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メインイベント
ランク入りしているミドル級のライバル同士が、第6位のブレンダン・アレンが第14位のクリス・カーティスと対戦するスリリングで競争力のあるリマッチを実現させた。アレンは優れたクリンチワークを見せ、カーティスは鮮やかなボクシングを披露し、最初の2ラウンドをポケットで戦った。第3ラウンドでカーティスがノックダウンを奪うと、アレンは賢明にもシュートに行き、その戦略は第4ラウンド、そして信じられないほどの第5ラウンドでも展開された。分割判定の勝利を収めたアレンは言った。
「クリスはタフだ。第5ラウンドには確かに疲れていた。いいペースだった。クリスには帽子を脱ぐよ。私たちが何に直面していたか知っている。タイトルショットはどこだ?!私のような連勝をしている人はいない。短期間で、既に私を倒した男とここで戦っているんだ。(UFCミドル級チャンピオン)ドリカス(ドゥ・プレシス)、この仕事をしに来い!」
セミメインイベント
スタイルが戦いを作り、クリプトナイトとなることがあり、それがフィニッシャーのアレクサンダー・ヘルナンデスとデイモン・ジャクソンの場合だった。ヘルナンデスの打撃が相手を距離に置き、しかしジャクソンはできるときにグラップリングで優位に立った。そして最終ラウンドで、ヘルナンデスはノックダウンをタイミングよく決め、マウントに移行したが、ジャクソンは脱出してバックを取り、チョークを決めた。ラウンドの残りはケージレスリングで、互いのスキルセットを打ち消しながら最後のベルまで戦った。スコアカード上でジャクソンが分割判定で勝利を収め、言った。
「LFAにいた頃からこの男を見てきて、厳しい戦いになることを知っていました。キラーな相手だ。マッチアップをもらった時、もっと一生懸命トレーニングしたくなりました。そして倒されたわけではなく、足首をひねっただけです。それは全ての道のりで28-27、私の勝ちです」
■ UFCファイトナイト・ラスベガス90:アレン vs. カーティス
日時:現地時間2024年4月6日(土)、日本時間7日(日)
会場:アメリカ・ネバダ州ラスベガス /UFC APEX
【メインイベント】
<ミドル級>
○ブレンダン・アレン(米国)
判定
●クリス・カーティス(米国)
【セミメインイベント】
<フェザー級>
○デイモン・ジャクソン(米国)
判定
●アレクサンダー・ヘルナンデス(米国)
<* ヘルナンデスは規定体重をオーバー。試合は予定通り行われるものの、対戦相手のジャクソンに報奨金の20%を支払う>
【メインカード】
<フェザー級>
○チェペ・マリスカル(米国)
判定
●モルガン・シャリエール(フランス)
<ライト級>
○イグナシオ・バハモンデス(チリ)
1R 3分34秒 TKO
●クリストス・ジアゴス(米国)
<ヘビー級>
○ルーカス・ブジェスキー(ポーランド)
判定
●ヴァルター・ウォーカー(ブラジル)
<ライト級>
○チャーリー・キャンベル(米国)
判定
●トレバー・ピーク(米国)
He's got his eyes on the belt 👀@BrendanAllenMMA wants a shot at middleweight gold! #UFCVegas90 pic.twitter.com/eW2LN1SliP
— UFC (@ufc) April 7, 2024