4月11日大相撲の第64代横綱からK-1、MMA、プロレスに参戦した曙太郎が心不全で亡くなっていたことがわかった、享年54歳。大相撲時代は、同期入門の若貴兄弟(元横綱:若乃花と貴乃花)と鎬を削る取り組みで、大相撲を盛り上げたが膝の故障に悩まされ2001年引退。曙親方として東関部屋で後輩の指導をしていたが、2003年11月に日本相撲協会を退職。その年の大晦日にはK-1参戦してボブ・サップとの対戦は大きな話題となり、MMA戦にも参戦。格闘技戦績は芳しくなかったが、プロレスのも参戦して全日本プロレスやハッスル、ドラゴンゲート、ZERO1などフリープロレスラーとして活躍した。
曙太郎(あけぼの・たろう)
生年月日:1969年5月8日
出身地:米国ハワイ州オアフ島出身
大相撲経歴
・1988年(昭和63年):初土俵
・1992年:大関
・1993年:横綱(在位は48場所)
654勝232敗181休
・1996年4月 日本国籍取得
K-1キックボクシング戦績:10戦1勝9敗(5KO)
MMA:4戦4敗(3SUB)
最後の格闘技戦は2015年12月31日「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 」でのボブ・サップ戦だった。
2012年11月にはステーキハウス「曙ステーキ」もプロデュースしていた。
【お悔やみ】
全日本プロレスでも活躍された曙太郎さんが、心不全のため享年54歳でご逝去されました。
曙さんの訃報に接し、全日本プロレス所属選手・スタッフ一同は、謹んで哀悼の意を表し、ご冥福をお祈りいたします。
全日本プロレスhttps://t.co/SmmtsBwP1k pic.twitter.com/V0iiG6xC1K
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) April 11, 2024
全日本プロレスからの公式X
NHKの訃報ニュースでは、あくまで横綱の経歴が軸で、「ほかの格闘技でも活躍」だって。なんだかなぁ・・・。
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