ムース王座防衛!マット・ハーディらが復帰!TNA Rebellion 2024

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 3月20日(現地時間・放送日)にネバダ州パラダイスで『TNA Rebellion 2024』が開催された。
 今大会のメインでは、団体最高峰王座であるTNA世界王者ムースに、元WWEのドルフ・ジグラーことニック・ネメスが満を持して挑戦した。ネメスは家族もリングサイドに呼んで自分の王座戴冠を見せようと意気込んでいた。試合は、ムースの仲間であるザ・システムが試合に介入するも、レフェリーがリングサイドから追放。そして一騎打ちとなったが、最後はムースが必殺のスピアーを決めてフォール勝ち。ムースが難敵ネメスから勝利し、ザ・システムも祝福に現れ、このまま終わるかに見えた。しかし、いきなり会場が暗転、そして明かりがつくと、なんとリング上に、ブロークン・マット・ハーディーが現れたのだった。ハーディーはムースにツイスト・オブ・フェイトを決め、デリートを連発。TNA世界王座への返り咲きをアピールした。
 またノックアウト王座戦は、王者ジョーディン・グレースがステフ・デ・ランダーの挑戦を受けた。試合はランダーのセコンドのザ・グッド・ハンズが介入を繰り返すが、グレース側として怪物PCOが乱入。当然、PCOと抗争中のコンも乱入してきて、コンはグレーズを必殺の首捻りで首の骨を叩き折ろうとする。すると、そこにサミ・キャラハンが現れてコンらを蹴散らしたのだった。サミ・キャラハンもTNA復帰となり、試合はグレースが勝利して王座防衛を果たした。
 因縁決着戦としてラストマンスタンディングマッチで行われたジョシュ・アレクサンダー対ハマーストーンはハマーストーンがアレキサンダーを画鋲の上にナイトメア・ペンデュラムで叩きつけたが、アレキサンダーは立ち上がり、最後はアレキサンダー必殺のC4スパイクが炸裂。ハマーストーンは遂に立ち上がれず、アレキサンダーが勝利となった。
 また戦う相手を出せと、アピールするスティーブ・マクリンに対し、ディレクターのサンティノ・マレラが用意したのは、マイク・サンタナだった。サンタナはTNA復帰戦という事でマクリンに勝利。今大会では、マット・ハーディ、サミ・キャラハン、そしてサンタナと三人が復帰する形となった。

■ TNA Rebellion 2024
日時:2024年4月20日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ合衆国ネバダ州パラダイス

<TNA世界王座タイトルマッチ>
○ムース(王者)
 ピンフォール
●ニック・ネメス(挑戦者)

<ノックアウト王座タイトルマッチ>
○ジョーディン・グレース(王者)
 ピンフォール
●ステフ・デ・ランダー(挑戦者)

<ラストマンスタンディングマッチ>
○ジョシュ・アレクサンダー
 ノックアウト
●ハマーストーン

<TNA世界タッグ王座タイトルマッチ>
○ザ・システム (エディ・エドワーズ & ブライアン・マイヤーズ)(王者)
 ピンフォール
●スピードボール・マウンテン (マイク・ベイリー & トレント・セブン) (挑戦者)

<シングルマッチ>
○マイク・サンタナ
 ピンフォール
●スティーブ・マクリン

<フルメタルメイヘム>
○フランキー・カザリアン
 ピンフォール
●エリック・ヤング

<シングルマッチ>
○リッチ・スワン
 ピンフォール
●ジョー・ヘンドリー

<Xディビジョン王座タイトルマッチ>
○ムスタファ・アリ(王者)
 ピンフォール
●ジェイク・サムシング(挑戦者)

<ノックアウト世界タッグ王座タイトルマッチ>
○スピットファイア (ダニ・ルナ & ジョディ・スレット)(王者)
 ピンフォール
●ディケイ (ローズマリー & ハボック) (挑戦者)

<デジタルメディア王座タイトルマッチ>
○ラレド キッド(挑戦者)
 ピンフォール
●クレイジー スティーブ(王者)

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