中村拓己さんの見どころコラム
3.17年間最大のビッグマッチを締めるRISEの王道。
軽量級最強、そしてRISEの主役は志朗か?それとも田丸辰か?
今年の”RISE年間最大のビッグマッチ”「ELDORADO」は“強者×強者=最強”のコンセプトのもと、年末に予定されているRISE&GLORYの65kgトーナメントへ向けた戦いや3度目となるRISE×K-1との対抗戦など、ビッグマッチらしい豪華カードがずらりと並んでる。そんなラインナップのなかで大トリ、メインイベントに組まれたのはRISE世界バンタム級(55kg)王者・志朗VS挑戦者・田丸辰のタイトルマッチだ。
志朗は昨年の「ELDORADO」でディーゼルレック・ウォーワンチャイを右ハイキックでKOし、RISE世界バンタム級王座を戴冠。RISE世界王者としてRISE WORLD SERIES 2023 -54kgトーナメントにエントリーするも“1kgの壁”に苦しみ、クマンドーイ・ペッティンディーアカデミーに敗れて準決勝敗退に終わる。まさかの敗戦を喫した志朗だったが、再起戦となった昨年12月のブンロン・ペッティンディーアカデミー戦では“腕折りミドルキック”ブンロンと真っ向勝負し、最後は右のカウンター一発でマットに沈め、適正階級での強さを見せつけた。
一方の田丸は初代RISEフライ級(51.5kg)&スーパー・フライ級王者(53kg)として1月にクンスックノーイ・ブームデックシーン、3月に風音に勝利し、RISE WORLD SERIES 2023 -54kgトーナメントに参戦。一回戦でペッシラー・ウォー・ウラチャーをKOすると、準決勝では優勝候補の一角・大﨑一貴を撃破。決勝ではクマンドーイからダウンを奪う勝利で、周囲の下馬評を覆す優勝を果たした。その功績と戦いぶりが評価され、RISEの年間表彰「RISE PRIZE」では2023年のMVPにも選出され、まさにRISEを代表する選手に急成長した1年だったと言えるだろう。
世界タイトルを保持する志朗と世界トーナメントを制した田丸。RISE最高峰のベルトをかけて、2人の最強が雌雄を決する。まさにRISEがこの一年で創ってきた“王道”の一戦であり、これほど年間最大のビッグマッチにふさわしい戦いはないだろう。
形としては王者・志朗が一階級下の挑戦者・田丸を迎え撃つ王座戦だが、勢いで言えば田丸の方が上。田丸自身も「一昨年だったら勝負論がない、志朗が勝つだろうと言われているカードだったと思う。でも去年1年で自分はひっくり返したと思っている。正直負ける気がしない」と自信に満ち溢れている。
対する志朗も「55kgで5Rは自分にとって得意なルールと体重なので負けは許されない」と断言。「会見で対面したときに勢いのままベルトは取れないということを見せないとダメだと思った。試合が何ラウンドで終わるか分からないけど、ハマれば大差がつく」と圧勝予告している。
またこの試合はRISEの世界王者を決めるだけでなく、RISEの主役が誰かを決める戦いでもある。「ELDORADO」に4年連続出場&2年連続メインイベンターを務める志朗だが、「THE MATCH 2022」での敗戦やRISE WORLD SERIES 2023 -54kgトーナメントで優勝を逃すなど、ここぞという時に星を落としている印象は拭えない。堂々とRISEの中心に立ち、RISEを牽引する存在になるためには、本人が言うように圧倒的な勝利が必要だ。
それは田丸も同じだ。昨年の田丸はあくまでダークホース・挑む側として下馬評を覆すことで輝きを放ってきたが、これから田丸がRISEを引っ張っていくためには、ただ勝つだけでなく、周囲に田丸=RISEのエースだと納得させる勝ち方をしなければいけない。
冷静に相手を捌いて仕留める志朗とスピーディかつアグレッシブな田丸。ファイトスタイルも対照的な両者は、それぞれの言葉でこの一戦にかける想いを表現している。
「この試合は今のRISEで最高にハイレベルになると思いますし、メインを任されているので、そういう点でもRISEがトップだということを見せなければいけない。そして55kgの志朗は強いと思わせなければダメだと思っています」(志朗)
「仮に僕が勝っても『もう1回やったら分からない』と言われるような試合をしたら、RISEを引っ張る選手にはなれない。ここで志朗選手の時代を終わらせて、それを若者が引き継いで行かなきゃいけない」(田丸)
RISE伊藤隆代表は「RISEのタイトルマッチは3分5R無制限延長Rでドロー防衛がない。白黒はっきりつけるのがRISEですし、このルールは本当にハードでごまかしも効かない。“心技体”がすべて揃っていなければ勝てない戦いです」と2人のすべてが試される試合になると語っている。
最高峰の卓越した技術、3分5Rの長丁場を戦い抜く体、そして何より相手に勝ちたいという強い気持ち、そのすべてで相手を上回らなければ、RISEの頂点に立つことはできない。そんなRISEの王道、ど真ん中の戦いを見届けよう。
(文:中村拓己)
与座優貴インタビュー『K-1対RISEというよりは、与座優貴対RISE』
–自分がRISEとの対抗戦に決まった時はどんな気持ちになりましたか?
与座 対抗戦という前に試合ができるっていう事が嬉しいのが率直な気持ちです。次の試合で8ヶ月ぶりくらいなのでやっと試合ができます。
–ではRISEとの対抗戦というよりも、久々に試合ができる喜びの方が大きかったわけですね。
与座 そんな感じですね。
–対戦相手が中村寛選手と聞いた時はいかがでしたか?
与座 同じ階級の選手なのでずっと前から知っていたし気にしていたりもしたから、試合動画を見たりしていました。やっぱり団体が違う選手と戦うっていうことはまだ少し不思議な感じがします。
–与座選手と中村選手の試合を楽しみにしているファンが多いと思うんですけど、そういった周囲の反響は与座選手の耳にも届いていますか?
与座 ひょっとしたら1番反響がある試合なのかなと思っているんですけど、ネットやSNSに目を通すと下馬評だったら自分という声が多いです。対抗戦にも関わらず有利っていうのはプレッシャーでもあるんですけど、そこを余裕で超えていきたいです。
–中村選手相手にも得意のローキックやカーフキックを炸裂させる自信はりますか?
与座 相手が中村選手という前に、対サウスポーを集中的にアジャストさせる練習をしてきたので不安要素は本当にないです。
–中村選手が度重なる挑発をしているのはご存知ですか?
与座 それだけ彼自身に自信があるんだと思います。オランダ行った時も知らないアジア人が来たって感じで、舐められたところから実力で仲間になったりしているので、自分の実力で見返していくのはモチベーションにもなるし、乱されたりはしないです。
–挑発してくることに対して意図は感じますか?
与座 他の選手のことを知らなくて、自分に自信がある発言をしているだけの事かなってくらいです。色々な選手のことを知っている選手だったら、自分の事をそういう風に言わないと思います。
–中村選手がTHE MATCHでレオナ・ペタス選手に勝利を収めていることに関してはいかがですか?
与座 その時もレオナ選手の方が下馬評で言ったら有利だったので、そういった持ってるところはあるのかなと思います。ただ自分はそこを普通に勝つだけです。
–中村選手に対して1番警戒しているところはありますか?
与座 対戦が決まった時は危険な所がいくつかあったんですけど、自分の状態が上がって対策を重ねていくうちに警戒している部分はなくなりました。強いて言うなら1発があることですが、油断も慢心も一切ないです。それだけの準備はできたので自身はあります。
–外から見ていると中村選手の持ち味は、野生的な部分やパワーがこの階級ではかなりあると思いますがいかがでしょうか?
与座 確かにパワーっていうのは脅威だと思うんですけど、ハマらないとあっさり崩れる印象があります。お互いのファイトスタイルを比べた時に、相手の方が相性が悪いというか苦手だと思うので大丈夫です。
–相手の団体に乗り込んでいく気持ちについて教えてください。
与座 ワクワクしますよ。(笑)RISEも自分が極真時代から見ていた団体だし華やかな印象は昔からある団体なので、まさか自分がRISEのリングに上がるっていうのは思ってもいなかったので、そこは純粋に楽しみなところです。
–中村選手が与座選手のローやカーフは効かないと豪語していたことについてはどう思いますか?
与座 逆に試合前で相手の攻撃が効きますっていう選手もいないと思うので、何とも思わないですけど試合で100倍返しして効くまで蹴ってやるよっていう感じですね。
–中村選手はステップが得意な印象がありますが、過去に負けた事のある宮越選手も同じようなタイプですがその辺りについてはどう考えてますか?
与座 あの時の自分は弱かったし、KRESTに入ってからの自分が本当の自分だと思っています。だからと言って過去のことがなかったわけではないですけど、あの時とはレベルが違うので全然大丈夫です。
–特にどう変わりましたか?
与座 客観的に見て全てがレベルアップしているし、1番は顔面に対しての対応が完全にアジャストしたところですかね。
–中村選手がKOすると仰っていましたがどう思いますか?
与座 基本的に僕のことを弱いと思っているので逆にありがたいですね。それだけ言われたら倒しやすいです。
–倒しやすいという事は、すなわちこちらもKOしてやるという事でしょうか?
与座 普通にやればどこかで倒れるかなって思うので、最初から狙いに行ったりとかそういうのはないですけど、普通にやればリングに倒れていると思います。
–Youtubeを拝見したのですが、古巣の橋本道場で花岡選手や安本選手とスパーリングを重ねているようですが、そこではRISEとの対抗戦という意識はないのでしょうか?
与座 その2人に関しては違う階級だし、仲間という面では彼らの方が仲間です。ただ同じ階級のチャンピオン同士の戦いなので、そこに関しての対抗戦にかける気持ちというのはあります。
–今回の試合のテーマは何ですか?
与座 K-1対RISEというよりは、与座優貴対RISEっていう感じですかね。
–先ほども仰っていたように、ネット上では与座選手有利という声が多いと思うのですが、世間的に認知されている感じあはありますか?
与座 最近は認知度っていう面では上がっていると感じるので、より気を抜けないしそれだけ求められている結果も大きくなってきていると思うので、中村選手にどう勝つかっていうよりは世間から求められている結果を超えられるかという勝負にもなってきています。
–対戦カード発表会見で武尊選手が負けたスパーレック選手相手に自分がやり返したいと話していたと思いますが、武尊選手が先日この与座選手のコメントを聞いて、「嬉しいけど自分は現役だから現役のうちに自分がやり返す。」という話をされていました。その武尊選手の発言についてはどう思われますか?
与座 いつか一緒の大会で試合に出たいですし、一緒にベルトを巻きたいっていう思いがあるので、めっちゃ嬉しいです。あの質問は、武尊さんが引退したらというような流れだったので、自分がやり返すという風に言ってのですが、武尊さんがこのままやり返すっていう風に言ってくれるんだったら、自分も負けないようにもっと活躍していつか一緒にチャンピオンになりたいです。
–最後にファンの皆様にメッセージをお願いします。
与座 いつも応援していただいてありがとうございます。8ヶ月ぶりの試合では求められている試合の内容を想像以上で超えて、KOで倒すので応援よろしくお願いします。
田丸辰インタビュー『正直負ける気がしない、今後のRISEを自分が引っ張っていくという試合を見せる』
–昨年2023年は人生が大きく変わった1年だったと思いますがいかがでしたか?
田丸 評価や自分の人生が大きく変わった年でした。
–具体的にはどんな部分で変わったことを実感しますか?
田丸 周りの人やファンの方々の声を聞いて、一昨年とは全然違うと感じました。
–優勝賞金とRISE’s PRIZEでのMVPで1300万円をもらったのはキックボクサーとして破格ですよね。
田丸 夢があるなっていうのもありますし、格闘家という仕事として見た時に試合などでプロ意識を持って見せていきたいです。
–周りの選手は羨ましがっていますか?
田丸 まあ、調子に乗っているって思われてるんじゃないですか?(笑)
–去年は田丸選手が何かを心掛けていたからできたサクセスストーリーだと思いますが、1年を通して心掛けていたことはありますか?
田丸 去年は自分が思っている事が上手くいったんですけど、それまでは怪我だったり結果だったり環境のことで自分の思い通りにならない事が多かったです。悩んでいる時期だったので、それが自分の思い通りに行って結果につながってきて、しゃがみこんでいた時期の分を取り返してやろうっていう気持ちは常にありました。
–それは所属しているTRY HARD GYMが移転して大きくなって、練習環境がより整ったという部分も大きいですか?
田丸 ジムの移転は確実に結果に繋がっていますし、リングもあってより実践的な練習ができるようになった事が大きいですね。
–絶好調の流れでRISE世界バンタム級王座に挑戦することになりましたが、今回世界タイトルマッチに挑むというシチュエーションはいかがですか?
田丸 一昨年だったら勝負論がない、志朗が勝つだろうと言われているカードだったと思うんですけど、去年の1年で自分はひっくり返したと思っているので、対志朗とかタイトルマッチだからっていうよりは今年の田丸辰がどれだけ突き抜けるのかっていうところを見せていきたいです。
–今の話を聞く限り、王座奪取に自信満々ですね。
田丸 正直負ける気がしないです。
–既に志朗選手の攻略方法を見出したということですか?
田丸 対策練習はずっとやっていますし、自身は試合が決まった時から元々あるので、それを今確信に変えていっています。
–去年優勝したトーナメントより、契約体重が1kg重たいですがいかがでしょうか?
田丸 実際試合でやってみないと分からないですけど、55kgが適正なのか53kgが適正なのかっていうのは今回の試合で分かるので、そこは自分自身が楽しみな部分ではあります。
–前回クマンドーイ選手からダウンを奪ったように、志朗選手からもストレートでダウンを奪う自信はありますか?
田丸 志朗選手は絶対ストレートに対して対策や警戒をしてくると思うので、ストレート以外の技でも倒せるように練習しています。今めっちゃ調子が良くて、スパーリングでもストレートで効かせたりする事が多いので、試合になったら倒れているんじゃないかな。
–55kgですが体作りはどういう風にやってきましたか?
田丸 体作りは毎週パーソナルでフィジカルを鍛えています。ちょうど1年前ぐらいから通い始めて、会う人たちに体が大きくなったと言われるので、フィジカルトレーニングの効果が出てきているのかなと思います。
–まだ55kgまで落としたかはわからないですが、53kgと54kgに比べて動きに違いは出るものですか?
田丸 僕個人的には動きはそんなに変わらないですけど、相手が適正で良いコンディションでくると思うので、それについては変わってくると思います。
–志朗選手は頭を使って戦略を立ててくると思いますが、今回はどのような戦い方をしてくるか想定していますか?
田丸 色々なパターンを想定しています。5ラウンドがある中でローやハイキックが得意なので、ローを効かせてハイキックとかですかね。
–志朗選手は5ラウンドの経験が豊富ですが、5ラウンドの使い方についてはどう考えていますか?
田丸 僕も5ラウンドが今回で5回目だから、ある程度5ラウンドの戦い方っていうのは自分でも分かっているのでそこは問題ないです。
–万が一、志朗選手が守る戦いをしてきた時はそれを突破する自信はありますか?
田丸 全然楽勝です。
–それは自分から攻めていって倒し切る自信があるということですね。
田丸 どういう展開になるかは実際にやってみないと分からないです。クマンドーイと戦った時に1ラウンド目が想像以上にやりづらかったので、実際にやってみないと分からないやりにくさや、逆に想像よりもやりやすいっていう時があるので、今回も1ラウンド目で分かるかなって感じです。
–54kgのトーナメントで優勝したことで、例えば53kgでRISEの世界タイトルを作ってくれという発言もあったと思いますが、ここで55kgに挑むのはなぜですか?
田丸 志朗選手はトーナメントで負けてはいますけど、実際にRISEを代表する選手ですし、実際に田丸と志朗が戦ったらどうなのっていう声もあると思うのでやろうと決めました。実際ワンマッチで何もない状態で志朗選手と戦うのは僕にとってはメリットがないので、だったらベルトをかけろよって感じですね。
–ここで志朗選手を倒せばRISEの軽量級でトップになれるという事を考えているのでしょうか?
田丸 内容次第じゃないですか。勝ってももう1回やったら分からないっていうような試合をしたら、RISEを引っ張る選手にはなれないと思います。志朗選手はRISEを作ってきた選手の1人なので、ここで志朗選手の時代を終わらせてそれを若者が引き継いで行かなきゃいけないので、そういう意味を込めて良い勝ち方をします。
–最後にファンの皆さまにメッセージをお願いします。
田丸 いつも応援ありがとうございます。今回55kgは初めて戦う階級ですが仕上がりもすごく良くて、今後のRISEを自分が引っ張っていくという試合を見せていくので今年の田丸辰にも期待してください。応援よろしくお願いします。
志朗インタビュー『55kgで5ラウンドは自分にとって得意なルールと体重なので負けは許されない』
–4年連続でELDORADOへの出場になりましたけど、この大会に思い出はありますか?
志朗 4年連続って言われて初めて知ったんですけど、去年に続いてメインイベントっていうのは覚えていました。思い出というか、年に1回だけの大会に出れるっていうのは格闘家にとって光栄な事ですし、大きい大会でメインていうのは重要なところにいる選手だと思うので、そこは意識しながら練習しています。
–過去に那須川天心選手、江幡選手、ディーゼルレック選手とそうそうたる面々と戦っていますが、それぞれに思い出はありますか?
志朗 それぞれストーリーがあって、自分的にはすぐ思い出せるようなメンバーですし、それくらい大きい大会だということを改めて思いました。
–ちょうど1年前のディーゼルレック戦はどうでしたか?
志朗 那須川天心に続いて2人目の世界チャンピオンにならなければいけないっていう思いがありましたし、沖縄合宿に行ったり、RISEで初めての5ラウンドだったので楽しみだったということを思い出しました。
–フィニッシュは最高のハイキックが決まりましたが、あのシーンを思い出すことはありますか?
志朗 あの試合は5ラウンドを通して自分の戦術を使えたので、満足できた試合内容でした。
–今回は最も勢いに乗っている挑戦者を迎えることになりまたが、今の志朗選手にとって田丸選手はどういう風に映っていますか?
志朗 51.5kgと53kgの元チャンピオンで55kgまできたら3階級になるので、それくらい技術と勢いはありますけど、自分の方が歴も長いし55kgで5ラウンドは自分にとって得意なルールと体重なので負けは許されないですね。
–既に田丸選手の分析は済んでいますか?
志朗 癖とかこの技がくるとかこの攻撃が当たるんじゃないかっていうのは、早い段階で考え方や作戦とかも含めて固まりました。
–対戦カード発表記者会見の時に田丸選手と目を合わせた時は、どのような思いを抱きましたか?
志朗 階級が下から上がってきた選手なのでスピードと体格差、体が大きい小さいでメリットとデメリットがあるのでそこは意識しないといけないです。勢いのままベルトは取れないよっていうのを見せないとダメだなって対面した時に思いました。
–勢いだけでベルトは取れないよと発言がありましたが、勢いを食い止めるための何かがあるということでしょうか?
志朗 今回は5ラウンドあるので戦い方の指示もパターンが多いですし、試合自体を全てコントロールしたいです。
–それは1ラウンドから試合終了までずっとということですか?
志朗 試合が何ラウンドで終わるかも分からないですけど、ハマれば大差がつくんじゃないかという感じの動きは固まっています。
–クマンドーイに負けた志朗選手と勝った田丸選手では、田丸選手の方が有利なのではないかという声があったらどうしますか?
志朗 素人的な意見だなっていうのが感想です。(笑)クマンドーイに勝ったことはすごいですけど、相性もありますよね。格闘技では誰々に勝ったから誰々に勝つみたいなそんな上手くいかないって自分もずっといるので分かりますので、そういった声はあまり気にしないです。このルールは自分が1番得意なので、楽しみにしててくれっていう感じです。
–格闘技界はグーチョキパーがあるっていうことですね。
志朗 相性が重要なんじゃないですかね。
–今の志朗選手から見て、田丸選手は相性が良い相手ということですね。
志朗 今回で2回連続サウスポーですし、他の選手と比べてサウスポーに苦手意識はないので、そういった点も含めて対サウスポーは得意な方です。
–チャンピオンとして追われる者のプレッシャーは感じていますか?
志朗 ベルトを守るとか防衛戦という意識よりも、3分5ラウンド田丸と戦うっていうだけです。深く考えすぎないで、田丸選手に対してどういった勝ち方をしようかなって考えていたので、そんなにベルトについては考えていないです。
–試合が決まってからの田丸選手の言動は気になりましたか?
志朗 若い子が何か言ってるなてくらいです。1000万取って勢いもあるので、言いたいことはいっぱいあるんだろうなって感じです。
–その辺は年上として受け流すということですね。
志朗 なんか言ってるなぐらいで受け流します。
–志朗選手の時代を終わらせて若者の時代に引き継ぐと言っていましたが、それも受け流す感じだたんですね。
志朗 試合で見せればいいと思っているので、試合で白黒はっきりつくと思うので簡単にはいかないですよ。
–簡単にいかないと感じさせるのは何ラウンドくらいになりそうですか?もしくは何ラウンドからそうなると予想しますか?
志朗 1ラウンド目が終わって分かるんじゃないですかね?
–最近は試合前にジムではなく外に出てキャンプを張っていましたが、今回はどのような練習プログラムだったのでしょうか?
志朗 今回は一緒に練習しているメンバーにサウスポーが多いというのもあって、キャンプは行ってないです。
–ニックさんが作っているメニューもいつも通りでしたか?
志朗 いつも通りプラス、今回は技術面や作戦面が多かったです。それくらい技術もある相手でスピードもあるからこれ危ないねとか、そういう話はいつもよりしました。
–1ラウンド目から細かい駆け引きが繰り広げられる試合になる可能性も高いわけですね。
志朗 試合前は基本的に相手のことを上に見ているので、それくらいできるんじゃないかなと今は思っています。
–今のRISEルールの中では最高にハイレベルな試合ができそうですか?
志朗 ハイレベルになると思いますしメインを任されているので、そういう点でRISEが1番上というかトップなんだっていうのを見せなければいけないですし、55kgの志朗は強いんだぞっていうのを思わせなければダメだと思っています。
–セミファイナル以下も良いカードが並んでいますが気になるマッチメイクはありますか?
志朗 チャド選手の試合が気になりますね。外国人同士で盛り上がるって昔みたいですごいなって思うし、自分がONEの解説をやっていた時にこんな強い選手がいるんだと思って見ていた選手なので楽しみです。あとは加藤有吾vsジャルンスックの試合です。ジャルンスックはまだ17歳ですから強いですね。激闘になると思います。
–一緒に練習する機会の多い加藤選手にはどんなことを期待していますか?
志朗 期待というよりプレッシャーをかけています。俺ジャルンスック派だからって。(笑)
–かなり意地悪ですね。
志朗 でも言ってるのは心が折れたら終わりだよって言ってます。アドバイスはこの攻撃がいいよとかちょいちょいしていますけど、加藤有吾はなんだかんだ本番に強いタイプなので、この前半の試合で興行自体が盛り上がるかの重要な一戦だと思っています。
–志朗選手も本番に強いタイプですよね。
志朗 自分では分からないですけど、30歳になって視野は広がりました。攻撃する時やディフェンス面などで自由な考えができるようになってきたと感じています。
–ファンの中にはこれまで倒してきたハイキックを期待する声もあると思いますが、今回ハイキックは出ますでしょうか?
志朗 タイミングで当てれたら良いなとは思うんですけど、ハイキックのパターンもそれ以外のパターンも用意しているので楽しみにしていてください。
–ハイキック以外のプランB、プランCがあるということですね。
志朗 これが当たったら倒れるんじゃないかなとか、今まで見せた事がない技は用意してあるので、それが出るかどうかという感じですね。
–その新しい技はヒントで良いので教えてもらえますか?
志朗 駆け引きの中で出す技なのでヒントは難しいですけど、当たったら倒れるような技なのでそこは楽しみにしていてください。
–最後にファンの皆様にメッセージをお願いします。
志朗 ELDORADOでメインは2年連続なんですけど、今回もメインイベンターとしてしっかり圧倒的に勝利をして、できたらKO勝ちで興行を締めくくりたいと思いますので、沢山の応援をお願いします。
花岡竜インタビュー『池田幸司って言う選手と真っ向からぶつかりたい』
–昨年11月に20歳になったという事ですが、前から試合に出ているのであまり20歳というイメージがないですね。
花岡 やっと20歳って感じでしたね。
–気分的に違いますか?
花岡 全然何も変わらないです。
–この4月からは国士舘大学の何年生になるんですか?
花岡 次で3年生になります。
–じゃあ4年生になるのもあっという間じゃないですか。
花岡 2年経つのもあっという間だったし、次3年生であと2年間しかないのであっという間ですね。
–初志貫徹で消防士になるという夢はいまだに持ち続けているんですよね?
花岡 それはもちろんです。
–実習や勉強もちゃんとやっていますか?
花岡 2年までは基礎をやっていて、3年生から難しくなるみたいです。ここから実習も忙しくなります。
–今の大学ってそういう専門的なことを勉強するならサボれないですね。
花岡 どの授業もサボれるものがないので、毎日学校に行くし朝から夜まで授業が入っているので大変です。
–昼間は勉強して夕方から練習ですか?
花岡 基本は学校に行って練習に行っての繰り返しです。
–余暇の時間がないですね。
花岡 でも小中高ってずっとそんな感じだったので、そういうものだと思ってます。(笑)
–今回RISE ELDORADOに参戦するのは初めてですよね。
花岡 ELDORADOは初になりますね。
–会場が東京体育館になりますが、何か思い出はありますか?
花岡 思い出はないですけどアニメでバレーボールが題材のハイキューを見ていて、春高が東京体育館なのでそれで行くのは楽しみです。
–今年になってから同門の安本選手や風間選手が連勝しているじゃないですか。良い感じでバトンを渡された感じはしますか?
花岡 一緒に練習している仲間たちが他にもいるのですがその辺も勝ってたりするので、風間さんの次の試合も発表されていたし繋げていかないといけないですね。
–そういった部分でもプレッシャーはありますか?
花岡 プレッシャーはないですけど負けたくないですね。
–橋本道場に同じELDORADOに参戦するシュートボクシングの山田虎矢太選手が出稽古に来たと聞きました。
花岡 虎矢太君は今回の試合に向けて一緒に練習させてもらっていて、もう5、6回くらいは行ったり来たりで練習しています。
–階級は1つ上ですがどうですか?
花岡 練習相手としてめちゃめちゃ良い練習になります。身長はそんなにないけどパワーが凄いのでそういう面で良い練習になります。
–何回も練習をしていたら山田ツインズの見分けはつくようになりましたか?
花岡 もう全然違うんですよ。最近はいつの間にか同じ顔には見えなくなってきました。
–すぐ分かりますか?
花岡 すぐ分かります。
–初めてK-1との対抗戦に抜擢されましたが、対抗戦の話が来た時はどうでしたか?
花岡 すぐやりたいって言ったのと、あとは自分でいいのかなと不安もありました。
–その不安はすぐ消し去ることはできましたか?
花岡 未だに自分で良かったのかなと思ったりするんですけど、選ばれたからには勝たないといけないので、そこはもう割り切っています。
–対戦相手の池田幸司選手の印象はどうですか?
花岡 強いというか自分が好きじゃないタイプの選手です。
–好きじゃない?
花岡 間合いとか距離感が苦手な感じがします。
–試合前にそんなことを言って大丈夫ですか?
花岡 苦手なだけなので、それぐらいなら克服はできるので大丈夫です。強いて言うなら苦手かなって感じです。
–SNSではその池田選手に対して、リーチは長いけど当てさせないと宣言していましたが、その気持ちは変わっていないですか?
花岡 変わっていないです。相手は倒しにくるだろうし、タイミングがあれば倒していきたいし、池田幸司って言う選手と真っ向からぶつかりたいと思っているので、当てさせないけど自分は当てたいです。
–リーチの長さのハンディキャップも関係ないですか?
花岡 安本先輩が池田選手とほぼ同じ大きさなので、対策してもらっているので大丈夫です。
–今回花岡選手にとっては昨年11月の政所戦以来4か月ぶりの再起戦になりますけど、この4か月は自分の成長具合はどのくらいになりますか?
花岡 1番成長したのはメンタル面ですね。11月の試合は結構自分も期待されていたし、応援してくれている人も多くて自分の中で試合する以上に他の事で気負っちゃっていました。そういうのを乗り越えられなかったですけど、経験として4か月色々考えて今は試合に向けて良いメンタルに持っていけているので、その部分は成長できました。
–近い将来、政所選手にリベンジすると言う気持ちは持ち続けますよね。
花岡 1勝1敗でまだ決着がついていないので、絶対にもう1回ぶっ倒します。
–ボクシング的に言うとラバーマッチになりますね。
花岡 政所選手がタイトルマッチで勝って、僕がタイトルを取りにいければ面白いドラマになると思います。
–1年越しになりそうですが、ドラマとしては面白い見どころがありますね。
花岡 負けて良かったとは思っていないけど、新しい面白みが生まれたのは良かったかなとポジティブに思っています。
–この間、再起戦を飾った長谷川海翔選手も花岡選手の名前を出していましたね。
花岡 タイトルマッチをやるにはやらないといけない相手だし、やりたいとも思っています。僕はサンチャイ選手を倒しきれなかったので、そこを倒し切るのも凄いと思ったし強いっていうその一言に限られますね。
–花岡選手は運動神経が良さそうに見えますが、実は球技がダメなんですよね?
花岡 球技はダメだし足も遅いので僕は本当に運動が何もできなくて、キックをなんでできているのかが分からないです。
–大学の体育の授業はどうですか?
花岡 体操の授業が1年生の時にあったのですが、体を使うのはギリできるんですけど、自分の体以外を使うのが本当にできないです。
–そういう花岡選手の姿を同級生が見てどんな視線を送っているんですか?
花岡 結構びっくりされるしプライベートと試合の時ではギャップがあるので、本当に試合をしていた人だっけって言われることはあります。
–それでもリングに上がってグローブを付けていたら別人になるわけですね。
花岡 別人てよく言われます。(笑)
–最後にファンの皆様にメッセージをお願いします。
花岡 今回再起戦で前回は倒されているので見ている人は不安かもしれないですけど、この4か月は池田幸司を倒すために必死に練習してきたので期待して見ていただきたいです。応援よろしくお願いします。
池田幸司インタビュー『K-1選手として乗り込むのでK-1のアグレッシブスタイルでいきます』
–2戦連続対抗戦に抜擢されましたが、話が来た時はどんな心境でしたか?
池田 この前の試合が評価されて試合が組まれたと思うので、もう1回RISEで戦えるのはすごい嬉しいです。
–この前の試合の評価については、池田選手の周りからの評価はどんな感じでしたか?
池田 自分が一方的に打ちのめす試合をしたかったのですが、それができなかったので自分の評価としては微妙でした。ただ勝ったという結果は大きかったです。
–RISEルールの中で池田選手がムエタイで培ったテクニックが随所に見られて、非常にテクニカルな攻防を見させていただきました。そのテクニカルな攻防の部分は非常に評価が高かったと思います。
池田 相手がムエタイのできないK-1ルールに近い選手だったので、自分はタイの先生に教わっていることも多くムエタイテクニックを見せたいと思っていたので、RISEというより見せやすいルールの中でできたのは良かったです。
–前回の松下戦では軸足払いからの膝蹴りなどのテクニックを見せてもらいましたが、今回もムエタイのテクニックが随所に出てくる試合になりますか?
池田 今回の相手はムエタイで経験を積んできた選手なので、今回はK-1スタイルで行こうと思っています。
–スタイルはがらりと変えますか?
池田 がらりと変えることはないですけど、意識はK-1選手として乗り込むのでK-1のアグレッシブスタイルでいきます。
–今回対抗戦で戦う花岡竜選手にはどんな印象をお持ちですか?
池田 小さい頃からやっていたというのもあり、体に技術が染み付いているというか、テクニカルでスピーディーな手強い選手の印象です。
–既に攻略法は何パターンか生み出していますか?
池田 もちろんですよ。一方的な展開になりますよ。
–今ここでそれを明かす事はできないと思いますが、そのヒントだけでも教えていただく事は可能ですか?
池田 ヒントは力ですね。
–現時点では何パーセントくらい花岡選手が倒れているイメージが湧いていますか?
池田 100パーセント倒します。
–倒し方は何パターンもありますか?
池田 ボディやローには強そうなので、顎一択ですね。
–花岡選手は強いと言われていますが、最近では政所選手や翼選手に負けています。そういった試合からも花岡選手の弱点や欠点を見つける事はできましたか?
池田 上手さはあると思うんですけど、そういうところでポロッと転けちゃう選手なので、その隙を狙っていきます。
–前回も経験しましたがRISEのビッグマッチの空気感は自分に合っていましたか?
池田 RISEは演出も華やかで会場も大きくて戦う方も楽しかったですし、またそういう華やかな舞台で大勢の人に見てもらえるというのはすごいワクワクしています。
–前回の試合を見る限り、池田選手はRISEルールに合っているという声が多かったですが、ご自身ではいかがでしたか?
池田 キャッチ有りや組みの練習を取り入れていたところだったので、練習している成果を見せられるルールだったのでやりやすかったです。でも今回はそのルールが土俵の選手なので、今回はK-1選手らしい戦い方を見せていきたいです。
–今回の対抗戦を乗り越えたら、また新たな局面に自分がいけるという確信はありますか?
池田 今回もトップと言われている選手なので、そこをしっかり倒してRISEで言うと田丸選手や志朗選手に挑戦して、タイトルを狙いたいです。
–田丸選手や志朗選手とも戦いたいんですね。
池田 次戦います。タイトルマッチでお願いします。
–タイトルがかかっている方がいいですか?
池田 花岡選手を倒したらタイトルマッチをお願いします。RISEのベルトを獲ります。K-1選手が獲ったら面白いじゃないですか。
–今回同じ大会で行われる、志朗vs田丸辰の試合はどのように見ていますか?
池田 タイプが違う2人なので、どんな展開になるか楽しみですよね。僕は経験の差で志朗選手が勝つんじゃないかと予想します。
–志朗選手の経験がものを言うタイトルマッチになるという考え方ですね。
池田 田丸選手もスピーディーなので圧倒するタイミングもあるかと思うんですけど、判定の僅差で志朗選手が勝つのではないかと思います。
–RISE ELDORADOは年に1回のビッグイベントという事で、ビッグカードが目白押しになっていますが、RISEとK-1の対抗戦の他のカードは気になりますか?
池田 やっぱり与座選手と中村選手はどっちもパワーがあって強い選手なので、どっちのパワーが勝るのか楽しみです。
–この試合はどのような展開を予想しますか?
池田 Twitterで中村選手が勝ちそうって言ったらすごい叩かれたので、コメントは控えておきます。(笑)
–花岡選手について、カードが決まる前に対戦相手として意識した事はありましたか?
池田 違う団体なのでやると思っていなかったので意識していなかったですね。意識していなくて組まれたのでびっくりしました。
–特に注目もしていなかったですか?
池田 同じ階級でトップの選手なので試合はチェックしていました。石井一成選手にも勝っているので、こんな選手がいたのかと意識はしていました。
–記者会見の時に宮田プロデューサーから「倒してこい。」と発破をかけられましたが、あの声は響きましたか?
池田 ありがたい言葉をいただきました。この間は判定だったのであれじゃ会場は沸かないですし、せっかく対抗戦を組まれたのならKOでド派手にあからさまに勝ちたいです。
–そのために特に強化した部分はありますか?
池田 1発1発の力強さというところは日頃から意識しているので、そこは継続しています。僕の場合倒そうと思っちゃうとなかなか上手くいかないタイプなので、自然にやって相手が倒れるというパターンが多いので、今回は倒すという意識を持ちながら自分の試合を展開していきます。
–最後に池田選手と対抗戦を楽しみにしているファンの方々にメッセージをお願いします。
池田 K-1の池田幸司です。バンタム級で倒せるド派手な試合を池田がお見せするので、対抗戦は池田に注目をお願いします。
龍華インタビュー『会場を沸かせられるような良い勝ち方をしてRISEのファンの人たちにも覚えてもらえるような試合にしたい』
–対抗戦の話を最初に聞いた時はどんな気持ちでしたか?
龍華 対抗戦は大舞台だし今までK-1に出させてもらっていて、対抗戦で他団体の選手と戦えるってことでめちゃめちゃ嬉しかったです。
–今回はいつも戦っているK-1のリングではなくて、RISEのリングでの戦いになりますね。
龍華 相手のホームに乗り込んで戦うので、そこを勝てたら良いですね。
–RISEっていうプロモーションの印象はいかがですか?
龍華 RISEのチャンピオンはレベルが高いなという印象があります。
–これまでのRISEとK-1の対抗戦はどんな印象ですか?
龍華 K-1が強いっていうことを証明できていないので、今回は自分を含めて他のK-1選手にも勝ってもらって、強さを証明したいです。
–対抗戦はチームK-1一丸となってRISEと戦いたい気持ちが強いわけですね。
龍華 他の選手は分からないですけど自分はそう思っています。一緒に練習しているわけではないですけど、一応K-1を代表して出ているのでチームK-1としてしっかりと勝ちたいです。
–ルールの違いはどのように受け止めていますか?
龍華 ワンキャッチ・ワンアタックがRISEのルールなので、空手の時にキャッチして足払いの練習などはしていたので、ずっとK-1に出ていたからってそんなにマイナスになるかと言われたらそうでもないと思っています。
–今回戦う陽勇選手も空手出身ですが、ベースが一緒ということは意識されますか?
龍華 ベースが一緒というのはそこまで意識していないです。
–陽勇選手の試合はご覧になりましたか?
龍華 何試合かを3、4回だけ見ました。
–どんな印象でしたか?
龍華 空手家っていう印象ですね。自分の体に自信があると思うのでゴリゴリ前に出て戦う選手っていう印象があります。
–ゴリゴリ前に出て戦う陽勇選手に対して、龍華選手はどういう風に戦いますか?
龍華 試合が始まってどういう展開になるか分からないですけど、自分のペースで戦っていきます。
–得意の左ハイキックは今回も炸裂すると期待してもよろしいですか?
龍華 それは楽しみにしていてください。
–左のハイキックは当てようと思って当てられるものではないと思いますが、コツはありますか?
龍華 コツというよりはタイミングを練習で掴んでいて、そのタイミングは色々な選手が一緒なので、今だって時が自分の中にあるんですよ。なのでコツというよりはタイミングですね。
–昔からそのタイミングは身につけているものなんですか?
龍華 空手の時はハイキックは得意ではなくて、なんならパンチとローキックと膝だけで戦うスタイルでした。キックボクシングに転向してから蹴りを磨いてあの距離で戦うようになったので、キックボクシングを始めてからハイキックが得意になりました。
–RISEでの戦いになるという事で、K-1の会場との空気感の違いは今から想像していますか?
龍華 想像はしているけどリングでやる事は一緒なので、そこまで考えてはいないです。
–この日、他に行われるRISEとK-1の対抗戦は意識されますか?
龍華 同じ階級の試合があるのでそれは意識していますね。
–やはり中村寛選手と与座優貴選手の戦いは意識されますか?
龍華 自分が目標としているベルトを持っている選手なので、そこはかなり意識します。
–今回のこの試合をステップにこれからどういう風に進んでいくかプランニングはしていますか?
龍華 今回良い勝ち方ができれば今後に繋がりやすいと思うので、今回の内容次第ではだいぶ変わると思っています。
–でしたらかなり濃い試合内容を見せられる自信もあるわけですね。
龍華 それを見せるための練習をしているので自信はあります。
–まだRISEファンの中には龍華選手の試合を見たことがない人もいると思うのですが、そういった方々には自分のどんなところをアピールしたいですか?
龍華 蹴りでもパンチでもどちらでも倒せるところを見せたいです。蹴りで倒してもいいですし、パンチで倒してもいいですし、何でもできるってところを見てもらいたいです。
–対戦相手の陽勇選手にパンチでも蹴りでも倒せる自信があると受け止めてよろしいですね。
龍華 そうです。
–最後に龍華選手のファン、対抗戦を待ち望んでいるファンの方々にメッセージをお願いします。
龍華 対抗戦で初のRISEさんでの試合になるんですけど、会場を沸かせられるような良い勝ち方をしてRISEのファンの人たちにも覚えてもらえるような試合にしたいので、是非応援のほどよろしくお願いいたします。
YURAインタビュー『KO勝ちして、実力もちゃんとあるっていうところを証明したい』
–昨年12月にRISE WESTでねぎ魔神選手との壮絶な倒し合いの末、勝ったことで試合が評価されて今回ELDORADOに大抜擢されたと思いますが、オファーが来たときはどんな気持ちでしたか?
YURA RISEでも1番でかい大会なのでびっくりして、まさかオファーが来るとは思わなかったです。
–過去のELDORADOでの試合映像は見たことがありますか?
YURA あまりないです。
–自分が1万人規模の会場でリングに立っているイメージはどんな感じですか?
YURA つまらない試合をしたくないです。面白い試合をしたいです。
–面白い試合=倒す試合ということになりますか?
YURA そうですね。絶対KOを狙っていきます。
–今回ELDORADOに出るということで、周りの反応や反響はありますか?
YURA ついにここまで来たのかと、皆んなびっくりしています。
–若干プレッシャーも感じていますか?
YURA プレッシャーしかないですね。
–楽しみよりプレッシャーですか?
YURA 試合はほとんどそうなんですけど、今までで1番です。
–そのプレッシャーにどうやって打ち勝ってリングに上がろうと思っていますか?
YURA セコンドとかの支えやみんなからの応援で頑張っていきます。
–試合が間近に迫ってきましたが、対戦相手のKENTA選手の分析は済んでいますか?
YURA もちろん大丈夫です。
–どのくらい倒す作戦は立ててありますか?
YURA 色々とやっています。(笑)
–会見で会った時のKENTA選手はどんな印象でしたか?
YURA 思ったより大きかったです。
–最近はミドルやウェルター級での戦いが多かったですが、今回はスーパーライト級になります。この-65kgでの体を作る調整は大丈夫ですか?
YURA はい。なんとか大丈夫です。
–ちなみにあと何キロくらいですか?
YURA あと8kgくらいですね。
–大丈夫ですか?
YURA 前回65kgに落とした時もこのくらいだったので、なんとか頑張って落とします。
–ウェルター級の時の戦いに比べて、スーパーライト級の戦いというのは体の変化の部分でどのように感じますか?
YURA プロで65kgをやるのが初めてなので、楽しみな部分があります。
–YURA選手がスーパーライト級で戦うということに関しては、ジムのトレーナーの方々は何と言ってますか?
YURA 本来はこれぐらいの体重が適正だと言っているので、試合を見るのが楽しみと言っています。
–自分でも楽しみですか?
YURA 70kgの時とどれくらい動きが変わるのか楽しみです。
–会見でYURA選手と初対面したKENTA選手は「いい子なのでびっくりした」と発言していましたが、そのコメントを聞いて感じる事はありましたか?
YURA Breaking Downに出ているので、いい子じゃないって思われてもしょうがないと思うんですけど、喧嘩もした事がないので悪い子ではないと思います。(笑)
–会見の時のYURA選手が素に近いんですかね?
YURA あのままです。
–Breaking Downに出たのは知名度的に良かったんですね。
YURA もちろん大正解だと思っています。
–反響は今でもすごいですか?
YURA 街を歩けば声をかけられますし、写真撮ってくださいっていう声も多いのでめっちゃ嬉しいです。
–ELDORADOに出てどんな反響を期待しますか?
YURA これでしっかりKO勝ちして、実力もちゃんとあるっていうところを証明したいです。
–プロでは12戦全勝5KOで十分に実力を今までのレコードでも見せていると思いますが、負けなしで今まで来ているのはいかがですか?
YURA 絶対に負けられないっていう気持ちが1番あるので、その中でもプレッシャーがすごくて負けない戦い方もしたいけど倒しにいかないと面白くないので難しい所ではあります。
–対戦相手のKENTA選手も宮崎県出身という事で、宮崎県の-65kgナンバーワン決定戦という見方をする人もいますが、この辺りに関してはどう思いますか?
YURA まさかの宮崎県出身でびっくりしましたが、宮崎で1番は僕だっていうことを見せないといけないので絶対に勝たないといけないですね。
–試合が決まってからKENTA選手の噂などを地元で耳にすることはありますか?
YURA 年が近くないのであまり分からないです。
–現時点では最終的にどんな勝ち方をするかイメージしていますか?
YURA パンチでKOしている姿しか浮かんでいないですね。
–それはねぎ魔神選手を倒したストレートと同じですか?
YURA ストレートかもしれないですし、フックかもしれないです。
–ねぎ魔神選手との試合から3ヶ月が経ちましたが、そこから成長や進化している自負はありますか?
YURA いろんな技も覚えましたし単調な攻撃だけでは勝てないと思うので、色々な攻撃を練習しています。
–今後の活動方針に関しては、プロでのキックボクシングの活動になりますか?それともBreaking Downとの二刀流でいきますか?
YURA まだ決定ではないですが、メインはプロキックボクサーでやって行くのでBreaking Downも呼ばれたら出たいなと思っています。
–あと8kgはどういう風に落としていきますか?
YURA 食事を極端に減らして動いて、最後は水抜きをします。
–まだ若いから体にダメージはなさそうですね。
YURA しんどいですけどやるしかないので。
–最後にYURA選手の登場を待ち侘びているファンの方々にメッセージをお願いします。
YURA Breaking Downで知ってくれた方とかもいると思いますが、僕のことを知らない人でも今回のRISEから知っていただいて、こんな選手がいるんだなっていうのを見て頂けたら嬉しいです。あとはKOして勝つので応援をよろしくお願いします。
松本天志インタビュー『難しい試合だけど、ここをクリアしてとタイトルマッチに近づきたい』
–常陸コーチの指導はいかがですか?
松本 いつもお世話になっているので嬉しいです。
–かなりハンドスピードが速くなったように見えたのですが変化はありますか?
松本 今ですか?まだまだ上がるって感じですね。まだちょっと寝起きな感じなので。
–今回は2023年10月29日に行われた数島大陸選手との試合から5ヶ月ぶりになりますが、この5ヶ月でどんなところが成長しましたか?
松本 2月から上京して東京で練習をしているのですが、新しいことをたくさん吸収しているので、前回の試合までのスタイルにプラスアルファされたような動きができます。
–石川県の方から東京に来ることを決意したのはいつ頃だったんですか?
松本 決意というかずっと前から来たいなとは思っていて、しっかり決めたのはタイトルマッチの後ですね。
–初めての東京生活は慣れましたか?
松本 もう1ヶ月くらい経っているのでだいぶ慣れてきました。
–東京での生活で1番良いところはどんなところですか?
松本 練習環境がすごい良いですね。自分の足りないところとか新しく学ぶ技術が沢山あるので、そこが1番です。
–逆に東京での生活で嫌な部分はありますか?
松本 ここはちょっとなっていうのは、やっぱりパン屋さんが多いのでそこを寄り道しちゃうところですかね。
–匂いに釣られちゃいますか?
松本 匂いとか看板とかを見たらすぐ曲がっちゃいます。
–減量時期には大敵ですね。
松本 誘惑に負けそうなところもあるんですけど、もし食べちゃってもその分動けば大丈夫です。
–地元が恋しくなる時はありますか?
松本 それはありますね。家に帰っても誰もいないので、ちょっと寂しくなったりします。
–上京してきてから、改めて2024年の目標は立てたのでしょうか?
松本 RISEのタイトルを取りたいので、そこは変わらないです。
–再起戦の1戦目として、那須川龍心選手との1戦が決まりましたが、この試合についてはどのように捉えていますか?
松本 僕自身は難しい試合だと考えているんですけど、ここをクリアしていかないとタイトルマッチにも近づけないので、しっかりクリアしていきたいです。
–難しいと発言がありましたが、具体的にはその難しさはどんなところに感じていますか?
松本 相手は本当に強い選手なので、そこをどう勝っていけるかというのが僕の中で難しいと感じています。
–昨年2月のNEW WARRIORSフライ級のトーナメントで、お互いトーナメントにエントリーした時に那須川選手と戦うシミュレーションをしたことはありましたか?
松本 1回戦の選手の事しか僕は考えていませんでした。
–今回はどんな試合になると予想しますか?
松本 戦ってみないと分からないので、自分でも楽しみです。
–そんなに作戦や戦略は立てていないですか?
松本 龍心くん対策というか、戦い方は相手がやりにくい戦い方とか相手の癖を意識して戦っています。
–今回はRISE ELDORADOという舞台になりましたが、出場するのは初めてですよね?
松本 こんなに大きな舞台で戦えることは本当に感謝しています。
–RISEのビッグマッチ自体も初めてですよね。
松本 ビッグマッチは初めてです。
–東京体育館の大きな会場のリングに立つというのはいかがですか?
松本 内心すごく緊張するんですけど、大きいところに立てる数少ない1人に選んでいただいたので、しっかり楽しんでいきます。
–こういったシチュエーションではプレッシャーがかかる方ですか、それとも伸び伸びと戦える方ですか?
松本 でかい会場でやったことがないので分からないですね。(笑)
–日々の練習で、常陸選手やYA-MAN選手から刺激を受けることはありますか?
松本 毎回練習では圧倒されるし、練習に対しての姿勢も自分もやらなければいけない姿勢でやっています。先輩って感じの2人で色々なことも教えてくれますし、プラスにしかなっていないです。
–その姿勢を1番感じるのは集中力とかですか?
松本 K-1側の対抗戦で試合が決まっている飛雄馬さんは、対戦相手の動きをしっかり意識して毎回シャドーしているので、そういうのは僕も考えてやっていきたいです。
–練習中のYA-MAN選手は松本選手から見てどういう風に映りますか?
松本 僕が練習で戦っている時もじっと見てくれて、僕や選手全員の足りない部分を見つけて、それを克服するための練習をしてみんなで強くなっていこうという感じで、YA-MANさんがしっかり先頭に立ってやってくれています。
–かなり優しい先輩ですね。見た目とは違いますね。
松本 見た目はちょっと怖そうなんですけど、練習熱心でめっちゃ優しいです。
–今回の移籍後、1回目となる試合ではコスチュームや入場曲など変更はありますか?
松本 コスチュームを変える予定はないです。入場曲は変えようと思っています。
–最後に松本選手の復帰を待ち侘びていたファン、RISEのファンの皆様にメッセージをお願いします。
松本 今回はTARGET SHIBUYAに移籍して1発目の試合なんですけど、前の自分にプラスアルファされたような試合を見せるので応援をよろしくお願いいたします。
田中佑樹インタビュー『あっちも倒しにきてくれるので、良い倒し合いができると思う』
–インタビューは慣れてきましたか?
田中 まだ慣れてないですね。(笑)
–今回はRISEの年に1度のELDORADOに抜擢され、しかもK-1との対抗戦に出場することになりましたが、マッチメイクが決まった時点の気持ちはどうでしたか?
田中 過去最高に気持ちが昂りました。
–逆にプレッシャーはないですか?
田中 あるっちゃありますけど考えないようにしています。
–試合のイメージは整いましたか?
田中 整ってきて良い感じにイメージできています。
–作戦もバッチリですか?
田中 作戦もバッチリです。
–今お住まいは石川県のどちらになるんですか?
田中 石川県河北郡に住んでいます。
–石川県の金沢は知っていますが、河北郡を知らない方が多いと思うのでどの辺りか教えていただけますか?
田中 海とか山とかばかりある場所です。
–元旦からの震災は大丈夫でしたか?
田中 自分の家は断水が2日間あったくらいで、最小限の被害で収まったんですけど、道路とかは所々ボコボコになっていますね。
–日常生活にも差し支えがあったんですね。
田中 2日間くらいだけ多少ありました。やっぱり能登の方とかはひどいことになっているので全然マシな方です。
–そもそもキックボクシングはいつ頃から何がきっかけで始めたんですか?
田中 中学2年生くらいの時に始めました。きっかけは特にないんですけどノリで始めてみたって感じです。
–中学2年生で始める前は何かスポーツをやっていましたか?
田中 ずっとサッカーをやっていました。ポジションはフォワードです。
–なんでサッカーからキックボクシングになったんですか?
田中 元々体を動かすのが好きで、筋トレとか力を鍛えるのが好きで強くなりたくて始めました。
–今所属しているHOWK GYMの雰囲気はどうですか?
田中 楽しくやっています。
–どんな感じで楽しく練習できているんですか?
田中 追い込んで自分が満足いくまで練習ができていて、トレーナーとも話しながら練習できています。
–戦績を見ると不戦敗以外は全て勝ち続けていますが、勝ち続けている要因はご自身でどう分析されていますか?
田中 勝っているんですけどまだ全然自信がないので、まだ実感がないというかこれだけしか戦ってないからだと思っています。まだ自分では分からないです。
–最近の試合でKOを奪っている、後ろ回し蹴りや右の一撃はもっと上に行っても通用する自信はありますか?
田中 自分の技は上に行っても通用する自信はあります。
–それは技の一つ一つの切れ味に自信を持っているんですか?
田中 タイミングだったり反復練習している事が勝手に出れば、普通に倒せると思います。
–練習で言うと先日TARGETで行われた合同練習にも参加されていましたが、あのような練習はいかがでしたか?
田中 楽しかったですね。違う刺激も入れることができて、自分としても良い練習になりました。
–誰との練習が1番刺激になりましたか?
田中 中村寛選手と直樹選手が階級も近く良い練習ができました。
–2人からはアドバイスはもらえましたか?
田中 直樹選手からいくつかアドバイスをもらえて、自分でもしっくりきた感じがあります。
–機会があったらまた合同練習に参加したいですか?
田中 いつでも参加したいです。
–今回対抗戦で対戦する齋藤紘也選手ですが、選手としてはどのように分析されていますか?
田中 倒せる良い選手ですよね。
–ちょうど齋藤選手も7勝1敗と戦績も一緒くらいですよね。
田中 そうですね。
–どんな試合をイメージしていますか?
田中 あっちも倒しにきてくれるので、良い倒し合いができるんじゃないかと思っています。
–ELDORADOでの対抗戦の中では、田中選手の試合が1番最初に行われる可能性が高いと思いますが、先陣を切る気持ちはいかがですか?
田中 RISEにいい風を吹かせたいので、1戦目として絶対に負けられないです。10戦ある中の1番最初になるので、絶対に勝って他の選手に繋げていきたいです。
–最後はどんなフィニッシュが想像できますか?
田中 倒して終わるイメージです。
–それはパンチですか、蹴りですか?
田中 試合になってみてって感じですね。
–会場は東京体育館という大きな会場ですが、大きい会場で試合をするイメージはできていますか?
田中 全然できていないんですけど、自分は見られている自覚があると良い動きができるので、自分的にはあっているのかと思います。
–性格的にはプロ向きなんですね。
田中 見られているっていう実感が湧くと、やってやるって気持ちになります。
–当日1万人規模のお客様が田中選手に注目しても、堂々と楽しんでできるってことですね。
田中 そんな感じです。
–今年の1月31日に20歳になったばかりですが、20歳になっての決意はありますか?
田中 もう20歳かって感じで、20代はもっと突き進んでチャンピオンになりたいです。
–適正は-65kgがベストですか?
田中 今は-65kgがベストですね。
–ランキングの上位の顔ぶれを見てどう思いますか?
田中 ランカーを見ていると白鳥選手が1位なんですけど、今世界に向けているので日本のランカーで言うと全員倒せそうです。正直全然負ける気がしないです。
–話している雰囲気は控えめですけど、言っていることは大胆ですね。
田中 変な自信があります。(笑)
–今回の試合に関しては、ジムの仲間や友達や家族にはどういう風に受け取られていますか?
田中 大一番だなって感じですよね。やるしかないぞみたいな。
–じゃあ皆さんABEMAで応援したり、東京に応援に来てくれたりするわけですね。
田中 そうですね。
–最後に対抗戦を楽しみにしているファン、RISEファンの皆さまにメッセージをお願いします。
田中 最高な舞台で最高な試合をできので、最高な勝ち方で必ずKOして勝ちます。皆さま応援宜しくお願いいたします
大会概要・対戦カード