高橋奈七永の新たなる旅立ちの第一歩。SEAdLINNNGの初の大会となる8月26日(水)の後楽園大会。その先行発売会がブル中野さんのお店、中野のぶるちゃんであるというので行って来ました‼
まあ、チケット先行発売会と言うと昔は全女の時にゃ目黒の事務所で横浜アリーナや日本武道館大会のチケット先行発売で何千人も来て北斗晶さんが五時間かかってサイン会してたとかそんな伝説もありましたが、まあ昔の話はさておき(笑)。
それこそこのチケット発売に人が来てくれるかということでお祈りまでしていたという奈七永。
たぶん大きなケガが多かったからゲンかつぎみたいなものだろうと思ってたら、なんかやたら風水にもこだわってて南月たいようの改名にも画数がどうだとかいろいろやったらしいのです。
まあ名前を変えるにはスターダム時代と比較する意味でもいいでしょう。
びっくりしたのはテーマ曲やコスチュームもみんな変えるそうです。
テーマ曲に関しては15年以上もやったものを変えるとなるとやっぱりイメージとして残っちゃってるので変えてほしくないという意見は当然あるわけですよ。それをあえて変えることで大幅なイメチェンとやはり名前同様にスターダムとの区別化をしていきたいようです。
コスチュームに関してもそう。変えると聞いたので赤を変えるのと聞いたら、これも思い切って変えるそうです。これも理由としては上記とほぼ相違なし。 ただ…。
うち何着たらいいと思う?
と逆質問。 つまりイメージカラーの相談をされたが、南月は白だと汚れが目立つので自分は引退試合の時の一回しか使わなかったと。
水色って似合うと思う!?
また逆にこういう意見が。スパンを使ってキラキラにはするようだが、イメージが水色ってのは…ない。でも、ないからいいのかも。 これはこうご期待ということで(笑)。
次第に話は南月とのぶっちゃけ話にもなり、実際スターダム時代は練習も後輩がいたり、仕事もスタッフがやったりしてましたが、今は全部自分たちがやることで苦労もしてる。また奈七永の練習パートナーとしていると南月は担ぎ上げられて膝の上に落とされたりとか、カメラと回ってないとこでも散々苦労してるようです。
とりあえず選手が入らないといつまでも南月が練習台になっていそう(笑)。
て、ことですが、参戦選手がまだ堀田祐美子しか決まっていないのでカードを組むにも何も考えられない状態。
一応話を進めると
全5試合くらいはやりたい。
タッグマッチを中心にやりたい。
みたいな構想案が出てきました。
しかし決まってないないづくしのSEAdLINNNGですが、リングアナとレフェリーは決定したとのこと。レフェリーはバーブ佐々木。言わずと知れたスターダムのメインレフェリー。
スターダム専属というわけではないのだし、むしろ一番の適任者でしょう。
リングアナは水原英里さんが努めます。かつては息吹やガッツワールドでもリングアナ経験があり、昨年のパッションレッド興行でもリングアナをしてるので、この方も快く引き受けてくれたようです。
ということで少しずつ形が決まってきましたが、最後に私が締めのもの考えてるのと聞いたらまだとのこと。
そこで締めの言葉やポーズを考えることに。
もともとスターダムの「今に信じて…」のキャッチフレーズも奈七永が考えたそうなのですが、dの文字を小さくポーズしてしまうとスターダムのSとの違いがわかりづらいので、dのポーズは大きく取ることにしましたが、キャッチフレーズがなかなかいいのが思い浮かばず、言葉を言わせようとすると南月がクセで何度もウィーアーと叫んでしまうし、なかなか決まらない。
とりあえずこれは本番までの宿題で…ということになるつもりでしたが、最後にこのお茶会の締めでdを叫んだら、何気なく南月がLet’s get d!! と口にしたのです。
今、なんつったと耳にとめて口にしてみたらLet’s get d!!はなんとなく語呂がいい。
なんとなくカッコよさのもあるのでとりあえずそれを今日は使ってみました。
本番ではまたどうなってるか? ここで決めたとしても本番で忘れられてる可能性もあるし、どうなるかわかりませんが、まあ18時までの三時間弱で前向きな話がいくつも出てきたのは有意義な話だと思いました。
あとは二人の仲のよさが一番ですね。即興の手拍子で入場再現したり、途中で写真撮り出したりとけっこう自由気ままな時間でしたが、二人も久々にファンといれる時間で楽しくやれていたようでした。
高橋奈七永と南月たいようの新たなる二人旅はまたここから始まったようです。
果たして8/26はどういう大会になるんでしょうかね!?
やればできる。
Let’s get d!!
取材・文 A-rex
※高橋奈七永は7月17日、米国ROH遠征が決まった。対戦相手はODB、日米冷蔵庫対決が実現する。