PFL渡辺華奈がリーグ戦 計量オーバー選手に判定勝!

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 4月4日(現地時間/日本5日)に米国テキサス州サンアントニオのボーイングセンターにて『PFL(Professional Fighters League)REGULAR SEASON1: HEAVYWEIGHTS & WOMEN’S FLYWEIGHTS』開催された。プロフェッショナル・ファイターズ・リーグ(Professional Fighters League、PFL)は、レギュラーシーズン(Regular Season)で2試合を戦い、勝ち点上位(シード)※₁の4選手で準決勝(プレーオフ)シード1位vs.4位、2位vs.3位が対戦(通常)決勝(チャンピオンシップ)が争われ、優勝賞金100万ドル(約1億5千100万円)を獲得する。
 2018年からリーグ戦を開始したPLFのリーグ戦には、昨年2023年に男子・工藤諒司(フェザー級)西川大和(ライト級)女子・東よう子(フェザー級)の3選手が参戦したが、皆2連敗でレギュラーシーズンで姿を消している。
 今大会、女子フライ級125ポンド(-56.7kg)リーグ戦に参戦した渡辺華奈は、128.6ポンド(-58.3kg)と規約体重を2.6ポンド(1.18㎏)※₂オーバーしたシェイナ・ヤング(米国)に柔道ベースの渡辺は、ポイントの高い1R勝利を狙い裸締め・腕十字を狙うが極められなかったが、3Rを通してポジショニングで優位を保ち判定勝でポイント3を獲得した。


渡辺所属のFIGHTER’S FLOW 上田貴央 代表のXより
PFL体重オーバー選手のペナルティに試合ポイントの減点はなく※₃、キャッチウェイトでの試合に対する批判もあったが、アメリカでは「計量オーバーは罰金による解決がほぼ唯一の方法である」と述べている。

◇PFL階級
・ヘビー級(-120.2kg)
・ライトヘビー級(-93.0kg)
・ミドル級(-83.9kg)
・ウェルター級(-77.1kg)
・ライト級(-70.3kg)
・フェザー級(-65.8kg)
・バンタム級(-61.2kg)
・フライ級(-56.7kg)
※₁レギュラーシーズンは短いラウンドで勝利するほど得点は高い(1R勝ち6点、2R勝ち5点、3R勝ち4点、判定勝ち・反則勝ち・不戦勝3点、引き分け1点)。肘での攻撃は禁止、減点・失格の対象となる。
※₂ PFLは、UFCのワンマッチ同様、各階級の1ポンド(0.45kg)のキャッチウェイトが設けられている為、実質3.6ポンド(1.6㎏)超過
※₃リーグ戦の勝ち点マイナスと罰金

■ PFL REGULAR SEASON1: HEAVYWEIGHTS & WOMEN’S FLYWEIGHTS
日時:2024年4月4日(現地時間/日本5日)
会場:アメリカ合衆国テキサス州サンアントニオ・ボーイングセンター
配信:U-NEXT 見逃し配信〜5月4日 23:59
PLF公式サイト:https://pflmma.com/

<女子フライ級125ポンド(-56.7kg)リーグ戦 5分3R>
○渡辺華奈(日本/FIGHTER’S FLOW/ベラトール同級2位)3点
 判定3-0 (30-27 30-27 30-27)
●シェイナ・ヤング(米国)Shanna Young -1(計量オーバーの為、ポイントマイナスとファイトマネー20%を渡辺に支払うペナルティ)


2R


1R