Cody-AJスタイルズ締WWE仏Backlash海外遠征だからこれで良い?

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 『レッスルマニア』後のPLEになる『Backlash』は前年がプエルトリコからの中継。あそこはスペイン語圏とはいえ、ビザなしで米国からいける米国の州扱いなんだが、本年はフランスときましたか。エキゾティックな開催地というテーマに変わったのかも。本来は、マニアでの星勘定を「行って来い」にして返したりのマッチメイクにしていたBacklashなのだが、今回は・・・ちょっと余りにも当たり前過ぎた進行内容だったか。
 もっともパリ開催ではなく、ミッシェル・ポルナレフの凱旋公演でもはるかに熱狂的だった南のリオンというのが救いではあった。ちなみに欧州ツアーはイタリア、オーストリアも回っている。

■ WWE Backlash France
日時:5月4日(現地時間)
会場:フランス リヨン市 LDLCアリーナ 観衆11,628(主催者発表)

<第1試合 ストリートファイト・タッグマッチ>
○ソロ・シコア タマ・トンガ
 19分25秒 サモアン・スパイク
ランディ・オートン ●ケビン・オーエンズ w/ポール・ヘイマン


 タマ・トンガのBloodlineお披露目戦。親分ローマン・レインズが長期休養だろうが、本誌ジョージ・ナポリターノ記者が『レッスルマニア』のWrestleConにて写真に収めた通り、サモア家系図はどんどん広がっている。但し、タマちゃん、あまり目立たせては貰えませんでした。

<第2試合 WWE女子王座トリプルスレット戦>
[王者]○ベイリー
 13分10秒 丸め込み
[挑戦者]●ナオミ
※もう一人はティファニー・ストラットン


 3way戦ではあるんだが、ベイリー&ナオミのおばさん組vs.ティファニーという構図に。最後はナオミが寝ますが、「お前ら八百長か」と声が飛んだのかも(笑)。どっちみち、ここで王座交代があるとは誰も予想しておりません。

<第3試合 世界ヘビー級王座戦>
[王者]○ダミアン・プリースト
 15分45秒 サウス・オブ・ヘブン
[挑戦者]●ジェイ・ウーソ


 JDマクダナ、フィン・ベイラーのJudgement Day軍、欧州ツアーの仕事は試合介入するチャンピンの補佐役なのでした。

<第4試合 WWE女子タッグ王座戦>
[王者]●アスカ カイリ・セイン
 17分25秒 KOD
[挑戦者]○ビアンカ・ベレア ジェイド・カーギル

カイリのメイクがなんか水疱瘡みたいで・・・。

<第5試合 WWEユニバーサル王座戦>
[王者]○コディ・ローズ
 27分20秒 クロスローズ
[挑戦者]●AJスタイルズ


 なにしろ大会の副題が”Nightmares Do Come True”なのである。まぁ、近年ちょっとサイドラインに引っ込んでいたAJスタイルズが欧州遠征の敵役エースを務めて、最後は27分20秒も闘ったのがミソではありました。