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3月29日(現地時間)にメキシコシティ・アレナメヒコで『CMLL オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス2024』が開催された。
今大会は二人のレジェンドを讃える大会オメナヘ・ア・ドス・レジェンダスと銘打った記念大会となった。オメナヘ・ア・ドス・レジェンダスは、CMLL版殿堂という感じで、元々はCMLL(EMLL)創始者であるサルバドール・ルテロ・ゴンザレス氏の生誕祭としてスタートしたが、その後、メキシコマット最大のスターであるエル・サントも一緒に讃えるイベントとなり、ゴンザレス氏とサントという2人のレジェンドの記念式典となった。その後、サント以外のスペル・エストレージャを毎年、表彰する事となり、現在はゴンザレス氏と、その年に選ばれたスペル・エストレージャを表彰する大会となっている。2024年はミスティコの叔父にあたるトニー・サラサーロが表彰された。
今大会のメインは提携団体AEWから参戦してきたブラックプール・コンバット・クラブ(ブライアン・ダニエルソン、ジョン・モクスリー、クラウディオ・カスタニョーリ、マット・サイダル)をCMLLテクニコ、ルードが合体したメキシコ軍チーム(ウルティモ・ゲレーロ、ブルー・パンテル、、ボラドールJr.、ミスティコ)の全面戦争となった。当然、観客はメキシコ軍を熱狂的に応援した。そして、ダニエルソンは、レジェンドであるブルー・パンテルとのシングルマッチを熱望しており、パンテルと絡むがパンテルがアームロックでダニエルソンを締め上げる。これはカットが入り、両者が場外に出るとリングでは、ミスティコとサイダルの一騎打ちとなった。そしてミスティコが必殺のミスティカを極め見事に勝利。メキシコの完全勝利となり、外敵AEW軍を打ち負かしたのだった。
セミファイナルでは抗争中、仲の悪いもの同士でタッグを組まされるトルネオ・インクレイブレ・デ・パレハス2024決勝が行われた。当然、仲間割れし、なんとソベラノJr.がパートナーであるアトランティスJr.に反則の覆面剥ぎからローブロー、そして敵であるロッキー・ロメロにフォールさせてしまったのだった。一応、マスカラ・ドラダ、ロメロ組が優勝となったが、何故かソベラノJr.は憎いパートナーであるアトランティスJr.を退治したと、ロメロと一緒に勝者のように腕を上げる。ドラダは困惑し、アトランティスJr.が激怒してソベラノJr.に襲い掛かる。まさに、敵対してる同士でタッグを組ませるとこうなるという展開となった。
■ CMLL オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス2024
日時:2024年3月29日(現地時間・放送日)
会場:メキシコ合衆国メキシコシティ・アレナメヒコ
<8人タッグマッチ>
○ウルティモ・ゲレーロ、ブルー・パンテル、、ボラドールJr.、ミスティコ
1-0
●ブライアン・ダニエルソン、ジョン・モクスリー、クラウディオ・カスタニョーリ、マット・サイダル
<トルネオ・インクレイブレ・デ・パレハス2024決勝>
○マスカラ・ドラダ、ロッキー・ロメロ
1-0
●アトランティスJr.、ソベラノJr.
<6人タッグマッチ>
○カタリーナ、ウィロー・ナイチンゲール、テッサ・ブランチャード
1-0
●ジュビア、セウシス、ステファニー・バケール
<マスカラ戦>
負け残り:ペケーニョ・オリンピコ
参戦選手
アンヘリート、アセロ、ペケーニョ・ピエロー
<CMLLライトヘビー級王座タイトルマッチ>
○アベルノ(挑戦者)
1-0
●バルバロ・カベルナリオ(王者)
<ナショナル・ライトヘビー級王座タイトルマッチ>
○エスフィンヘ(王者)
1-0
●サンドカンJr.(挑戦者)
<ナショナル・タッグ王座タイトルマッチ>
○マグヌス、ルヒド(王者)
1-0
●ブリジャンテJr.、ネオン(挑戦者)
La Mística! CMLL derrota a AEW gracias al Rey de Plata y Oro frente a Matt Sydal.
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— Arena México (@Arena_MX) March 30, 2024