[ファイトクラブ]S活字今週の肝:日米差広げるWWE放送権高騰 オカダ・カズチカ退団

[週刊ファイト1月25日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼S活字今週の肝:日米差広げるWWE放送権高騰 オカダ・カズチカ退団
 タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
・RAW放送権を獲得するのはアマゾンかAEWを放送するワーナーかも
・SmackDown40%金額up地上波FOX⇒USAへ NXTは70%upでCW
・あらためて何故本誌も現地媒体もNXT-Dynamite戦争を重視するのか
・米国盛況と密接にリンクする国内事情~離脱が止まらない全日危機/他
・オカダ・カズチカ新日本プロレス退団!団体発表残り大阪、札幌3大会
・オカダどこへ行くか!本誌の予見と故I編集長継承ジャーナリズム主義


―― トップ画像は、WWEが2023年を象徴する写真としてHPに出していた数あるハイライト集から、現地11月10日のSmack-Downなんですが・・・。#DamageCTRLの5人組、3名が日本人という絵なんで、大谷翔平の年俸というか契約額が話題になったタイミングですから、日本のマット界はWWEやAEWの草刈り場になっている意味合いから選びました。

オフレコ ベイリーのTシャツはカタカナで「ダメージ・コントロール」やからな。まぁ、遅れて年間総括やるところも少なくないし、米国だと女子はマミーことリア・リプリー、男子はセス・ロリンズ様とか、本誌も西尾智幸記者の鷹の爪大賞がようやく今週号の収録になった。

―― 「引っ張り凧de賞=花園桃花」とか、傑作ですね。

’23年11月09日号ノア全日 Battleground ウナギ自主 RoadFC 猪木一周忌ハリケーン狂虎

オフレコ 西尾さんなら「女子MVP鷹の爪TN賞=ウナギ・サヤカ」は予想通りだったけど(笑)。

―― 奇をてらったわけではなく、冷静に2023年を回顧するなら正論の1つでしょう。今週の話題に絞っても、日本で活躍する外国人選手を含むWWE-AEWからの勧誘噂が大小入れたら毎日のようにあった。そのウナギは3月23日から4月5日までの日程でアメリカの各団体を回ることを自身が発表しました。

RAW放送権を獲得するのはアマゾンかAEWを放送するワーナーかも

オフレコ 2月3日のMLW『Super Fight』は、永田裕司vs.ヤコブ・ファトゥも発表された。円安があるから、日本は高くなった外国人選手を呼べなくなっているのに対して、米国の団体はもうバンバンと日本の選手を呼ぶだけでなく、AEWなんか柴田勝頼を所属にしてしまった。

―― 「今週の肝」というより、2023-2024年の最重要ニュースというか、ますます日米格差が広がっている現実を指摘しておく必要があります。

’23年12月7日号探せ猪木 CMパンクWarGames ノア後楽園ケンコジ新宿 あきぴ Jキック

オフレコ その今週のニュースに絞っても、現在USAネットワークで放送しているRAWなんだが、次のサイクルの放送権を獲得するのはどこか?がある。意外な名前と思うかもだが、配信のAmazon Prime、それにグループ内ではライバルのAEWを放送しているWBD(ワーナー・ブラザース・ディスカバリー)が取り沙汰されている。バスケの放送権を失うらしいんで、WBDは合併を繰り返して様々な傘下チャンネルがグループ内にあるから、ライバル団体が加わっても構わないスタンスらしい。

―― そもそも2023年6月から放送を開始したCollisionは、ヤングバックスたち主流派が仕切るDynamiteに対して、CMパンク班の担当みたいな分け方すらありました。これを望んだのがWBDの意向でした。WWEに復帰した今、CMパンクのRAWがこっちの陣営に来てくれるなら、大金を出す用意があるということでしょう。

オフレコ CMパンク獲得はWWEの営業の切札にもなると。恐らく日本のファンに説明が必要なのは、もはや視聴者数ではないというこっちゃ。

―― アマゾン・プライムに移ったら、視聴者数がぐっと落ちるとか、そもそも配信なんで正確な数字がわからなくなるんでしょうが、アマゾンにしてみたら、エミー賞授賞式だのフットボール中継があろうが、その週だけ下がっても動じない不動の固定客がもの凄いRAWなら、一気にPrimeのサブスクリプション料金を払ってでも見るとなります。

オフレコ 計算上はプレミアム金額になろうが、大金を払ってでも獲得したいとなるわな。


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―― そもそも米国内のWWEネットワークが、NBCグループのピーコック配信になったのも、NETFLIX以下、いわゆる配信系がすでに過当競争になっているので、絶対的な固定客を持つコアのキラー・コンテンツが欲しい。そのためには、採算度外視の金額払っても構わない。

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