[ファイトクラブ]渕正信70歳 後楽園埋まるも新春全日プロ激震中!石川修司はノアへ

[週刊ファイト1月25日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼渕正信70歳 後楽園埋まるも新春全日プロ激震中!石川修司はノアへ
 photo & text by 甘井公平、テキサスロングホーン w/編集部編
・見出し「三沢式フェイスロックで王道継承!」水差す中嶋勝彦マイク除き
・安齊勇馬24歳 ロイヤル渕ランブルからメイン 渕正信デビュー50周年
・斉藤兄弟防衛!ジャイアント神様お告:不穏な空気引き抜きクーデター
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■ 新春ジャイアントシリーズ2024 ~渕正信デビュー50周年&70歳バースデー記念大会~
日時:1月14日(日)
会場:後楽園ホール 観衆1,258人(主催者発表)

見出し「三沢式フェイスロックで王道継承!」水差す中嶋勝彦マイク除き

 全日本プロレスの後楽園ホール大会『渕、デビュー50周年・70歳誕生日記念興行』は、様々な観点から本誌が取り上げない訳にはいかない興行となった。複数からの写真提供があり、報道が遅れたが拡大版をお届けする。

 チケット代は「12,000円」「8,000円」と強気な価格設定にもかかわらず8,000円のは早々に前売完売で、久々の満員に。試合結果や概略はネット時代、すでにアチコチで伝えられている通り。70歳で現役を続ける渕さんのデビュー50周年を祝ったほのぼのとしたものであったが、空気の読めない中島勝彦のマイクの時のみ観客席はドン引きである。せっかくのご祝儀興業を汚し、「三沢式フェイスロックで王道継承」が大見出しになるのを邪魔した格好なのか。

 インサイド情報によると興行終了後、渕は西村議員と飲みに行ったそうだが、やはりこれを愚痴っていたようだ。せっかく全日の未来と若手の伸長を、マイクで褒めちぎった後だけに・・・・。

 さりとて、翌日のブラックめんそーれ退団や、16日の石川修司、ヨシタツらのサイバー行き発表と、全日本プロレスが激震中であることは間違いない。

安齊勇馬24歳 ロイヤル渕ランブルからメイン 渕正信デビュー50周年
<第5試合 ロイヤル渕ランブル>
○安齊勇馬
 14分40秒 オーバー・ザ・トップロープ
●宮原健斗

退場順:本田竜輝⇒諏訪魔⇒鈴木秀樹(フリー)⇒青柳優馬⇒芦野祥太郎⇒鈴木みのる(パンクラスMISSION)⇒宮原健斗

<第6試合 渕正信デビュー50周年&70歳バースデー記念試合シングルマッチ時間無制限1本勝負>
●渕正信
 21分5秒 ステップオーバー式フェイスロック
○安齊勇馬

 メインの渕とのシングル戦を掛けたロイヤルランブルは、オーバー・ザ・トップロープ・オンリーのルールだったので、はっきり言えばドタバタコントです。
 ランブル式ということで1分ごとに入場だから、鈴木みのるの「風になれ」も、えらいショートアレンジでした。

試合後のマイクで渕は
「辛い。今日はホントにキツかった。こんな長いシングルはいつ以来だ?」(客席くら笑いと大・渕コール)

「全日本は本当に良い団体です。こんな暖かい興行を開いてくれて、お客さんも入っていろんな方が駆けつけてくれて。花もたくさん、ねぇ。ありがたいよ。」

「安斎。最後にやりあった技はなぁ、昔、三沢が初めて鶴田に(ちゃんと)勝った時の技なんだぞ。大事に使え。」

「お前もこの技で、どんどん先輩を超えてベルト巻けよ。なぁ!」

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