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今週のWWE、SmackDown-RAWで『レッスルマニア』後の恒例であるドラフト会議があった。もっとも方針が変わって実際には両方に出たりとか、NXTの意味合いが変わっていることもあり、なんの新鮮感もなかったかも。
だいたい、舞台裏情報まで報道している本誌からしたら、カーメロ・ヘイズが「昇格」とか、もうとっくに給料面では待遇変わっていたのであって、様々なタイミングから今回のドラフト会議という番組のテーマにかこつけて、一般視聴者向きにそう発表したに過ぎない。また、バロン・コービンら、どっちが生かせるかの判断からNXTで闘っている選手がかなりの数になっており、「二軍落ち」したわけではまったくない。それどころか、むしろ職人評価が上がっているのが実情である。
ある程度の年齢になると、これまた給料が上がり、ドラフトで召集されたとなる例が多い。実際、中国娘ザイア・リーは、”上がった”ことになっていたが、現実にはむしろ切られてしまったばかりだ。本誌的にはビジネス・ウーマンのキャラをこなしているキアナ・ジェームスは、年齢からの判断ではなく、本来の意味での昇格だと期待したい。またガイジンNo.1の実績があるビー・プレストリーことブレア・デボンポートは、お茶の間向き番組で巻き返せる可能性はあり、トリプルHの直接の采配にも注目となろう。
ただ、ドラフト会議が盛り上がってなかったのは視聴率が悪かったことでも正直に出てしまったWWEなのだった。
■ WWE NXT Spring Breakin’ 2
日時:4月30日(現地放送時間 日本WWEネットワーク木曜以降)
会場:米フロリダ州オーランド Capital Wrestling Center
NXTは、これまでは『レッスルマニア』週間で毎年、中身的には最高の大会を提供していたんだが、レッスルマニアが土曜・日曜の連続興行に変わり、現地時間12時開始とはいえ、弊社のジョージ・ナポリターノ記者から「金曜のSmackDownあとのHall of Fameが深夜1時半になってしまい、とても”朝”の『NXT Stand & Deliver』は無理」との連絡があった次第である。現地的な間隔では朝興行なんであって、これじゃ選手もお客の乗らない、乗れないは無理もない。いざ見てみると、本誌が先に予想したまんまの結果が並ぶだけで、正直面白くなかったものだ。
しかも、そのマニアにせよ、これまでのパターンだと初日の方が良くて、2日目は質が落ちていたのに、2024年は逆になったとか、これまでの法則があてはまらなくなった全体総括もある。

さて、現実のカップルであるトリック・ウィリアムスと、オカマのようなケバさがさらに加速しているラッシュ・レジェンドからにして、ああ、やはり”Spring Breakin'”回だなぁ、と。ちなみにわかりすぎる流れなので本誌は紹介してなかったが、先週の『Spring Breakin’ 1』にてイリヤ・ドラゴノフを倒したので、NXT王者のベルト姿なのであります。ところでドラゴノフはドラフト会議で「昇格」やってたけど、本誌はずっと前から活字にしている通り、実際はとうの昔に給料面ではスーパースターのランクであります。
試合はバイキング・レイダースのアイヴァーが出てきて、しかしNXT北米王者、26歳のオバ・フェミに負けるカードが第1試合。もちろんバイキング・レイダースもメインルースターなんだが、彼だけでなくナタリアも出てきてと、ブランド分けに意味がないこともまた、ドラフト会議がしょぼくなった理由だと納得することになるのであった。

唯一、本誌的に興味深かったのはウェス・リーの怪我からの復帰発表。そして最初はチェイス大学軍として出てきたファロン・ヘンリーがヒールターンして、ティア・ヘイルに牙をむいたこと。トップ画像にしました。はい、今回の”召集”はかかっておりません。しかし、この二人はまだ若いんだから、これでいいのであります。但し、この2名がお茶の間の番組に出るようになるのは近い。大活躍になると本誌は予言しておきます。
ちなみに一足先に上がったティファニー・ストラットン(ジェシカ・ウォイニルコ)が25歳の誕生日を迎えました。ドイツはハンブルク出身のルードヴィック・カイザー(マルセル・バーテル)と、もう2年も付き合っていることが公になってます。

番組トリは以前のRAW Undergroundの焼き直し格闘技路線。女子というのと、よりランバージャック戦の形式なのが新趣向なんだが、前出のナタリアおばさんが、本物格闘家のローラ・バイス w/シェイナ・ベイズラーにKOされてました。
まぁ本誌に取り上げて貰ってる分、NXTのほうが最近ちょっと変なDynamiteよりはマシなんです。なにしろ本拠地ジャクソンビルのフィットボール・チームの代表でもあるトニー・カーンが、NFLのコンファレンスに出てきた際に、余計なWWE批判の演説やって顰蹙買ったとか、やはり頭がオカシクなっているんじゃないかと。
(c) AEW
ようやくケニー・オメガが番組に出てきて「もう少し待ってくれ」とやってると、エリート入りしたジャック・ペリーが椅子で叩き、悪のオカダ・カズチカも加勢とやってたんですが、番組全体としてはイマイチなのでした。
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