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2月15日(現地時間・放送日)に『TNA iMPACT!』が放送された。
今放送では、ベビーフェイスとヒールの対決がメインとなった。現TNA世界王者ムース、ブライアン マイヤーズ、エディ エドワーズの大物ヒールが合体したヒールユニット「ザ・システム」とモーターシティ・マシンガンズ(クリス・セイビン & アレックス・シェリー)とKUSHIDA、ケビン・ナイトが合体したTNAベビーフェイス軍の抗争が勃発したが、今放送で、いきなり王者であるムースとKUSHIDAがシングルマッチが激突した。当然、乱入が予想される為、この試合はセコンド禁止という事となった。試合がパワーでムースが押す展開だが、KUSHIDAも腕十字、アームロックなどサブミッションで反撃。しかし、最後はムースが必殺のスピアーを決めてフォール勝ちとなった。乱入などなし、真正面からの勝負で勝利したムースをザ・システムのメンバーが祝福。そして、KUSHIDAを集団で暴行。これにシェリーらも救出に入ってきて、リングでは大乱闘となり、この抗争はまだまだ激化しそうだ。
TNAデジタルメディア王座戦は、狂い咲きしている王者クレイジー・スティーブにECWレジェンドであるライノが挑戦した。この王座は同じくECWレジェンドでライノの盟友トミー・ドリーマーが保持していたが、スティーブが王座を奪取しており、ライノにとっては復讐戦となる。パワーではライノが圧倒的に有利だが、スティーブが上手くいなして試合をかき回し、凶器のフォークを取りだし、それを放り投げて、レフェリーがそちらに気を取られている間に、ベルトを凶器にしてライノを強打。そしてフォールして勝利。スティーブが反則を使って勝利して王座防衛を果たした。
ABC (エース オースティン & クリス ベイ) とグリズルド・ヤング・ベテランズ (ジェームズ・ドレイク & ザック・ギブソン)の三本勝負、第2戦目が行われた。ネクストからTNAへ移籍してきたベテランズに対し、ABCが迎え撃つ形だが、1戦目はベテランズが勝利している。今回は絶対に負けられないABCが雪辱を果たして勝利。これで両チームは1本づつ取り合って3本目で決着をつけることになった。
■ TNA iMPACT!
日時:2024年2月15日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ合衆国 TVテーピング
<シングルマッチ>
○ムース
ピンフォール
●KUSHIDA
<シングルマッチ>
○ダニ・ルナ
ピンフォール
●キラー・ケリー
<TNAデジタルメディア王座タイトルマッチ>
○クレイジー スティーブ(王者)
ピンフォール
●ライノ(挑戦者)
<ベストオブ3マッチ2>
○ABC (エース オースティン & クリス ベイ)
ピンフォール
●グリズルド・ヤング・ベテランズ (ジェームズ・ドレイク & ザック・ギブソン)
<ノックアウト王座タイトルマッチ>
○ジョーディン・グレース(王者)
ピンフォール
●サバンナ・エヴァンス(挑戦者)
<シングルマッチ>
○フランキー カザリアン
ピンフォール
●ジェイク サムシング
.@TheMooseNation shows KUSHIDA exactly why you should Trust The System. #TNAiMPACT pic.twitter.com/X9t7jYZ01g
— TNA Wrestling (@ThisIsTNA) February 16, 2024