3月17日(日)に開催される「ABEMA presents RISE ELDORADO 2024」の見所をRISE伊藤隆代表が徹底解説。
中村 今回はELDORADOについてのインタビューをお願いします。前回の2月の後楽園大会(RISE176)でこういった形で取材をさせていただいて、選手や色々な人から反響があったのですが、伊藤さんご自身への反響はいかがでしたか?
伊藤 沢山の反響がありました。1番多かった反響は「なんで中村さんなの?」って声ですね。若い子達からすると中村さんが元ライターって事を知らないから、K-1プロデューサーのイメージなんですよね。
中村 僕もライターに復帰して取材に行くと驚かれることが多くて、特に今の若い子は知らない人が多いですね。僕もそういった立場があった上でのインタビューということで、他の方とは違う目線でインタビューを聞けたところがありましたし、特に僕自身は選手たちが伊藤さんの言葉に対して反応して、SNSで発信していることが印象的でした。なので今後もこの企画を続けていきたいと思います。
伊藤 宜しくお願いします。
中村 今回RISEとしては年間で1番大きなビッグイベントになるんですけど、この大会に関して『強者vs.強者=最強』とキャッチコピーが付けられた理由を教えてください。
伊藤 『強者vs.強者=最強』の集大成というか、年に1度の最高傑作ですよね。常に色んな団体の強い選手が出てきて鎬を削っていくのがRISEなので、海外の選手もとにかく強いやつを呼ぶという集大成がELDORADOですね。
中村 そういった意味では、1年間をかけて作ってきたストーリーをビッグマッチのELDORADOで見せたいという思いはありますか?
伊藤 1年に1回のビッグイベントなので見せたいですね。この舞台を作ったので、あとは選手たちが思い切りパフォーマンスをしてもらえれば間違いないかと思います。
中村 今回の大会もそうですが、一つの集大成であると共にここから色々なことが始まるのではないかというワクワク感がありますね。
伊藤 今年は65kgトーナメントを12月に開催する予定なので、65kgの本当に強い選手を集めたのでそういう部分もありますし、対抗戦や若手の成長もありますし、今年をクリアして来年が非常に楽しみになりますね。
中村 今回のELDORADOに関して、『強者vs.強者=最強』だったりストーリーの集大成としては、やはり志朗vs田丸辰の試合だと思います。伊藤さんから見てこの2人の1年間の戦いぶりやこの試合に対する期待感はどんなところになりますか?
伊藤 志朗は昨年は上がって下がってという感じだったのですが、田丸が一気に来たじゃないですか。志朗も追われている状況でうかうかしてられなくなりました。55kgの日本最強決定戦だと僕は思っていますので、このまま田丸が勢いで振り切るか、王者のプライドを見せて志朗が蹴り散らすかっていうのは注目ですね。5ラウンド無制限延長Rなのでドロー防衛というのは無いんですね。私の考えはドロー防衛はしても意味がないと思うんですよ。白黒つけるのがRISEという事で気持ちが見える試合になると思います。
中村 ベルトをかけた戦いはしっかり白黒を付けさせるんですね。
伊藤 お客さんも選手もそっちの方が良いですよね。
中村 伊藤さんから見て、田丸選手が昨年1年で躍進したと思うのですが1番変わったところはどこだと思いますか?
伊藤 精神面ですね。彼の中で一時停滞していた時は、環境や自分の中に迷いがあったので。今は迷いがないので、思い切り戦っているように伝わってきます。
中村 そういった気持ちの変化は試合にも現れるという事ですか?
伊藤 ”心技体”ってあるじゃないですか。僕は”心体技”だと思っていて、技術が最後で心が1番最初に重要だと思っているんですね。心ってどんな職業に就いても一緒なんですけど1番重要で、体を動かすのは心なんです。
中村 逆に志朗選手の1年はどうでしたか?
伊藤 志朗からは冷たい青い炎を感じるんですよね。「見てろよ。55kgはそんなに甘くねえぞ。」っていうのが伝わってきます。
中村 志朗選手はビッグマッチのメインを務めたりとRISEを代表する選手になりつつあるんですけど、ここぞという時に勝てなかったりする部分があるので、僕は今回の試合は志朗選手は志朗選手でRISEを代表とする選手になれるのか、試される試合になるのかなと思います。
伊藤 志朗は去年のELDORADOでもメインを務めているので、まさにそうだと思います。彼は振り幅が広くて53kgや54kgで戦ってみたりしていますが、55kgだったら間違いなく強いので安定した実力の証明ができる試合になると思います。
中村 冷たく怖い志朗選手と情熱的に感情を表に出す田丸選手はファイトスタイル含めて対照的な2人ですね。
伊藤 田丸がガンガン攻めても冷静に捌いて相手の弱点を見つけて戦うのが志朗なので、対照的な2人の試合になるでしょうね。
中村 伊藤さんが先ほど仰っていたように、5ラウンド無制限の戦いは”心技体”すべてが揃っていないと勝てない戦いですよね。
伊藤 本当にハードでごまかしも効かないので、”心技体”が揃っていなければ生き残れないですね。
中村 色々なカードがある中でもこの試合をメインに据えたのは、ベルトもかかっている事とこの2人だったら大会を締めてくれると感じたからですか?
伊藤 志朗だけではなく田丸がトーナメントを優勝してRISE’s PRIZEでMVPを獲ったので、メインを張ってほしいじゃないですか。それでこのマッチメイクができたので、間違いなくRISEとしてのメインだなと感じます。
中村 志朗vs田丸はRISEで作ってきたストーリーの中での”強者vs.強者”ですけれど、日本vs世界という部分では大﨑一貴選手がISKAの防衛戦でジラリー選手と対戦しますが、この試合は世界戦として組みたいと考えていたのですか?
伊藤 元々はK-1との対抗戦に入っていたけれど、対戦相手が決まらずに流れてしまいました。それでISKAのタイトルを昨年の同じくらいの時期に獲って防衛をしていなかったので、ベルトを持ったら防衛するのが義務だと思うので、そういう意味でこのカードを組みました。
中村 この試合は日本人が外国人選手を迎え撃つ形ですが、大﨑選手の強さやこの試合のポイントはどんなところになりますか?
伊藤 大﨑が潰しにいくんじゃないかと思います。非常に手足が長くてやりづらい選手ではあるんですけど、大﨑はそういった相手が得意ですよね。足で潰してボディで倒す。そうあってほしいですし、苦戦しているようであればここで止まっちゃうので、彼自身も53kgの世界を目指してこの試合を見せてほしいですね。
中村 僕らから見る大﨑選手の強さはなんでもできて強いという見方しかできないですけど、伊藤さんから見た大﨑選手の強さはどんなところですか?
伊藤 やっぱり当たりの強さと、常に前に出て破壊力のある攻撃で白黒をつけるという部分ですね。
中村 攻撃力は53kgの階級の中でも抜けていますか?
伊藤 THE MATCHの時の合宿でミットを持ったんですけど、ボディは53kgのパワーじゃないですね。当たった面が広がって行く感じがして、破壊力が普通じゃないです。
中村 相手も強豪ですが、今回はクリアして対世界に向けていくという事ですね。
伊藤 彼の目指している道に近づくためには、ここはKOで倒さなければいけないですね。
中村 その他にワンマッチの対戦カードで色々な”強者vs.強者”が組まれていますが、注目しているRISEらしいと感じるカードはありますか?
伊藤 山田虎矢太vs大森隆之介ですね。山田に関してはRISE向きの選手で、2022年12月の大会では有井渚海もKOで倒していますし、RISEルールに合っていると思います。山田はRISEで勝っているけどランキングがまだ下の方なので、対戦相手の大森が4位なのでここで勝つことによって一気に上位ランクへ上り詰めますし、タイトル戦線にも絡んでくるようになります。大森も良い選手で膝が強いんですよ。パンチには膝というセオリーがあるんですけど、そういう部分では面白いカードですね。
中村 シュートボクシングのリング上でカード発表して、山田選手も本格的にRISEに乗り込んでいきますと
仰っていましたが、そういった選手とRISEのランカーとの戦いが熱くなりそうですね。
伊藤 大森は復帰して1年ぶりとなるんですけど、どこまで意地を見せられるかですね。
中村 同じ階級で言うと、加藤有吾vsジャルンスック・ブーンラナームエタイの試合もありますけど、ジャルンスック選手が前回インパクトを残していました。
伊藤 ジャルンスックが53kgに落ちないので、55kgを目指しています。加藤有吾に勝つことがあればタイトル戦線に絡んできますね。RISEルールにアジャストしてきているし、ダークホースというか台風の目になると思います。
中村 新しい選手がこの大会で活躍しそうですね。
伊藤 松本天志vs那須川龍心もそうですね。お互いにリスクがある試合で、皆さんの予想では松本天志という話もあるのですが、龍心サイドは勝てると言っているので、ここで龍心が勝つことがあれば一気にランクアップしますし、天志が勝てばまたタイトル戦に近づきますよね。若者同士の潰し合いっていうのがRISEらしいですけど、見たいような見たくないような感じがします。
中村 良い意味で残酷というか、勝ったら前進負けたら後退がはっきりしているカードが並んでいる印象です。冒頭でもお伺いしたように一つの大きな柱としては、RISEvs.GLORYの絡みの中でのスーパーライト級、チャド・コリンズvsミゲール・トリンダーデ、白鳥大珠vsイ・ソンヒョンの2試合があります。ここは先ほど言われた年末の65kgトーナメントに向けた査定試合という形になるのでしょうか?
伊藤 そうですね。今回ミゲールという強い選手も出てきて、イ・ソンヒョンも70kgだったけど65kgのトーナメントに向けて階級を下げるという事でメンツが揃っています。これからGLORYでも65kgの試合をやっていきますし、RISEでも65kgの予選をやって行きます。
中村 RISEとGLORYで65kgの階級を盛り上げていくと発表されましたが反響は大きかったですか?
伊藤 今GLORYのホームページから70kgと65kgが消されたんですよ。なぜかというと70kgは休眠なんですけど、65kgは今一緒にランキングを作成していて、上位6位までは入れて、あとはワイルドカードを作っていこうという流れになっています。トーナメントはワンデーなので、通常RISEではワールドシリーズの賞金が1000万なんですけど、それ以上の金額を出そうと思っています。
中村 なるほど。それが12月に行われるんですね。
伊藤 1日3試合です。僕も1日3試合は最高のパフォーマンスができなくなるから否定派でした。ただGLORYと組むことによって他の階級はワンデーでやっているので、どうにかそれでやってもらえないかという事で色々話し合った結果、その対価に見合うものを出すしかないとまとまったんですよね。
中村 その中で65kgがスタートして、チャドもそうですが、ミゲールが来たりソンヒョンが階級を合わせてきたりとか、世界観が広がって今までになかった化学反応が生まれたなというのがこの2カードですね。
伊藤 海外からの問い合わせもすごいですし、俺を使ってほしいと結構有名選手から連絡が来たりしているんですけど、その中でこのカードが生まれました。
中村 そこに日本人として挑む白鳥選手の相手はイ・ソンヒョン選手で強敵だと思いますが、この試合はどんなところに見どころがありますか?
伊藤 ソンヒョンは体が強いので、白鳥は前回のザカリア戦のようにできたら違うと思います。ただあの勝ちを確証にするにはもう1回ソンヒョンみたいな選手と試合をしなければいけないので、フィジカルが強い選手が海外には沢山いるので、白鳥大珠の完全復活のためにはソンヒョンをクリアしなければいけないですね。
中村 ザカリア戦では白鳥選手の良いところが凝縮された試合だったと思うのですが、伊藤さんも同じように見ていましたか?
伊藤 押されている時は負けるパターンの試合なんですけど、今回は避けて避けて膝が入ったのでよくクリアしてきたなと思いました。いつも押されて下から入られると、体を上に上げられて白鳥はKO負けするので、練習をしてきたんだなと思いました。
中村 派手なKOの部分ではなくて、彼の努力が見えた試合だったんですね。
伊藤 WORLD SERIESの61kgで優勝した時の雰囲気が戻ってきて、顔にも自信が出ています。
中村 そう考えると対戦相手がイ・ソンヒョンというのは試される試合になりそうですね。
伊藤 白鳥大珠の証明になりますよね。
中村 イ・ソンヒョンも上の階級であの強さだったので、65kgだとどうなるんだろうと期待してしまいますね。
伊藤 久々の65kgなのであとは減量との戦いじゃないですかね。ただ体と攻撃力は強いですね。
中村 あとはチャドvsミゲールの外国人同士のカードがありますが、RISEとしては世界に向けてこういったカードも組んでいきたいという事ですか?
伊藤 これが65kgの世界最高峰だよっていうのを見せたいです。ミゲールは本当に強い選手でステップを踏んでくるタイプの選手です。チャドはムエタイの選手と相性が良くて、前後の出入りが激しくてパワーがあります。
中村 色んな選手が言うように、チャドが折角勝ったのにこんなに強い選手を早速当てるんだ?と言われてるくらいミゲールは強いですよね。(笑)
伊藤 この相手ではないけどチャドが今回望んだんですよ。俺がチャンピオンなんだから意味のある試合をさせろと。だから彼も”RISE”なんですよ。
中村 ミゲールの映像を見ましたが、攻撃力も全てバランスが良くて今回チャドは倒されるんじゃないかなと心配しています。
伊藤 相性はあまり良くないと思います。ただミゲールも今後トーナメント候補に入ってきますし、チャドは負けてもチャンピオンなのでトーナメントには入ってきます。
中村 この4人が年末に向けてどう変わっていくかというか、どんな試合をして行くのかっていうのが楽しみですね。あとはRISEでの試合ではないですけど、この階級でいうと原口選手とペッチ選手のGLORYで予定しているタイトルマッチがあります。何度か対戦していますが、今回はGLORYでのタイトルマッチということも含めてどう見ますか?
伊藤 原口は「間違いなく倒せる。」と言っていました。
中村 こうなってくるとここのタイトルマッチを含めて3試合をセットで見ておくと良さそうですね。
伊藤 ABEMAさんでも放送してほしいですね。(笑)
中村 原口選手とペッチ選手の最近の試合を見てどう感じていますか?
伊藤 原口も”RISE”で、弱い相手をぶつけると怒るくらいなので、どんなに強い相手をぶつけてもクリアしてくるので安定しています。ペッチに関してはGLORYで7度防衛に成功していますから凄いことですよ。ムエタイのスタイルでRISEとGLORYで勝っていくというのは難しいことだと思います。
中村 伊藤さんの話を聞くと、まさに65kgの世界のトップがRISEに集まってきていますね。
伊藤 旧K-1 MAXは70kgでしたけど、今はヨーロッパでも65kgが流行っているんですよ。65kgは本当に世界の競合が揃っているんですよね。
中村 そういった世界展開を含めて、ここからRISEとGLORYの戦いも始まっていくという事で、今後も楽しみにしたいと思います。
大﨑一貴インタビュー『豪快に倒してBest KO賞を獲りに行く』
–公開練習では首相撲を見せてくれましたが、首相撲の練習はいつもやってるんですか?
大﨑 結構やってます。
–主戦場にしているRISEでは首相撲のルールはありませんが、役立つ事もあるわけですね。
大﨑 体幹が強くなるということと、次の試合は首相撲がありのルールなので良い練習ができています。
–ISKAのオリエンタルルールのタイトルマッチという事で首相撲を取り入れているんですね。
大﨑 元々ムエタイでやっていたのもありますし、今回は首相撲ありのルールなので使える技はなんでも使っていった方が良いと考えています。
–今回ISKAのタイトルマッチということで5ラウンドになりますが、その部分で意識することはありますか?
大﨑 いつもよりは多いラウンドですけど、いつも通り最初から楽しんでいきます。
–その舞台はRISEのELDORADOです。2年連続ELDORADOに出場になりましたが、前回の思い出はありますか?
大﨑 これだけ大きな大会に呼んでもらえることは光栄な事です。そこでタイトルマッチをやらせてもらえるのはたくさんの人が見てくれると思うので、良いアピールができそうです。
–ビッグイベントの会場で自分のタイトルマッチが組まれるというのは、モチベーションが変わってきますか?
大﨑 大きい会場だと演出とかもすごいですし、たくさんのお客さんが来てくれてすごい盛り上がる大会なので、そこで試合ができるのは光栄です。
–大﨑選手は、気づくと50戦を超えた戦績になりましたね。
大﨑 だいぶベテランの戦績になってきました。
–50戦を超えていても大きい会場やタイトルマッチになると、武者震いやプレッシャーがかかったりしますか?
大﨑 プレッシャーとかはないですけど、大きい会場でも小さい会場でも未だに緊張はします。
–今回挑戦者になるジラリー選手については研究されましたか?
大﨑 背が高いくサウスポーということで、対策して練習しています。
–挑戦者と同じような体型の練習パートナーを呼んだりしているんですか?
大﨑 呼んではいないです。だけどOISHI GYMには体重は違うけど身長が同じくらいの奥山雅仁や惺也がいるので、練習に付き合ってもらいながら対策をしています。
–対サウスポーという部分はいかがですか?
大﨑 今回含めて3試合連続サウスポーなので、慣れてきたというか今までやってきた対策練習も今回の試合に活かせるのでそういった部分では前回も前々回もサウスポーとやっている事が、アドバンテージになっています。
–志朗選手と田丸選手のタイトルマッチもありますが、そちらも気になりますか?
大﨑 結果は気になるけど自分の試合がその前にあるので、気にするのは試合に集中してからですね。今はもう全然考えていないです。
–ちなみに志朗vs田丸はどんな試合になると予想しますか?
大﨑 どちらも技術はあるけど、田丸選手には勢いがあるのでどっちが勝つかなと悩むのが正直な感想です。
–大﨑選手は今回の対戦相手をどういう風に攻略して、どのように倒したいですか?
大﨑 早いラウンドで下から削っていきます。RISE’s PRIZEではBest KO賞を獲ったので、今回はそれを狙う技を用意してあるので最後はその技で決めます。
–ジラリー選手の懐に入る自信も満々ですね。
大﨑 普段からそういう練習をしているので、そこの部分は大丈夫です。
–体調やコンディションなどご自身の体の状態はどのような感じですか?
大﨑 疲労はあるけど良い練習ができているので、試合までの時間で更に仕上げて、当日は強い僕を見てもらいたいです。
–大会前までは対戦相手の事とか色々ありましたが、今は完全にISKAの方に集中できていますか?
大﨑 今は対戦相手のことしか考えていないので、そこでどういう勝ち方をするかというところにしか意識がいってないので、今回の試合のために練習しています。
–ELDORADOではK-1との対抗戦が5試合ありますが、それに比べて自分の試合はどういう風にしていきたいですか?
大﨑 対抗戦も含めて全試合の中で1番目立つKOをすれば、対抗戦に僕を出しても絶対RISEが勝てるという風に思ってもらえるし、またBest KO賞を獲りにいくので楽しみにして下さい。
–首相撲を弟の大﨑孔稀選手とやられると力関係はどうなりますか?
大﨑 公開練習を見てもらっていたと思うんですけど、本当にいい勝負ですね。(笑)僕が勝ったり負けたりするくらい良い練習になっていて、孔稀には勝つっていう気持ちで練習ができてるので、すごく良い練習パートナーでもあります。
–身近で1番強いライバル的な存在になっているのでしょうか?
大﨑 ちょっと手を抜いたらすぐやられてしまうので、毎回全力でやっています。
–ちょっと前に聞いた話ですと、お兄さんとしての威厳も見せていきたいという話をされていましたが、その辺は大会に出場した時には気持ちの中にあることなのでしょうか?
大﨑 ただ勝つだけじゃなくて、勝ち方も大事だと思っています。そういったのは当日セコンドに付いてもらうので、良い勝ち方をして孔稀に見せつけるわけではないけど、それを見て気合を入れられると思います。お互いがそれを繰り返しているので良い関係です。
–田丸選手が昨年、RISE’s PRIZEでMVP賞とトーナメントの優勝で1,300万円を手にしたということだったのですが、その金額を見て大﨑選手はどうおもいましたか?
大﨑 悔しいですよね。僕が田丸選手に勝っていたら僕がもらっていたかもしれないので、悔しいけどここからの自分を見ていてほしいですし、次田丸選手と戦う事があれば必ず勝つので、ここは負けられないです。
–今年もトーナメントがあると良いですね。
大﨑 軽量級が盛り上がっているので、またトーナメントをやれば盛り上がると思います。
–今年はお金の面でも田丸選手のように狙いにいきますか?
大﨑 1番はやっぱり結果が大事なので、そこにお金が付いてくれば良いです。
–大﨑選手を見ていると求道者という感じがするのですが、お金というよりは自分の強さを証明したいという感じですか?
大﨑 お金はもらえたら嬉ですけど、負けたくないという気持ちがあるので1番はそこですね。
–最後にファンの皆様にメッセージをお願いします。
大﨑 3月17日はISKAの防衛戦になります。背が高くて戦いにくい相手になると思いますが、そういった相手を豪快に倒して勝つので楽しみにしていてください。応援よろしくお願いします。
"人獣"中村寛インタビュー『俺より生物的な強さを持っている人間はいないと思うのでそこで勝負します』
–最近はTEAM3Kに出稽古に行くことが多いんですか?
中村 時々行っています。
–東京のTARGETで合同練習をやった後に陽勇選手とは色々話すようになったという話を聞きました。
中村 合同練習をする機会がありまして、陽勇選手とは同じ大会に出るので一緒に頑張ろうという事で無言で高め合っています。(笑)
–無言ですか?
中村 はい。一緒に練習をさせてもらって僕も良い勉強になっているので、すごい良い選手です。
–同じライト級という点でも練習相手として良い感じですか?
中村 そうですね。
–試合まで約2週間になりましたが調子はどうですか?
中村 2週間は長いですよね。早く試合がしたいです。ここから2週間は自分との戦いになるので、とにかくちょっとでも上を目指してちょっとでも進化した姿を見せられるように、自分でケアと練習をしてっていう繰り返しで研ぎ澄ましていきます。
–中村選手にとって試合前の2週間というのは、自分を研ぎ澄ます重要な時間という事ですね。
中村 いつもだったら対戦相手も意識するし、自分を研ぎ澄ます時間ていうのももちろんですが、今回は本当に自分との戦い且つ自分をどれだけ超えられるかというのをいつも以上にやっています。自分にフォーカスを当てて自分が最強だと思っているので、その自分を1ミリでも超えるように練習しています。
–減量も大変だと思いますが、そういった面でも自分との戦いになりますか?
中村 減量は2,3年前はどこに行っても「大変なんです」っていう感じだったんですけど、今は節制をして減量もほぼなくて、体に良いものだけ摂って、ちょうど会見くらいの時からほとんど体重も変わらずにずっと節制できている状態です。体に必要なものと練習に集中できるものを食べて、毎回の練習をパフォーマンス上げながらできています。
–試合に必要なもの以外は全く摂っていないという事ですね。
中村 はい。って言いたいところですけど週1で思い切りピザとか食ってますよ。(笑)メンタルリフレッシュにもなりますし、週1回は焼肉、寿司、ピザ、ハンバーガーとかも食べて好きにやってます。
–それだけ食べて体重が一気に増加する事はありませんか?
中村 死ぬほど練習しているのでしないです。去年の12月16日の試合が終わって、2日後に大阪に帰って翌週の月曜日から普通にスパーリングしてがっつり練習しているし、1月に入ってもタイに遠征に行っても毎朝練習しまくっているので、ずっと追い込めている状態です。12月の試合が凄かったって言ってもらえるんですけど、比べ物にならないくらい強くなっているので、残念ながら対戦相手は何を見ても参考にならないと思いますし、次元が違う姿を見せれる自信があります。
–今回の対抗戦もあっという間に終わると自分の中でイメージしていますか?
中村 相手の打たれ強さ次第ですかね。今は追い込み期間中なので、相手は僕のパンチや蹴りを1発当たっても3発当たってもびくともしないと思っています。だからそれを10発打ってパワーやスピードが落ちないように、15発打っても倒れなかったらそれでも落ちないように、1発でも多くっていう練習をずっとやり続けているので、目に見えて変わっています。
–相手の与座選手はローキックやカーフキックが強いと言われていますが、その辺りは問題ないですか?
中村 日拳って言われているけど、僕も空手出身なのでボディも足も効かないですね。でも相手をすごい強いと想定して、追い込みまでは油断せずやりきろうと思っているんですけど、巧さやタイミングは上手ですね。僕も毎週何試合もするというのを小さい頃からやり続けてきたので、全部の軌道が見えちゃいます。あとはぶっつけ本番で楽しもうって感じです。
–もう既に与座選手の動きの軌道が見えているんですね。
中村 見えないこともしてくると思いますよ。相手もチャンピオンを獲っている人なので、何かしらの工夫はしてくると思いますけど、小手先のテクニックでは次元が生物的に全然違うので俺を倒せないです。それは当日わかることです。
–今回も生物学的な強さを見せつけて勝つということになりそうですね。
中村 俺の魅力そこしかないでしょ。(笑)テクニック的な事とか巧さとかそういうのは俺より強いやつはいっぱいいると思うんですよ。ただ俺より生物的な強さを持っている人間はいないと思うので、僕はそこで勝負します。本物の強さなのか本当の巧さなのか、どっちが勝つかっていうのは当日楽しみに見といてもらったらわかりますね。まあ相手にはならないですけどね。
–与座選手はプロではKO負けとダウンも無いのですが、そういう相手と戦うというのは相手の耐久力とか含めて倒し切るイメージはありますか?
中村 12月に戦った選手もダウンとKO負けがないから強いよって言われてたのがあの結果ですよ。(笑)しかも海外で選手層も厚いところでやっている選手なので、過去がどうとか関係ないです。マジで参考にもならないし何も関係ないです。僕と戦ったら倒れるっていうだけなので、今まで僕と戦ってなかったからKO負けが無いってだけじゃないですか。
–相手がK-1チャンピオンっていう部分は会見では意識していないと仰っていましたけど、対戦相手として見た時にキャラクター的な部分やK-1での戦い方を改めてどう思いますか?
中村 改めても何も映像を全然見ないのでわからないです。あ、K-1のチャンピオンなんだ、おめでとうって感じです。俺の試合に頑張ってSNS使ってバズらしてたどり着いたことはおめでとうだけど、それだったら最後まで頑張っていっぱい盛り上げた方が知名度上がるのになって。当日までしか上がらないのに、せっかくエンタメでやるのなら最後まで頑張ったら良いのにと思います。
–実際にマッチメイクのオファーが来た時にどう思いましたか?
中村 やりたくなかったです。これは自分のファンクラブやSNSでも言ったことがあるか覚えていないけど、RISEでベルトを獲ってそのRISEのベルトの価値を上げていくのもそうだし、次は世界に向けてって言ってたんですよ。だから全然関係のない対抗戦とか日本でやってたらその先が見えないし、世界に最短ルートで行きたかったので回り道だと思っていました。それで12月のRISE WORLD SERIESでvs.GLORYも世界に向けて行きたくて参加させてもらいました。そんなに下を向いている暇がないというか、ベルトを獲って守りに入るとか日本での知名度を上げることにフォーカスを合わせていないので、さらに実力が上の選手をどんどん倒していきたいっていう意味があって、寄り道をしている暇がないからやりたいと思わないですっていう話をしました。でも、SNSでやりたいと言われている間、会見の数日前まで本当に1回も正式にオファーがなかったので、オファーがない以上返しようが何もないですよね。
–世界と戦っていきたいという中で、国内ではファンから見て強いと言われている与座選手なわけですが、それでも対世界に行った方が強い選手がいるし、こんなところで躓いていられないということですか?
中村 K-1で強いって言われていても興味持ちますか?みんなは持つかもしれないけど僕は持たないです。僕はK-1に対して強いっていう意識はないので興味がなかったです。でもK-1の一団体の世界チャンピオンって言われいている人を倒したら、世界に向けて近道になるっていう話をRISEとも打ち合わせをした上で、自分の先が見えるっていうところもあってやりましょうという話をしました。
–この1戦が団体対抗戦になりましたが、この1戦を落とせないっていう気持ちが強いのか、それともK-1よりRISEが強いっていうことを証明したいのか、その意味ではどんな感じですか?
中村 落とせないとかじゃなくて落とさないです。安心して見ててください。相手は当日まで自信持って作り上げてきてもらったら良いんですけど、当日は思い切りへし折ってやります。団体対抗戦という部分に関しては、RISEのチャンピオンという自覚を持っているので、勝ってRISEの価値を上げていきたいという思いがあります。でも今回の対抗戦に関しては団体戦という意識は少ししているけど、根本的には僕は僕の試合をして、RISE側が中村寛に懸けて良かったなと思うような試合になるので、それは結果を見てください。
–いつもより燃えている感じがしますね。
中村 めちゃめちゃ強くなっているのを気持ち悪いくらい実感するんですよ。100kg近くある人たちとスパーリングをして、階級が上の人と戦ってみるとどうなのかとかを試して、世界に向けて必要だと思ったから今回の対戦相手とか関係なく自分自身と戦い続けてきました。自分の実力を一つずつ確認して自分に足りないものを身に付けてきたので、何一つ負ける要素がないです。倒しちゃうのでKO以外ないです。噛みついてきたけど残念ながら相手が悪かったですね。
–最後にファンの皆様にメッセージをお願いします。
中村 皆さんお久しぶりです。あと2週間、俺が1番楽しみでワクワクしているんですけど、比べ物にならないくらい強くなった姿を見せれるので楽しみにしていてください。油断せず自分と戦って自分に勝ち切ります。当日は対戦相手の全てをへし折るので楽しみにしていてください。
陽勇インタビュー『フィニッシュはパンチ、3ラウンド戦ったら自然にKOできる』
–今日も中村寛選手と一緒ですが、先日のTARGETでの合同練習で意気投合したんですか?
陽勇 意気投合というか、初めて接点があったので、そこで次のRISEに向けて一緒に頑張ろうとなりました。
–一緒に練習してみて中村選手の印象はどうですか?
陽勇 色々工夫をしていて凄いと思いました。
–同じライト級で意識するところはありますか?
陽勇 やっぱりベルトを持っているので戦いたい気持ちはありますし、いつかはベルトを奪いたいので中村選手にも戦いたいと思ってもらえるようにこれからアピールしていく必要があります。
–デビュー以来5戦全勝ですが、プロ入りしてからここまでとんとん拍子にこれた1番の要因は何になりますか?
陽勇 キックボクシングの経験は浅いのですが、元々フルコンタクト空手をやっていて、その中でも1番レベルの高いと言われている大会(JFKO)で優勝した事があります。優勝までに12年くらいずっとやってきているので、そこの勝負強さがキックのボクシングの経験は少ないけど勝てている要因になります。
–フルコンタクト空手のキャリアは今のキックボクシングにも十分に通用するという事ですね。
陽勇 キックボクシングは2年だけなので、まだ真っ白な状態なのでこれからどんどん吸収していきたいです。
–試合が2週間後に迫りましたが、K-1との対抗戦に抜擢されて最初に話を聞いた時はどうでしたか?
陽勇 やっと大きい舞台の話が来てめちゃめちゃテンションが上がったのと、ここを取れるっていうのが大事だと思うので、RISEに選んでもらったけどRISEにも自分の強さをしっかり見せたいです。
–対戦相手の龍華選手はどのような印象ですか?
陽勇 体の線が細いので、自分の攻撃全てを効かせられます。
–全て効かせられるという事は判定決着までいかないということですか?
陽勇 前回、基山選手と戦った時は全部痛めつけてからKOしたかったんですけど、今回は倒し切れるように練習しているのでしっかり倒します。
–既に倒すイメージは何通りもできているんですね。
陽勇 イメージもできているし、僕はテクニックで倒すというより普通の技で倒していこうと思っているので、3ラウンド戦ったら自然にKOできると思っています。
–フィニッシュはどんな攻撃を期待したらいいですか?
陽勇 フィニッシュはパンチで倒します。
–龍華選手とは同い年ですが意識する部分はありますか?
陽勇 同い年で意識する事はないですけど、会見の時に「効かせられるものなら効かせてみろ。」って言ってたので、分かってないのでそこは思いっきり攻撃を効かせてやります。
–今回RISE代表としてK-1の選手と戦うということについては意識されていますか?
陽勇 RISEにまだ多く出てはいないけど、RISE代表として任せてもらえたのは嬉しいですし、大舞台で対抗戦で大勢の人に自分の強さを見てもらえるチャンスだと思います。
–会場となる東京体育館は今まで空手の大きな大会も多々開かれている場所ですが、そこに自分も立つというのはどんな気持ちですか?
陽勇 僕はずっと大阪府立体育館とか代々木だったので、東京体育館は初めてになります。だから会場の雰囲気がどんな感じなのかも楽しみです。
–プロフィールを見たら苦手なものとして方向音痴と書いてありますが、東京体育館までは無事に辿り着けそうですか?
陽勇 それは行けるんですけど先週くらいまでタイに行っていて、その時に方向音痴なのでジムまでの帰り道を間違えてしまって、それでパタヤの方に行ったら野良犬がいっぱいいたんですよ。(笑)それ笑われるんですけど狂犬病に罹ったら100%死ぬらしいので余計に怖かったです。
–噛まれなかったですか?
陽勇 噛まれなかったけど追いかけられました。走って逃げてなかったら噛まれてました。
–最後にファンの皆様にメッセージをお願いします。
陽勇 いつも応援してくれている皆さんありがとうございます。やっと自分をアピールできる場所っていうチャンスが来ました。自分はこれからが始まりだと思っているので、今回良い勝ち方ができたらと思っているので、当日は是非応援をお願いします。
那須川龍心インタビュー『技術で圧倒して相手を手詰まり状態にさせたい』
–ABEMAの番組の『今日、好きになりました。』に出演していますが、反響はいかがですか?
那須川 最初はめちゃめちゃ叩かれると思っていたけど、思ったより良い声ばかりでそこまでマイナスなことを言う人は少ないんだなと安心しました。
–出演することによって変わった部分はありますか?
那須川 今放送中なので負けてしまったら「番組に出ていたからだろ。練習しろ。」みたいなことを言われるじゃないですか。だから良い意味で自分にプレッシャーをかけられています。
–いつもとは違うプレッシャーを感じながらの一戦になるわけですね。
那須川 プレッシャーというよりも自分を鼓舞できていますね。
–昨年の大晦日ではRIZINでMMAに挑戦したり、番組に出演したりと新しいことに挑戦している姿が見えますね。
那須川 挑戦していきたい性格なのでこれに出る、出ないっていうのを限らずにいろんなことに挑戦していきたいです。
–公開練習では後ろ回し蹴りなどの動きも見せていましたが、試合でも出そうですか?
那須川 普段のミットでやっているので試合で出ることもあります。
–今回の対戦相手の松本天志選手は、越えなければいけない壁だと思いますがいかがでしょうか?
那須川 去年と同様に年の初めに良いチャンスをもらえているので、去年はチャンスを逃してしまったので今回は自分にとって試練だと思っています。
–松本選手ですが、去年龍心選手に勝っている塚本望夢選手に勝っているという部分に関しては意識していますか?
那須川 格闘技って三段論法的な事が言われるじゃないですか。俺は松本選手に勝てば良いだけなので、そこについては特に意識していないです。
–決戦まで2週間を切りましたが最終調整はどの様に進めていきますか?
那須川 この2週間は疲労が溜まっていくので、自分の中で良い動きができなかったり試合でやろうとしているイメージのすり合わせができなかったりとかがあるんですけど、そこで自分の動きを崩すっていう事はないようにしています。いつも疲労が溜まった中で良い動きってなかなかできないので、それで自分の動きを崩すっていう事がありました。この2週間は追い込む時期ですけど、今回は自分の動きや会長に教えてもらったことを信じてやっています。
–松本選手の強さはどういう所にあると思いますか?
那須川 スピードも速いですし、爆発力があることが1番警戒する部分ですね。
–その部分については松本選手と比べて自分が劣っていると思いますか?
那須川 そこは松本選手の持ち味なので、そこで対抗しようという気持ちはないです。
–それとは違う自分の強みで勝負するということですね。
那須川 そうですね。だけど向こうも前回の試合では数島選手に負けているので、そこを修正してくると思います。
–年末のMMAを経て、今キックボクシングに活かせている部分はありますか?
那須川 組み際が成長しました。組んだら終わりではなくて、その後にサイドを取ったり後ろに回ったりと器用にできる様になりました。
–パワーや体幹の強さの成長はありますか?
那須川 体が強くなった気がします。
–ちなみに今はMMAの練習はしていないですよね?
那須川 この試合が近くなってからはやっていないですけど、最近までは週3でやっていました。
–それはどういう意図でやっていたんですか?
那須川 普段からやっておいた方がMMAも上手くなるし、キックにも良い影響があるのでキックボクシングを強くするためにやっています。
–大晦日前と後ではご自身でも変化を感じられているんですね。
那須川 MMAも上手くなりました。
–今後のスケジュールとしてはキックとMMAを両立していく予定ですか?
那須川 鈴木千裕選手がやっているように二刀流はすごいと思うけど、自分としてはやるなら一本に絞ってやる方がかっこいいと思うんですよね。だから本格的にMMAをやるならキックを辞めますし、キックをやるならMMAを辞めます。今はそこの選択肢を捨てたくないので、あまり考えてはいないけど大晦日にもらったMMAに挑戦という出来事は中々得られないと思うので、今年の1年はMMAの練習もやっていきたいです。
–今年の目標を教えてください。
那須川 今回勝てばランキングが1位になってチャンピオンに挑戦できるようになるので、チャンピオンになるっていうのが今年の目標です。
–兄の天心選手の存在が大きいことで以前から自分の色を出すと仰っていましたが、番組出演などを経験して自分のキャラクターが世間に浸透してきていると感じますか?
那須川 自分のキャラクターがあまり分かっていなくて、どうしても天心に似てきていると言われちゃうので、似せているつもりはないですけど喋り方まで似ていると言われてしまうので難しいですね。兄の方が先に生まれているので、俺が先に生まれていれば逆だったかもしれないです。
–MMAのデビュー戦も勝ち方が似ていると騒がれていましたが、ご自身ではどうでしたか?
那須川 そこに関しては本当に似ていると思ってしまいました。技をかけられた時も天心が腕十字を極められた映像がフラッシュバックして、一瞬マジでタップしようか悩んだんですよ。でもここでタップしたら超えられないと思って踏ん張れたので、そこは自分に良い方向に働きました。
–勝ち方という面で天心選手はバックスピンキックでのKOなど色々話題になりましたが、龍心選手として準備していることや手応えを感じている事はありますか?
那須川 狙っている技は言えないけど、当日の試合を楽しみにしてもらいたいです。
–理想とする倒し方や試合の運び方はどういうものですか?
那須川 理想は自分がプレッシャーをかけて何もさせないって感じですけど、相手も強いので中々そういう展開には行かないと思っています。その中でも技術で圧倒して相手を手詰まり状態にさせたいです。
–松本選手より上回っているところはテクニックになりますか?
那須川 相手は1発の爆発力があって、僕が勝っている部分はテクニックです。格闘技って勢いも大事だけど、テクニックで圧倒していってラストはしっかり倒すっていうのが理想ですね。
–最後にファンの皆さまにメッセージをお願いします。
那須川 去年と同様に年初めにおいしいチャンスを頂きました。今回勝てば格闘家としての人生が変わってくると思うので、しっかり勝ってチャンピオンになります。3月17日はよろしくお願いします。
白鳥大珠インタビュー『ただ勝つだけじゃなくて世界にアピールできる戦い方を目指したい』
–公開練習の動きを見ると仕上がっているように見えました。
白鳥 仕上がってはいるんですけど、毎回試合前の1週間で完璧に仕上がるのでまだまだ上がりますね。
–まだまだ上がるんですか。
白鳥 今の時期ってすごいキツい時期なんですけど、キツ過ぎて逆にハイになって動けちゃうって感じなので、最後の土曜日にいつもミットを持ってくれている人が、毎回良いと最後に言ってくれるのでまだ上がります。
–キックボクサーズハイというような感じですね。
白鳥 数年前はこの時期辛くて嫌だなっていう気持ちだったんですけど、ここ最近は逆にこの時期がすごく気持ちが良いなって感じてきました。
–最高の流れの中で28歳になりましたね。
白鳥 より頭を使えるようになって試合までの過程を自分の中で色々工夫したりとか、食事や過ごし方もそうだし、今28歳になって結構充実してきてまだまだいけるなっていう実感もありますね。
–まだまだ自分の伸び代を感じているという事ですね。
白鳥 まだいけますね。30歳になって衰えてくるという話も聞くんですけど、僕はそんな事はない気がしていて、あと5年くらいは成長し続けられるんじゃないかと思ってます。
–今回対戦するイ・ソンヒョン選手とはスーパーライト級で戦う事になりましたが、65kgのイ・ソンヒョンはどんなイメージですか?
白鳥 元々63kgでチャンピオンだったじゃないですか。そこから70kgに上げていったので、普段の体重は結構あると聞いたけど体重は落ちると思うんですよね。前回はウェルター級でやっていたのでコンディションはソンヒョン的にもベストだとは思うので、良いコンディションで来てほしいです。
–現時点ではどんな試合をイメージしていますか?
白鳥 上の階級で戦っていた相手なのでタフな試合になると思ってはいるんですけど、理想は前回のようにスパッと倒し切るような試合を心がけていきたいです。でもいろんな試合展開を予想していて、3ラウンド戦ってもしかしたら延長まで行くかもしれないし、僕の中ではキツ試合になるイメージをしています。
–今回の舞台はRISE ELDORADOですが、ELDORADOにはレギュラー参戦していますよね。
白鳥 もう4回目になりますね。
–ELDORADOでは何か思い出はありますか?
白鳥 RISEの年間最大のビッグマッチという事ですけど、その年のビッグマッチの初戦じゃないですか。特別な感情ではないですけど、自分の中で今年1発目をどういう形で飾れるかっていうのは1年の流れとしても重要な1戦です。初めてのELDORADOの時は負けてしまったので、そこから勝ってはいるけどKOがないので、ELDORADOでバチっときめたいです。
–今までのソンヒョン選手の試合を見てきて、サウスポーに対してはどのような印象がありますか?
白鳥 ここ最近はオーソドックスとの試合が多いですけど、カーフだったりパンチでボディを散らしてきたり、一気に詰めてくる時は上手いですよね。1回練習にソンヒョン選手が来たことがあって、マスでしたけど強いなという印象でした。ただ対サウスポーという事については僕があまり映像を見ていないので、結局自分がどう空間を支配できるかという戦いになると思っていて、超接近戦だったら相手の方が体も強いだろうし慣れているだろうから、その距離の戦いになるかと思っています。
–ちなみにソンヒョン選手が練習に来たのは何年くらい前ですか?
白鳥 たぶん3、4年くらい前ですね。ソンヒョン選手が腕を1回骨折していた時期があって、その治りかけくらいに来ていたと思います。昔からRISEのトップでやっていた選手なので、強敵と戦えることが今すごく楽しいです。だから前回のザカリア選手もそうですけど、昔からRISEで活躍している外国人選手だったので、今回もRISEでずっと活躍している外国人選手ということで、こういう試合を1個ずつクリアしていく中で自分の成長を感じられています。
–28歳を迎えたことでファイターとして思った事はありますか?
白鳥 28っていう数字を見ると自分も歳をとったなと思いましたが、まだ20代前半くらいの気持ちでいるので気持ち自体は変わらないですね。けど若い選手が増えてきて、自分がベテランという域に入ってきたのかと思うと、まだまだ負けたくないですね。自分の中ではあと5年くらいはやり切りたいので、まだこれからが全盛期だと思っています。
–自分が思い描いていた28歳の理想には到達されていますか?
白鳥 そこには到達していないですね。キックボクシングといえば那須川天心だったと思うんですけど、その天心が引退して今キックボクシングやRISEで誰ってなった時の1番は自分じゃないし、国内のキックボクシング界で誰だっていう名前をあげていった時に自分が出るような存在を思い描いていました。そこにまだ届いていないけど、まだまだ全然いけるし自分に期待しています。
–その意味では28歳のこの1年間はどこまでいきたいと考えていますか?
白鳥 今この階級だと世界の競合達が目立つので、年末にでかいトーナメントも発表されているので、確実にそこに出るためには今回も絶対に落とせないし、ただ勝つだけじゃなくて世界にアピールできる戦い方を目指したいです。そのトーナメントに出れたとして、どうせ負けるだろうっていう立場ではなくて、このトーナメントも優勝するんじゃないかという存在に年末までに辿り着きたいです。
–WORLD SERIESを制した時の白鳥大珠が復活っていう感じですね。
白鳥 あの時は期待感が結構あったと思うので、それ以上のものを自分でこの1年間をかけて作り上げていきたいです。去年は3試合しましたが、今年は4試合やりたいです。
–以前は近い距離での攻防に苦手意識があったかと思うのですが、最近のYA-MAN戦やザカリア戦では相手によって対処が変わってきている感じがします。その辺りに関してご自身ではどのように感じていますか?
白鳥 今でもゴンナパーの名前を言われるんですけど、あの様な試合はやっぱ見えてないんですよね。見えてないパンチに対して打ち返そうとしてもらっちゃって倒れるっていうのがあったので、自分の意識の中で変わっているのはよく相手を見るっていう事だけなんですよね。見えている、見えていないっていうだけで攻撃をもらってもダメージが違うので、自分の戦い方が最近になって分かってきました。こう戦えば相手は嫌だし入りづらいっていう戦いが前回とかはできていました。
–そもそも入られないところにいるのか、入られたとしてもですか?
白鳥 なるべく入らない、入らせないで自分が出るっていう距離をキープしたいですけど、どうしてもまだそこまでは行ききっていないので、ただしっかり相手のパンチや動きを見るという意識だけですね。
–それは練習の中で意識して取り組んでいますか?
白鳥 練習というかシャドーからですね。それを始めてから集中力が上がりました。
–ソンヒョン選手も前に出てきてパンチやローキックが得意なタイプですが、その相手に対する対処に自信はありますか?
白鳥 全然勝てると思っているので自信はあります。ただどれだけパワーがあるとか体の強さは、いざ対面してみないと分からない部分があります。ここ最近は相手がどうこうではなくて、自分とやる相手は大体入ってくる相手ばかりなので、自分の戦い方を突き詰めれば誰が相手でもやる事は変わらないです。だからこそ今回のソンヒョン選手はめちゃくちゃ強い相手ですけど、ここでつまずいていたら前回の勝ちも意味がないし着実に1つずつクリアしていって世界最強まで絶対いけると自分は思っています。だから誰が相手でもやる事は一緒ですね。
–勝ち方や見せ方が問われる部分もありますが、その意味では今回の試合内容にテーマはありますか?
白鳥 ソンヒョン選手は前回倒されて負けているんですけど、本来はタフであまり倒れているイメージがないので、無難に勝ちたくはないです。前回のザカリア選手との試合も絶対に負けたくないっていう気持ちが1番だったんですけど、やっぱりそれだけじゃだめで勝ち方で印象は全然違いますよね。勝つ事はもちろん大事だけど、無難にポイントを取って勝つだけだと記憶に残らないので、人の記憶に残るような試合展開を今後目指したいです。
–最後にファンの皆さまにメッセージをお願いします。
白鳥 今年初戦ということで、タイトルマッチや対抗戦という豪華なカードが並ぶんですけど、今盛り上がってきているスーパーライト級が今年1年で1番盛り上がる階級なので、今年1発目にインパクトがある試合をするので、皆さん応援してください。よろしくお願いします。
鈴木真彦インタビュー『(金子選手も)相当な覚悟でくると思うけど、僕も迎え撃つ以上相当な覚悟を持って挑む』
–コンディションはいかがですか?
鈴木 いつも以上に仕上がっています。
–今回のこのインタビューの舞台はいつもの大阪ではなく四国ですね。
鈴木 山田洸誓さんの正道会館KCIELさんにお邪魔しています。
–KCIELさんにお邪魔するのは何回目ですか?
鈴木 僕は今回が初めてです。
–どういった目的で山田さんの元へ訪れているのでしょうか?
鈴木 僕と原口健飛と門口佳佑が試合前ということで、合宿という名の合同練習で階級が上の強い選手に揉まれにきました。
–直前のキャンプみたいな感じですね。
鈴木 最終の確認ではないけど、最終の強化合宿ですね。
–チームRISEとして良い練習ができていますか?
鈴木 良い練習ができているし、皆さんとやって充実した練習ができていいます。
–具体的にはどんな練習をしていますか?
鈴木 対人メインで追い込みもしっかりやって、試合前の練習といった感じです。
–指導者としての山田さんはどんな感じですか?
鈴木 素晴らしい先生です。
–どんなところに素晴らしさを感じますか?
鈴木 全てにおいて素晴らしい指導者であり先生ですね。だから選手の山田洸誓とは違います。
–全く違いますか?
鈴木 はい。失礼ですけど、思ってたよりしっかりしていました。(笑)
–じゃあ安心して身も心も預けられているんですね。
鈴木 KCIELさんの生徒さんも安心していると思います。
–そうした中で迎える金子戦ですが、試合に向けての気持ちは整いましたか?
鈴木 日々の練習でしっかり心も体も整えて、最後のこの合宿で締める事で良い感じに作り上げています。
–既に対策の方は練ってありますか?
鈴木 対策もそうですし、金子戦に向けての練習もできています。
–この試合が組まれてから、一昨年THE MATCHで対戦した試合映像は見返したりしましたか?
鈴木 何回か見ましたけど金子選手もあの試合からレベルは上がっていると思うし、強くなっているのは明らかなので、その試合にだけ頼ってはいないです。
–鈴木選手が言ったように、金子選手はその試合で負けて以降6連勝中なんですよね。
鈴木 全部勝ってますよね。
–その辺りのことは意識しますか?
鈴木 この試合も相当な覚悟でくると思うんですけど、僕も迎え撃つ以上相当な覚悟を持って挑むので、その戦いを見届けてもらいたいです。
–今回でK-1との対抗戦は3回目になりますが、対抗戦という部分ではいつもの試合とは違う部分はありますか?
鈴木 対抗戦って燃えることは燃えますけど、この試合に関しては特別な一戦という感じがあります。
–今回の試合に関して、一緒に練習している原口選手や門口選手からは何か言われていますか?
鈴木 アドバイスをもらったり、僕の悪い癖や改善点を勉強させてもらっています。
–関西のRISEファイターのトップチームはお互いにアドバイスし合って高め合っているんですね。
鈴木 あの2人には良くしてもらっていて、一緒に戦ってもらっている感じがします。
–ちなみに今回の四国でのキャンプは何日間行われる予定でしょうか?
鈴木 3泊4日です。
–そちらで最終仕上げをする形になりますね。
鈴木 こっちでバシッと締めて試合に挑みます。
–この3泊4日の合宿ではどんなところを仕上げていきたいですか?
鈴木 1番は闘争心を固めたいと思っているんですけど、得るものは得て最後の仕上げでしっかり作り上げたいです。
–いつも試合の時はかなり闘争心を滾らせていますが、それ以上に闘争心を燃やすということですか?
鈴木 燃やすのもそうですし、燃えすぎてどこかに行ってしまわないように整えたいです。
–闘争心がフライングしちゃう事もあるんですね。
鈴木 結構ありますね。フライングばっかりです。(笑)
–じゃあ今回は山田さんとか周りの方に「スタートが早いからもうちょっと待て、冷静になれ。」と止められる事もあるんですか?
鈴木 そういうアドバイスも貰っているし、試合になってみないと分からないですけど、今回の試合で僕の覚悟を見せたいです。
–その覚悟や闘争心は、どんなテクニックに乗り移って我々に見せてもらえますか?
鈴木 それは試合になってみないと分からないです。最後は良い形で勝てたらなと思いますけど、そこにこだわり過ぎず集中していきます。
–最後にファンの皆様にメッセージをお願いします。
鈴木 3月17日ELDORADO 2024は良いカードがいっぱいありますけど、鈴木と金子の試合が1番良かったなって思われる試合を2人で作り上げて、対抗戦とか関係なく良い試合をするので応援よろしくお願いします。
■ ABEMA presents RISE ELDORADO 2024
日時:2024年3月17日(日)開場12時予定/本戦開始13時30分予定※開場後オープニングファイトを実施予定
会場:東京・東京体育館
<メインイベント RISE世界バンタム級(-55kg)タイトルマッチ 3分5R無制限延長R>
志朗(王者/BeWELLキックボクシングジム/RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kgトーナメント王者)
vs.
田丸 辰(挑戦者/TRY HARD GYM/RISE WORLD SERIES 2023 -54kgトーナメント王者、初代RISEフライ級王者、初代RISEスーパーフライ級王者)
<セミファイナル Super Fight! スーパーライト級(-65kg) 3分3R延長1R>
チャド・コリンズ(オーストラリア/Strikeforce/第2代RISE世界スーパーライト級王者)
vs.
ミゲール・トリンダーデ(ポルトガル/Mamba Fight Club)
<第13試合 スーパーライト級(-65kg) 3分3R延長1R>
白鳥大珠(日本/TEAM TEPPEN/RISE WORLD SERIES 2019 -61kgトーナメント王者、第5代RISEライト級王者)
vs.
イ・ソンヒョン(韓国/RAON/第4代RISEミドル級王者、第2代RISEライト級王者)
<第12試合 ISKAオリエンタルルール 世界フライ級(-53.5kg)タイトルマッチ 3分5R>
大﨑一貴(王者/日本/OISHI GYM/第2代RISEスーパーフライ級王者、ISKAオリエンタルルール 世界フライ級(-53.5kg)王者)
vs.
ジラリー・キャルービー(挑戦者/フランス/CARCHARIAS Gym)
<第11試合 RISE×K-1対抗戦 ライト級(-63kg) 3分3R延長1R>
中村 寛(BK GYM/第8代RISEライト級王者、第6代DEEP☆KICK-60kg王者)
vs.
与座優貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/第6代K-1 WORLD GPライト級王者)
<第10試合 RISE×K-1対抗戦 バンタム級(-55kg) 3分3R延長1R>
鈴木真彦(フリー/第5代RISEバンタム級王者)
vs.
金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/第3代K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者)
<第9試合 RISE×K-1対抗戦 スーパーフライ級(-53kg) 3分3R延長1R>
花岡 竜(橋本道場/RISEスーパーフライ級5位、NO KICK NO LIFEバンタム級賞金トーナメント優勝)
vs.
池田幸司(ReBORN経堂/第8代Krushバンタム級王者、K-1 WORLD GP初代バンタム級王座決定トーナメント第三位)
<第8試合 RISE×K-1対抗戦 ライト級(-63kg) 3分3R延長1R>
陽勇(TEAM3K/RISEライト級11位、Stand up King of Rookie 2022 -65kg級優勝)
vs.
龍華(ザウルスプロモーション/Money in the KHAOS ROYALライト級トーナメント優勝)
<第7試合 RISE×K-1対抗戦 スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R>
田中佑樹(HAWK GYM/RISEライト級10位、Stand up King of Rookie 2021 -63kg級優勝)
vs.
齋藤紘也(WSRフェアテックス三ノ輪)
<第6試合 バンタム級(-55kg) 3分3R延長1R>
山田虎矢太(シーザージム/同級8位、第15代SB日本スーパーバンタム級王者)
vs.
大森隆之介(EX ARES/同級4位)
<第5試合 フライ級(-51.5kg)3分3R延長1R>
松本天志(TARGET SHIBUYA/同級1位、RISE NEW WARRIORSフライ級トーナメント優勝)※HAWK GYMより所属変更
vs.
那須川龍心(TEAM TEPPEN/同級4位)
<第4試合 バンタム級(-55kg)3分3R延長1R>
加藤有吾(日本/RIKIX/同級3位、WMC日本スーパーバンタム級王者)
vs.
ジャルンスック・ブーンラナームエタイ(タイ/ブーンラナームエタイジム/True 4U 118P王者)
<第3試合 バンタム級(-55kg)3分3R延長1R>
松下武蔵(GOD SIDE GYM/同級10位)
vs.
伊東龍也(HAYATO GYM/同級13位、Stand up King of Rookie 2022 -55kg級優勝)
※有井渚海選手が体調不良のため欠場
<第2試合 スーパーライト級(-65kg) 3分3R延長1R>
KENTA(HAYATO GYM/同級9位、第4代DEEP☆KICK-63kg王者)
vs.
YURA(ダイアタイガージム/RISEミドル級15位、元JAPAN CUPウェルター級王者)
<第1試合 スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1R>
山科直史(極真会館/同級11位)
vs.
横山典雄(不死鳥道場/元聖域ライト級統一王者)
<オープニングファイト③ ライト級(-63㎏)3分3R>
TAKU(TARGET/同級15位、Stand up King of Rookie 2023 -63kg優勝)
vs.
武 裕太(誠真会館所沢道場)
<オープニングファイト② ミニフライ級(-49㎏)3分3R>
登島優音(NEXT LEVEL渋谷)
vs.
紗彩(ドージョー☆シャカリキ)
<オープニングファイト① スーパーフライ級(-53kg) 3分3R>
所 風雅(Refre’K/2023年RISE Nova 全日本大会 -55kg級トーナメント優勝、JAPAN CAP 2023 -55kg級優勝)
vs.
奥村将真(TEAM TEPPEN/第2回東アジアユース競技大会 ボクシング男子60kg級優勝)
VIP(柵内) 80,000円
アリーナSRS 30,000円
アリーナRS席 15,000円
アリーナS席 9,000円
2階スタンド席 9,000円
3階スタンド席 6,000円
小中高生シート 2,000円(当日券のみ)
小中高生シート 1,000円(当日券のみ)
※ELDORADO特別キャンペーンにつき
※当日は500円プラス
※未就学児は保護者膝上に限り無料
「小中高生シート」は当日のみに販売されるチケットとなります。前売券にて全席種完売の際には発売されませんので予めご了承ください。
※「小中高生シート」をご購入の場合は、当日券売場にて対象となるご本人様同伴の上で、年齢の確認できる身分証明書(学生証・健康保険証など)をご提示ください。
※前売券で事前に購入されたチケットと当日にのみ発売される「小中高生シート」を別々に購入された場合は、連番でのご用意は致しかねます。連番を希望される場合は、前売券または当日券でまとめてのご購入をお願い致します。前売券での購入は「小中高生」のお客様でも前売料金となります。
※チケットを紛失されたり、当日にお忘れになった場合など、いかなる理由でも再発行はいたしかねます。ご購入の証明があってもご入場できませんので、大切に保管しお持ちください。
【販売】
・イープラス https://eplus.jp/rise/(PC&スマートフォン)
ファミリーマート 店内Famiポート
・チケットぴあ http://pia.jp/t/ (セブンイレブン各店)