラ(ブラジル)
3R 4分51秒 TKO
●マテウシュ・レベツキ(ポーランド)
<フェザー級>
○ショーン・ウッドソン(米国)
判定
●アレックス・カサレス(米国)
<ヘビー級>
○ワルド・コルテス・アコスタ(ドミニカ)
判定
●ロベリス・デスパイネ(キューバ)