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4月25日カンボジア・プノンペンで開催されたクン・クメール大会「GANZBERG KUN KHMER」カンボジア vs.中国・日本の対抗戦メインは、日本大会(2022年5月15日新日本キックボクシング協会『TITANS NEOS 30』)にも参戦経のあるソンツアーラ(カンボジア)が中国選手を圧倒していく。
1R終盤には左ストレートでダウンを奪い、2R顔面前蹴りからの飛び込んでの膝でダウンを奪い、立ち上がったもののパンチで攻めたて一方的な展開になったところでレフェリーがストップをかけた。
現地で日本人選手に勝利しているメーン・メキア、ルン・サポーンのカンボジア選手も中国選手に判定勝。日本から参戦の3選手は、KNOCK OUTを主戦とする久井大夢(TEAM TAIMU)が、1月6日で現地選手に判定勝で2戦目となる今大会である。今月13日、4人ワンデートーナメントで上野優翔(日本)、アレクサンダー・グラゴレフ(ロシア)をKOして優勝している強豪ピス・サムバスと好勝負を展開するも判定敗けに。
クン・クメール初参戦の新田宗一朗(クロスポイント吉祥寺)は、1R右縦肘をヒットさせKO勝。新日本キックボクシング協会伊原道場本部を脱退後、初試合となった髙橋亨汰/コウタは中国選手に決定打こそなかったものの蹴り・パンチをヒットさせ、判定勝でフリー初戦を飾った。
カンボジア・ムエタイの“クメールボクシング=クン・クメール”は、民間企業からの後援を受けて各テレビ局で大会を週6回以上は放送しており、人気も高い。大会数も多い為、選手の試合間隔は短く、その中で生き残った選手は強く、選手レベルもあがっている。今大会もGanzberg Beerがメインスポンサーの大会である。
野外での会場は大観客で人気の高さを物語る
■ GANZBERG KUN KHMER
日時:2024年4月25日 20:00開始(日本22:00)
場所:カンボジア・プノンペン
ライブ配信:Youtube https://www.youtube.com/@TownBoxingTV/streams
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全試合公式動画
<メインイベント第7試合 クン・クメール カンボジアvs.中国 73㎏ 3分3R>
○ソンツアーラ(カンボジア)-ធឿន ធារ៉ា-Thouen Theara
2RKO
●カイ・ジペン(中国)CAI ZEPING
<第6試合 クン・クメール カンボジアvs.中国 72㎏ 3分3R>
○ルン・サポーン(カンボジア)រឿង សោភ័ណ្-Roeung Sophorn
判定
●ルオ・チャオ(中国)Luo Chao
<第5試合 クン・クメール カンボジアvs.日本 60㎏ 3分3R>
○ピス・サムバス(カンボジア)ពេជ្រ សម្បត្តិ-Pich Sambath
判定
●久井大夢(TEAM TAIMU)
・現KNOCK OUT-BLACKライト級王者
・KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座
肘でカットされ2度のドクターチェックをうけたが、気持ちを切らせず向かっていった久井だったが判定敗けを喫した。
<第4試合 クン・クメール カンボジアvs.中国 60㎏ 3分3R>
○メーン・メキア(カンボジア)ម៉ឺន មេឃា-Meun MeKhea
判定
●パン・シャオウェイ(中国)
<第3試合 クン・クメール カンボジアvs.日本 60㎏ 3分3R>
●チョー・ポフ(カンボジア)ជ័រ ពៅ-Chor Pov
1RKO ※右縦肘
○新田宗一朗(クロスポイント吉祥寺)
・JAPAN KICKBOXING INNOVATIONスーパーフェザー級王座
<第2試合 クン・クメール 中国 vs.日本 62㎏ 3分3R>
●ジン・カン(中国)Jing Kan
判定
○髙橋亨汰(日本/伊原道場本部)
・WKBA世界62kg級王者
・日本ライト級王座
<第1試合 女子クン・クメール カンボジアvs.中国 60㎏ 3分3R>
○エー・ヤヌット(カンボジア)អេ យ៉ានុត-Eh Yanuth
判定
●ガン・ウェイ(中国)Guang Wei