7・24「RISE106」RISEライト級侵略を目論む不可思、牙城を守るはリアルディールTASUKU | 両選手インタビュー

◆不可思インタビュー「ライト級に色々選手いるけど俺がチャンピオンになった方が良いでしょ。それを感じてもらいたいです。」

–前回のBigbangの試合からスパンはかなり短いですよね。
「試合が終わって次が9月になるかなっていう感じだったんですけど、怪我とかもしてなくてすぐ試合が決まってくれたんで、前の調子からそのまま良 い感じで上げてきてるんで。スパンが短くてそれが逆に良かったかなって。」

–前回のBigbangでの防衛戦はいかがでしたか?
「つまんない試合しちゃったんで、それが一番すかね。
1ラウンドやって思ったよりいけるなっていう感覚があったんですけど、自分の中では全部のラウンド取ってると思ってたんですけど、それで3ラウン ド終わってとりあえず勝ったかなって思ったんですけど。
ちょっと慎重になりすぎちゃったかなって。
1個ドローが入っちゃったし、そういう風に見られる試合しちゃったっていうのが反省ですね。」

–タイトルを守る為に守りの姿勢に入ってしまったのでしょうか?
「なんか攻めるスイッチを入れられなかったです。慎重になりすぎちゃったんで。」

–そして今回は久しぶりのRISE参戦ですね。
「そうですね。2回目で、もう5年ぶりぐらいですかね?
まだ10戦もしてない5戦とかそれぐらいの時だったんですけど、気持ち的には初めて出させてもらうって感じですね。
その時とはまた色々違うんで。今回が顔見せかなって。」

–あの頃より階級もだいぶ変わってますよね。以前はフェザー級(-57.5㎏)でした。
「どんどん良いトレーニング出来てるんで、体が出来てきちゃって。
この前が61㎏ぐらいのライト級でもかなりギリギリだったんで。
RISEのライト級でもやってく感じで、階級はそれぐらいがベストかなって。」

–もう名古屋から上京してきてもうどのくらいになりますか?
「去年の年明けに出てきたんで1年半過ぎたぐらいですかね。」

–ご自身でどんな所が成長したと思います?
「単純にパワー・スピードも上がってるんですけど、テクニックとか戦い方とか。
前にいたジムが全然プロの選手がいなかったんですけど、今はすごい強い選手に囲まれて毎日練習してるおかげで、なんか一つ自分の中でも上のレベル に上がってるっていう実感はハッキリあります。
もう日本トップの選手たちと毎日練習してるんで、ちょっとぐらいの相手じゃそんな全然大した事無いかなっていう。」

–Bigbangのタイトルを獲ったり、BLADEのトーナメントで3位になったりしておりますが、最近自分がステップアップしているという実 感はありますか?
「一歩ずつは前に進めてるかなと。でもまだそんなに実績が大してあるわけでも無いですし、良い試合っていうのも見せられて無いんで。
良い試合というか自分が納得いく試合が…。まだなんか試合になると全然実力が出せてないなと。
そこを練習通り100%出せれば、みんながビックリするぐらい強い所を見せられると思うんで。
だからそれを今回のRISEでちょっとでも、ハッキリ進化してるっていうのを見せられたらなと思います。」

–いまRISEのライト級はイ・ソンヒョン選手がタイトルを返上して王座決定戦の最中です。今後はタイトルを狙いに?
「勿論、狙うというかライト級のタイトルを獲るつもりでいます。」

–今、勝ち上がってるメンバーと自分を比べていかがですか?
「出させてもらう中でライト級の選手はどんな人がいるのかなって見たんですけど、誰とやっても問題無いかなって感じですね。」

–強気ですね。では今回の試合ですが相手のTASUKU選手の印象は?
「リアルディール所属でリアルディールらしい戦い方。
前に出て前に出てって。でも別にこれが強いとかいうのも特に無いんで。何も問題は無いですね。」

–見てて怖いものは無い?
「無いっすね。」

–試合が決まった際、TASUKU選手も不可思選手が乗り込んでくることについてRISEは甘くないぞと言ってました。
「TASUKU選手は倒される覚悟だけしといて下さい。」

–TASUKU選手は4連敗中で不可思選手に勝って負けを帳消しにしたい気持ちがあるそうです。
「僕に倒されてもっと心を折られるんじゃ無いですかね。悪いですけど、4連敗中で僕に倒されて、もっと落ち込ませちゃうけどすいませんて感じ で。」

–今回の試合で自分の見てもらいたい所、アピールポイントはありますか?
「ベルト獲るって言ったんですけど、華がある選手がチャンピオンにいた方が良いと思うんで。
その団体も盛り上がると思うんで。ライト級に色々選手いるけど俺がチャンピオンになった方が良いでしょ。それを感じてもらいたいです。」

–今回はライト級の選手が多く出場しますが、一番目立ってやろうと?
「他のライト級の選手がいると思うんですけど、『いやこれもう不可思でしょ』って感じにしたいですね。
王座決定戦で僕より先に誰かがベルトを獲るかもしんないですけど、ベルト獲っても『でも不可思じゃないの?』って。そういう雰囲気にしたいなっ て。」

◆TASUKUインタビュー「ここで倒せば今までの負けが帳消しになる。」

–まず前回の丹羽戦はかなり惜しい試合でした。振り返ってみていかがですか?
「タイトルが懸ったトーナメントだったので勝ちたい気持ちはすごくあったんですけど。
結果的には惜しい試合になりましたけど心の部分で弱い所があったんで、そこをしっかり今回乗り越えていけたらなと思っています。」

–60kgから階級を上げて3試合しましたが手応えはありますか?
「相手のパワーがもっと上がると思ったんですけど、そんな事無くて、感覚的には60㎏でやってた頃と全然変わらないのかなと。
あとはめちゃめちゃ強い、怖いっていう選手に今の所当たっていないので、変な話こんなもんかっていう所も実はあります。」

–階級転向最初に戦ったトップランカーの麻原選手とも接戦でした、それで自信がついたという事ですか?
「やっぱ圧倒的にやられるかなって思ってたら、意外と自分が思ってたよりも善戦出来たっていうのがあって、自信につながりましたね。」

–良い試合は連発してますが、ここしばらく勝ち星が遠ざかっております。
「結果で言えば勝ちっていうものがすごい欲しいし、今まで戦ってきた試合が良い試合するけど負けちゃうっていうのが多いので、良い試合してさらに 結果も勝ちっていうのがすごく欲しいですね。」

–では今回の相手が不可思選手です。印象は?
「やっぱりアグレッシブでパンチの回転が速い、すごい好戦的な選手だなと思います。」

–そんな不可思選手と戦ってみたらどうなると思いますか?
「めちゃめちゃ噛み合うと思うんですよ!
バチバチの打ち合いになると思うんですけど、まぁ回転力で言うとちょっとまだ向こうのが上なのかなっていう所があるんで、打ち負けない下がらな いっていうのが出来れば決して勝てない相手じゃないと思います。」

–不可思選手はBLADEのトーナメント3位でBigbangのタイトルも持ってます。
「名前あるし、すごい強い選手なので、ここで倒せば今までの負けが帳消しになってさらに自分の自信になって次につながる試合だと思うんで、しっか り準備して倒しにいこうと思います。」

–相手はRISEライト級タイトルを獲りに参戦します。
「僕はデビューからずっとRISEでやらせてもらってるので、RISEに対する愛って言ったら変ですけど、団体を愛してる部分があるので。
やっぱり、外から来た選手に好きなようにされるのは気に食わないのでしっかりRISE強いんだよ!って所を見せつけたいと思います!」

–自分の中で強み、アピールポイントはありますか?
「パンチ、ローで戦っていきたいっていうのもあるんですけど結局パンチ頼りになってしまうんですけど、さらにパンチを良くしようと思って練習に励 んでるんで、どちらかと言えばパンチはテクニックっていうより一発があると思うんで、パンチの一発っていうのが強みかなと。」

–勝つときはKOが多いですよね。ヒザ蹴りだったりローだったり色んなパターンでKO出来ますよね。自分の中で一発に自信がある?
「効かせる自信があるので、どれだけ気持ち作って前に出て攻撃当てていけるかっていうのが大切なのかなって。」

–TASUKU選手は裕樹選手(ANCHOR GYM)がリアルディールで指導していた時にデビューしていましたよね?
「プロになるのも裕樹選手に憧れて。まぁ師匠に憧れてプロになったのでパンチとローで戦っていきたいっていうのはすごい自分の中にあります。」

–あとお聞きしたいのが、ちょっと前からリアルディールの選手は試合前に背中を叩くようになりましたが理由はなんでしょう?
「ハハハ(笑)。アレはなんなんすかね(笑)。
一番最初に強く叩き始めたのは僕が叩き始めたのかなーと思うんですけど、まぁやっぱり会長が結構気合い入れる時に先輩の龍二さんだったりに縄跳び で叩いたりとか、張り手くらわしたりとかっていうのがあって、その流れで背中を殴って気合いを入れるっていうのが最近の東京では恒例になってきて ます。
僕の中ではもっと強く叩いてくれていいなっていう(笑)。」

–同門の潔人選手が試合の時はかなり強く叩いてますよね?
「痛みを与えて、その痛みを怒りというかパワーに変えろって思いながら叩いてますね!」

–潔人選手、叩かれた後にすごい不機嫌な顔をしてるんですよね(笑)。
「ハハハ!たまに血が出てますもんね(笑)。内出血が起こって(笑)。」

–最後に意気込みをお願いします。
「引かずにガンガン打ち合って打ち負けず、不可思選手を下がらせるっていう所を見てほしいですね!」

大会概要・対戦カード
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