マノン・フィオロがメインで判定勝ち!UFCファイトナイト・アトランティックシティ

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メインイベント

女子フライ級のトップコンテンダー、第2位のエリン・ブランチフィールドと第3位のマノン・フィオロが、次のタイトル挑戦権をかけてスタイル対スタイルの対決を繰り広げた。アクションは即座に始まり、フィオロが早い段階で意表を突く攻撃を見せたのに対し、ブランチフィールドは破壊力のあるギロチンチョークを決めた。一度離れた後、二人は立ったままで、5ラウンドを通して打ち合いを続けた。フィオロの打撃の技術がブランチフィールドを外側に保ち、彼女がグラップリングを行うことを防いだ。満場一致の判定勝ちでフィオロは自身のコンテンダーステータスを固め、次のように語った。
「この階級の誰とも戦いました。タイトルが欲しいんです、それだけです!誰であろうと構わない、タイトルショットが欲しいです。彼女は諦めませんでしたが、私は準備ができていました、怪我もなかったので、全てが上手くいって嬉しいです」

セミメインイベント

ウェルター級のフィニッシャー、第11位のヴィセンテ・ルケとジョアキン・バックリーは、セミメインイベントの期待に応えた。第1ラウンドは鋭いパンチと強力なキックの応酬が見られ、第2ラウンドでルケがシュートを失敗すると、バックリーが大きなグラウンドアンドパウンドで支配し、TKO勝ちを収めた。勝利によりバックリーはランキング入りし、次のように語った。
「間違ってあなたのボーイにランキングを与えちゃいました!金への道!私たちは玉座を取りに行くところです。これは長い間話してきたことです。呼び出した全員が私にチャンスを与えたくなかった、ヴィセンテだけがそうでしたから、その人にはただただ感謝しています。人々は私をただのストライカーだと思っていますが、私は総合格闘家です。どこへ行きたいか、そこであなたを倒せます、何が起ころうとも」

■ UFCファイトナイト・アトランティックシティ:ブランチフィールド vs. フィオロ
日時:現地時間2024年3月30日(土)、日本時間31日(日)
会場:アメリカ・ニュージャージー州アトランティックシティ /ボードウオーク・ホール

【メインイベント】
<女子フライ級>
○マノン・フィオロ(フランス)
 判定
●エリン・ブランチフィールド

【セミメインイベント】
<ウェルター級>
○ホアキン・バックリー(米国)
 2R 3分17秒 KO
●ビセンテ・ルーケ(ブラジル)

【メインカード】
<ミドル級>
○クリス・ワイドマン(米国)
 負傷判定
●ブルーノ・シウバ(ブラジル)

<ミドル級>
○ヌルスルトン・ルジボエフ(ウズベキスタン)
 1R 3分18秒 KO
●セドリケス・ドゥマス(米国)

<フェザー級>
○カイル・ネルソン(カナダ)
 1R 4分00秒 TKO
●ビル・アルジオ(米国)

<ウェルター級>
○チディ・エンジョクアニ(米国)
 判定
●リース・マッキー(アイルランド)