映画『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』トークイベント登壇ターザン山本暴走!!

■ 映画『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』トークイベント
日時:4月15日
会場:アップリンク吉祥寺

(C)若松プロダクション 配給:若松プロダクション

登壇ターザン山本暴走!!
なぜか最後は、酔っぱらい姉ちゃんにアイアンクローをした話に


 4月15日、アップリンク吉祥寺で開催された映画『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』のトークイベントに、週刊ファイトOBで元週刊プロレス編集長のターザン山本が登壇した。

 今から約40年前、映画監督の若松孝二が名古屋でミニシアター『シネマスコーレ』を立ち上げたことから始まる本作。脚本と監督を務めた井上淳一が若松に弟子入りした若かりし頃を振り返りつつ、映画に魅了された若者たちがそれぞれの試練に立ち向かう青春ストーリーである。


 ターザンもまた、映写技師として4年間働いていた過去を持つ映画青年だった。斜陽を迎えていた映画業界には入らず、プロレスマスコミに足を踏み入れ、現在は毎日のように映画館に通う人に。井上監督は週刊プロレスの発売前日に早売りを買い求めていたほどの愛読者。ふたりの映画・プロレストークは当然ながら尽きることはなかった。

 「若松孝二、大島渚、今村昌平と僕は同時代人なんですよ」というターザンは、若松孝二に強い関心があったとのこと。「若松さんと井浦新さんのトークショーを観るために仙台まで行ったことがありますよ」と意外なエピソードを披露。

 井上監督から本作の感想を求められると「若松監督の役を井浦さんがやっていたとは、最後までわからなかった」と語り、若松孝二になりきった井浦の演技を大絶賛。
 「(シネマスコーレの支配人)木全純治を演じた東出昌大さんも、木全を知っている人からしたら凄いそっくりなんですよ」とは井上監督。撮影を通して役者の観察力と凄さを再認識したという。


 さらに話題は、編集長時代のエピソード、退行したプロレス業界と映画界などで盛り上がった。
 「熱量が亡くなった今の時代にもう一回、プロレス雑誌の編集長をするとしたら」との井上監督の問いに、ターザンは「今は野郎の時代は終わっていて完璧な女性の時代。僕が雑誌をやるとしたら毎回、女子プロをメインにしますよ」と日本の女子プロレスを高く評価。

 注目の映画『アイアンクロー』に対するターザンと井上監督による批判、ピンク映画館に出没する迷惑な男色や、立石で酔っぱらったお姉ちゃんにアイアンクローをかけるといったヤバイ話まで、何でもありな30分間だった。   

取材・文=シン上田


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