[週刊ファイト3月14日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼Shine, Shine onスティング王者引退!AEW”REVOLUTION”有終の美
photo:(c) AEW タダシ☆タナカ+シュート活字委員会
・感動の劇場終幕Vに続き息子2人従えメタリカSeek&Destroy鳴り響く
・グリーンズボロ市長3・3スティング日制定 84年Rフレアー45分死闘
・Swerveストリックランド善玉ターン明瞭Hペイジ審判暴行Sジョー防衛
・会場人気も沸騰中ウィル・オスプレイvs.竹下幸之助22分Bestbout賞
・白黒トニー・ストーム受けてるも 強豪が伝わらないディオナ・プラッツオ
・白川未奈とAZMの参戦決定 4・12新日シカゴ大会Windy City Riot
・本誌十八番?蛇の穴Blackpool Combat ClubとFTRの名勝負数え唄
・もう1つの白熱戦!オレンジC下し国際王座戴冠 ロデリック・ストロング
・欠場出たからミート・マッチ⇒スクランブル戦ウォードロウが挑戦権確保
・エディ・キングストン三冠Continental Crown ブライアン・ダニエルソン
・そろそろダニエル・ガルシア勝たせろよ…クリスチャン・ケイジTNT防衛
■ AEW REVOLUTION
日時:3月3日(現地時間)
会場:ノースカロライナ州グリーンズボロ グリーズボロ・コロシアム
観客16,878人(主催者発表)
感動の劇場終幕Vに続き息子2人従えメタリカSeek&Destroy鳴り響く
<メイン本戦第9試合 Final Sting>
[王者]○スティング ダービー・アレン
21分03秒 スコーピオン・デスロック
[挑戦者]ヤングバックス(●ニコラス&マシュー・ジャクソン)
―― 恐らくいずれはYouTubeに出るんだと思いますが、劇場に座ったスティングに、これまでのハイライトがスクリーンに映し出されるという趣向のTribute映像は非常に良い出来でした。
オフレコ メタリカの♪Seek and Destroyが鳴り響き、米国星条旗のスティングと、赤と黒のWolfpac時代スティングが出てきて息子なんだそうで、そして64歳のスティングのお出ましや。
―― 最初、息子たちもスプラッシュやったりして、4対2のハンディキャップ・マッチなのかと思っていたら・・・。まぁトルネード戦ということでハシゴもガラス板もありなんですけど。
オフレコ ダービー・アレンが決死のスタントで死んで(笑)からは、64歳が一人でバックス相手に孤軍奮闘になるから、実によく練ってあった展開の進行でもあった。
―― 4対2になっても誰も文句出ないんですけどね(笑)。
オフレコ 事前インタビューに答えて、「どうファンに覚えられたいか?」と聞かれて、「いつなんどきも全力投球の試合をしていた戦士だった」と答えたんだが、その通りになった。
―― 自身がマイクした「これから病院直行」のダービーの危険スタントの数々はともかく、御大もおざなりのはなむけ試合をせず、老体に鞭打って極めて激しく闘い抜いたことは間違いありません。
オフレコ “through the darkness and the pain. Shine, shine on, Warrior”
RIOTがまた7月に来日する。Immortal Soul不滅の魂は永遠となり、後世に語り継がれるんや。
グリーンズボロ市長3・3スティング日制定 84年Rフレアー45分死闘
―― 舞台裏の権力を握っているヤングバックスは、自分たちが関係者間でどう言われているか知ってるから、わざと「ニックとマットでなく、ニコラス、マシューとフルネームで呼べ」と嫌味なヒール全開やってるんですが、75歳のリック・フレアー、71歳のリッキー・スティムボートにもキックを見舞い、会場のヒートを煽ります。
オフレコ 大会を通じて、何度も「この会場での84年10月のリック・フレアーとの45分の死闘」が、解説のナイジェル・マクギネス、タズにエクスカリーバー、最後の2試合は往年のジム・ロスとトニー・シェバーニから指摘されるのは当然として、なんとグリーンズボロ市長から、3月3日を「スティングの日」に制定したと表彰状渡される絵があり、日本からの視聴者はたまげた。
―― そんなオカダ・カズチカやジュリアが抜けるとか騒ごうが、あくまでマイナーなジャンルに転落した国内マット界内の話題であって、一歩外の世間側に出ると「昔はプロレスよく見た」という方であっても、「それは誰ですか?」となってしまいます。
オフレコ ICON象徴とは何か?・・・という話なんであって。最後は舞台に出場の全選手が出てきて感動のフィナーレだった。
【比較参照】
▼武藤ラストラブとオカダ清宮 平成令和超越でコロナ期最大3万観衆